BTS、コーチェラ2027の出演オファーを辞退と報道 ワールドツアーの2027年日程と、予告された日本公演の現状

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
BTSが、米国の大型音楽フェス「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル」(コーチェラ)の2027年出演オファーを断ったと、米芸能メディアが現地時間10月30日に報じた。BTSと所属会社HYBE、主催者側はいずれもコメントを出しておらず、理由も明らかになっていない。ファンが気になるのは来年の動きだろう。ワールドツアー「ARIRANG」の2027年日程と、すでに予告されている日本公演がいまどうなっているのかをまとめた。
主催者の打診を断ったと米メディアが報道
報道は、関係者の話として、コーチェラを主催するゴールデンボイス社から2027年の出演を打診されたBTSが、これを受けなかったと伝えた。同じ報道では、ロックバンドのレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンも招待を断ったとされる。1999年の第1回でヘッドライナー(その日の最後に出る看板出演者)を務めたバンドだ。
一方、デュア・リパ、SZA、テーム・インパラの3組はヘッドライナーとして最終調整に入っていると伝えられた。いずれも主催者の発表はなく、2027年の出演者はまだ1組も公式に明かされていない。
コーチェラ2027は、2027年4月9〜11日と16〜18日の2週末、米カリフォルニア州インディオのエンパイア・ポロ・クラブで開かれる予定だ。
BTS側は、この件について何も発信していない。出演交渉があったこと自体も、HYBEや主催者は認めていない。辞退の理由は、報道でも明らかにされていないままだ。
9月には「獲得へ交渉中」と報じられていた
話が表に出たのは、2026年9月上旬だった。米音楽業界誌が「ゴールデンボイスがBTSの2027年出演に向け、熱心に交渉している」と報じ、韓国の英字紙など各国のメディアが後を追った。ヘッドライナーの残り1枠に最も近い候補とする見方もあった。
伏線はその前からあった。2026年3月21日、ソウル・光化門広場で開かれたBTSの完全体カムバック公演を、ゴールデンボイスのポール・トレットCEOが、HYBEのパン・シヒョク議長と並んで観覧していた。さらに1月には、BTSのワールドツアーの興行権をめぐって、HYBEとコーチェラの運営会社側の間に出資を含む交渉があったと報じられている。この話はまとまらず、ツアーは別の大手興行会社ライブ・ネイションが手がけることになった。
流れが変わったのは10月上旬。海外メディアが「交渉は合意に至らず終わった」と伝え、10月30日の報道で「BTSが断った」という形で伝わった。
ツアーの最終日はコーチェラの約3週間前
なぜ断ったのか。
理由は分からない。ただ、日程を並べると、ツアーとフェスの近さは見えてくる。ARIRANGツアーで発表済みの最後の公演は、2027年3月16日のフィリピン・ブラカン公演。コーチェラの第1週末が始まる4月9日まで、約3週間しかない。
ツアーは2026年4月9日に韓国・高陽で開幕した。HYBE JAPANは1月14日のプレスリリースで、世界34都市で全79公演と発表している。その後、南米やジャカルタ、ブラカンなどで公演を追加し、6月には全88公演まで膨らんだと報じられた。2027年に入っても、オーストラリアからアジアへと移動が続く。
2027年の発表済み日程は次のとおりだ(10月31日時点)。
| 日程 | 都市 | 会場 |
|---|---|---|
| 2月10・12・13日 | メルボルン | マーベル・ |
| 2月20・21日 | シドニー | アコー・ |
| 3月4・6・7日 | 香港 | 啓徳スタジアム |
| 3月13・14・16日 | ブラカン | フィリピン・ |
| 未発表 | 日本・ | 未発表 |
2月10日から3月16日までの約5週間で4都市11公演。どれもスタジアム規模の会場で、3月のブラカン公演は先に決まっていた2日間が売り切れ、3日目が足された。
とはいえ、日程の近さが辞退の理由だと示す報道はない。日程表から分かるのは、ツアーの最後とフェスの間が約3週間という事実だけだ。
2027年の日本公演はいつ? 発表は「日本・中東」の予告まで
日本のファンにとって一番知りたいのは、2027年の日本公演だろう。
HYBE JAPANは1月14日のプレスリリースで「2027年に日本および中東での公演日程が追加される」と明らかにした。ツアーの公式日程表にも、2027年に日本、中東などの都市を追って発表するという告知が載っている。
ただし、10月31日時点で、日本公演の日程・都市・会場は発表されていない。このツアーで日本で開かれた公演は、2026年4月17・18日に東京ドームで開いた2公演だけだ。約7年ぶりの来日公演で、2日間で約11万人が集まった。
ネット上には日本公演の時期を予想する記事も出回るが、いずれも公式の発表ではない。日程やチケットの案内は、BTSの公式ファンクラブやWeverse、HYBE JAPANの発表を待つ必要がある。
グラミー賞の件とは別の話
BTSは7月29日、2027年のグラミー賞に作品をエントリーしないと表明している。メンバーがSNSに投稿した声明は部門名に触れていないが、音楽が地域や言語で分けられず、そのものとして聴かれ愛されてほしいという考えを示した。新設された「ベスト・アジアン・ポップ・ミュージック・パフォーマンス」部門への反応と受け止められている。
コーチェラの件と同じ「2027年」の話で、並べて語られやすい。だが、両者を結びつける根拠は報じられておらず、別々の出来事として受け止める必要がある。
日本で見られる次の機会は11月5日深夜
公式な発表がないまま、海外発の報道だけが先に動く状況が続く。コーチェラ2027の出演者が発表されれば、報道の真偽は自然と分かる。
日本では、東京ドーム公演の模様に触れられる機会が近づく。4月17日公演のダイジェストを地上波で初めて流すTBSの特番『BTS「ARIRANG」ー再び7人で、世界へー』が、11月5日深夜(26時5分から30分間)に放送される予定だ。一部地域では放送がない。
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ツアーは南米を回ったあと、11月の台湾・高雄から12月のバンコク、クアラルンプール、シンガポール、ジャカルタとアジアを巡り、2027年のオーストラリア・アジアへと続く。日本と中東の追加日程の発表は、まだ残っている。
[文/構成 by ライター あおい りんご]










































































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