GLAY・TERU、2003年に禁煙を決意とXで説明 Mステ「誘惑」の歌声の変化に言及

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ロックバンド・GLAYのボーカル、TERU(55)が10月25日、自身のXを更新し、2003年に禁煙を決意していたことを明かした。きっかけは10月23日のテレビ朝日系「ミュージックステーション」40周年スペシャルで歌った「誘惑」に、視聴者から「歌声が変わった」と反応があったことだ。TERUは禁煙後の数年間に声が不安定になった時期があったと打ち明けたうえで、今は禁煙を「心から良かった」と受け止めているとつづった。
「歌声が変わった」の反応に長文でこたえる
投稿の冒頭で、TERUはMステで披露した「誘惑」を聴いた人から「歌声が変わった」という反応があったと紹介した。そこから話は28年前にさかのぼる。
投稿は1998年、2003年、2026年と年を区切り、自分の歩みを順にたどる構成だった。「誘惑」を発売した1998年当時について、TERUは「1日にタバコを3箱吸うほどのヘビースモーカーでした」と明かした。転機は2003年。「ボーカリストとしての未来を考え、禁煙を決意」したと説明し、2026年の歌声は禁煙から23年がたった今の声だと位置づけた。
続く部分では、まず「喫煙そのものを否定するつもりはありません」と断っている。そのうえで「禁煙してからの数年間は、歌声が不安定になり、自分の声と向き合い続けた時期もありました」と、禁煙直後の苦労を隠さなかった。
それでも決断は揺らがなかった。「ボーカリストとして一日でも長く歌い続けたい!その想いで決断した禁煙ですが、23年経った今は、心から良かったと思っています」。長く歌い続けるための選択だったことが、この一文から伝わる。
28年ぶりの「誘惑」はライブ会場からの生中継
話題の発端となったMステは、10月23日午後8時から2時間の生放送で届けられた番組40周年の特別編だった。番組は1986年に始まった。GLAYは東京・SGCホール有明のライブ会場から中継で出演し、テレビ初披露となる最新シングル「汚れた英雄」と、同番組では28年ぶりの歌唱となる「誘惑」の2曲を演奏した。
SGCホール有明では10月22日と23日の2日間、GLAYの特別ライブが組まれていた。22日はシングル「汚れた英雄」の購入者、23日は対象店舗でアルバムを予約購入した人がエントリーできる公演で、冬のアリーナツアーに先がけた舞台だった。番組の公式Xは放送中、「このあとはGLAY」と中継を予告し、メンバーのコメントも紹介した。TERUは「会場の熱気が伝えられるよう頑張ります!」と意気込み、TAKUROはライブ終盤の時間帯での出演になることに触れて、その熱が伝わればと話していた。客席の熱気を背に歌った1曲が、思わぬ形で歌声の話題につながった。
「誘惑」は1998年4月29日に発売されたシングルで、作詞・作曲はTAKURO。同じ日に「SOUL LOVE」も発売する2枚同時リリースで、「誘惑」は同年のオリコン年間シングルランキングで1位となった。GLAYを代表するヒット曲の一つだ。発売当時と同じ曲を、同じ番組で、28年の時間を挟んで歌う。聴き比べたくなる視聴者が多かったのも無理はない。
「どちらもその時代の自分の声」
TERUは投稿の後半で、声の変化そのものについての考えをまとめた。「年齢を重ねれば、声も変わっていきます。でも、それは決して悪いことではなく、これまで積み重ねてきた時間が声に表れているのだと思います」。変わったことを否定も弁解もせず、時間の積み重ねとして受け止める姿勢だった。
締めくくりには、1998年の「誘惑」も2026年の「誘惑」も「どちらもその時代の自分の声」と記した。最後は「これからも変化を恐れず、今の自分にしか出せない声で歌い続けていきたいと思います」と結んでいる。
投稿には、今の歌声をたたえる返信や、声を守るための努力をねぎらうファンのコメントが相次いだと報じられた。2003年の決断から23年。55歳のボーカリストが自らの言葉で経緯を語ったことで、「声が変わった」という指摘は、TERUが歌い続けるために選んだ道を知るきっかけに変わった。
新アルバム発売、11月からはアリーナツアー
GLAYは30周年の活動を終え、今年は新作の制作とライブを重ねてきた。9月23日には64枚目のシングル「汚れた英雄」を発売。HISASHIが作詞・作曲を手がけ、映画『汚れた英雄』の主人公の葛藤から着想を得た曲で、GLAYでは珍しい速いラップを取り入れている。1月27日のKアリーナ横浜公演で初めて披露され、ライブを重ねて仕上げてきた。10月24日には、日本テレビ系「DayDay.」の11月度エンディングテーマに決まったことも公式サイトで発表された。
10月21日には、約2年ぶりで通算18枚目となるオリジナルアルバム『旅する理由を待ちながら』を発売した。「Dead Or Alive」「汚れた英雄」「悲願 GLAY×世武裕子 feat.小田和正」などを含む全15曲入りで、CD Only盤は3,850円(税込)だ。ジャケットには、制作期間中の出来事にまつわる写真やメンバー自身が撮った写真をそれぞれが選んで並べたコラージュを使っている。
アルバムには、TERUが作詞・作曲したTVアニメ『ダイヤのA actⅡ -Second Season-』第2クールのオープニングテーマ「NEVER SAY NEVER AGAIN」も収められている。収録曲の多くは1月のKアリーナ横浜公演や3月から始まった全国ホールツアーで先に披露され、ライブで練り上げてから録音された。公式サイトは、30周年の活動を終えたメンバーが、音楽を始めた頃の初期衝動を取り戻しながら仕上げた作品だと紹介している。
関連記事:GLAY、約2年ぶりのオリジナルアルバム『旅する理由を待ちながら』10月21日発売 通算18枚目
10月25日にはYouTubeで「GLAY STATION」がスタートし、ライブの予定も続く。全国11か所22公演のアリーナツアー「GLAY ARENA TOUR 2026-2027 “EXOFIRE”」が11月7日の大阪城ホールで開幕し、11月28日と29日には東京・有明アリーナで公演を行う。ツアーは2027年2月21日の横浜アリーナまで続く予定で、禁煙から23年を経たTERUの今の声を、全国の会場で聴くことができる。
[文/構成 by Webライター 真柴 ことね]









































































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