メキシコ対韓国、W杯グループA首位攻防 第1節を勝ち抜いた両者の順位と突破条件を整理

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グアダラハラで行われたA組第2節、メキシコが韓国を1-0で下し、2連勝で今大会初のグループステージ突破を決めた。後半5分、韓国GK金承奎(キム・スンギュ)のキャッチミスからMFルイス・ロモが押し込み唯一の決勝点。韓国は1勝1敗となり、最終節で引き分け以上なら突破が確定する。
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メキシコが2連勝でA組首位確定、今大会初の決勝T進出
6月18日(日本時間19日)、グアダラハラのグアダラハラスタジアムでFIFAワールドカップ2026北中米大会グループA第2節が行われた。共催国のメキシコ(FIFAランキング14位)が韓国(同25位)に1-0で勝利し、2連勝・勝ち点6でグループ首位を確定させた。今大会で最初に決勝トーナメント進出を決めたチームとなる。
第1節でメキシコが南アフリカに2-0、韓国がチェコに2-1でそれぞれ勝利。両チームとも白星スタートで迎えた首位攻防の一戦は、序盤から拮抗した展開が続く。どちらも守備ブロックを整えつつ機を見て前線に送り込む、慎重なテンポだった。
スコアレスで折り返す。ハーフタイムを挟んで流れが一変するのは後半開始直後のことだ。
後半5分のキャッチミスから決勝弾、ロモが無人ゴールに押し込む
前半20分、FC東京のGK金承奎(キム・スンギュ)はメキシコFWキニョネスのヘディングシュートを正面で弾く好セーブを見せた。ここで防いだことが、韓国のゲームプランを前半は保った。だが後半5分、明暗が分かれる。
ゴール前に高く浮いたボールを金承奎がキャッチしかけた瞬間、着地の際に味方DFと接触。こぼれたボールを、MFルイス・ロモ(グアダラハラ所属)がすかさず無人のゴールへ押し込んだ。NTVの映像は「余裕でハイボールキャッチかと思われたGKとDFが衝突し、こぼれ球が転々とゴールへ」という想定外の場面を伝えた。金承奎は芝を叩いて悔しさをあらわにした。
1点を追う韓国もすぐに反撃に転じる。後半30分、メキシコFWラウル・ヒメネスが至近距離からシュートを放ったが、韓国GK金承奎が体を投げ出して防いだ。同40分にも枠内シュートが飛ぶ。金承奎が再び立ちはだかった。
韓国はウイングバックを先発から1人入れ替えただけで10人が2試合連続先発した布陣で攻め続ける。4大会連続出場のFW孫興民(ソン・フンミン)らが何度かゴールに迫り、後半42分にはFWチョ・ギュソンのヘディングがゴールを捉えた。しかしメキシコGKランヘルが正面で阻んだ。最後まで均衡を破れず、0-1のまま試合終了のホイッスルを聞いた。メキシコは今大会2試合連続の完封勝利。
アギーレ監督、通算3度目のW杯指揮でグループ突破
試合後、メキシコのハビエル・アギーレ監督は3度目のW杯指揮でまた決勝トーナメントへ進んだ。2002年の日韓大会、2010年の南アフリカ大会に続くメキシコ代表としての3度目の采配で、3度すべてでグループステージを突破した。今大会は共催国として大きなプレッシャーがかかるなか、2試合で3得点・無失点という申し分ない結果を残した。
韓国の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督は試合後、「失点は惜しまれる」と語った。
苦しい数字もある。韓国はW杯の第2戦でこれまで過去11大会で4分け7敗という厳しい成績が続いていた。”魔の第2戦”と言われた難関でまたも勝ち点を落とし、突破の行方は最終節に持ち越された。
第2節終了後のグループA順位表
| 順位 | チーム | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 勝ち点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | メキシコ突破決定 | 2 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | +3 | 6 |
| 2 | 韓国 | 2 | 1 | 0 | 1 | 2 | 2 | 0 | 3 |
| 3 | チェコ | 2 | 0 | 1 | 1 | 2 | 3 | -1 | 1 |
| 4 | 南アフリカ | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 3 | -2 | 1 |
最終節の日程と韓国の突破条件を整理
グループA最終節は6月25日、2試合が同時に開催される。
- 6月25日(木)10:00チェコ対メキシコ @エスタディオ・アステカ(メキシコシティ)
- 6月25日(木)10:00南アフリカ対韓国 @モンテレイ
韓国の突破条件は3パターンに整理できる。南アフリカに勝利すれば勝ち点6となり、2位以内が確定して突破決定。引き分けた場合は勝ち点4に積み増し、第1節でチェコに2-1で勝った直接対決の結果が有利に働くため、チェコが最終節でメキシコを破っても韓国の2位通過が決まる。つまり勝利か引き分けなら自力で突破できる。
問題は敗れた場合だ。勝ち点3のまま3位に転落し、12グループの3位チームのうち上位8チームに与えられるノックアウトステージ枠を争うことになる。2026年大会は出場国が48カ国に拡大され、12グループの各3位チームのうち8チームが決勝トーナメントに進む仕組みだ。勝ち点3で3位に終わった場合、他グループの結果次第では生き残れるが、自力での突破権は失う。
チェコと南アフリカもともに勝ち点1で最終節を迎え、どちらも2位浮上の可能性が残る。グループAの命運は、6月25日に決まる。
[文/構成 by たかなし もか]






























































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