幾田りら、札幌・創成川公園でサプライズ路上ライブ 本人Xで「8年ぶりのストリート。」

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
YOASOBIのボーカルikuraとしても活動する歌手の幾田りら(26)が10月17日、札幌市中央区の創成川公園でサプライズの路上ライブを行った。同日午後、本人がXで「8年ぶりのストリート。」と報告し、足を止めた人たちに感謝を伝えている。札幌では11月14日と15日に、YOASOBIのドーム公演が控える。
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正午すぎの予告から約3時間半後に「路上ライブさせていただきました!」
始まりは10月17日の昼だった。幾田は日本時間の12時24分ごろ、自身のXに「お天気晴れたし、なにか歌ってみようかな。」「わくわく。」と書き込み、「Spotted: 札幌 創成川公園」と場所を添えた写真を投稿する。投稿では「Spotted:」という名前のXアカウントもタグ付けされていた。このアカウントは10月16日に開設されたばかりで、10月18日時点で活動の中身は明らかにされていない。
予告の投稿は10月18日時点で1000万回以上表示され、いいねは5万8000件を超えた。週末の札幌中心部で、思いがけない呼びかけが一気に広がったことになる。
ライブを終えた幾田は、15時49分ごろに再びXを更新した。投稿にはこうつづられていた。
「路上ライブさせていただきました! 足を止めてくださった皆さまありがとうございました! とても温かくて嬉しかった 8年ぶりのストリート。裸の心で、また夢をみることができました。来月札幌でドーム2daysやります 最高のライブ体験をお約束します。そして今日お会いした皆さま、また再会しましょう」
約7分後にはYOASOBIのスタッフ公式アカウントも「札幌 創成川公園にて、ikuraがサプライズ路上ライブをさせていただきました。」と投稿し、「突然のところ、足を止めてくださった皆様ありがとうございました」と感謝を伝えた。幾田の報告の投稿も10月18日時点で100万回以上表示され、いいねは3万6000件を超えた。一方、歌った曲や集まった人数は、10月18日時点で本人・公式とも明らかにしていない。
札幌の真ん中を南北に走る「水と緑とアート」の公園
会場になった創成川公園は、札幌の中心部を流れる創成川の両岸に整えられた細長い公園だ。管理者の公式サイトによると、南4条から北2条通りの間に樹木や花壇、彫刻を配置し、「水と緑とアートに親しむ公園」をうたう。大通公園やすすきの、狸小路商店街、二条市場にも歩いて行ける距離で、観光客と地元の人が行き交う場所にある。
10月初めには園内で「創成川ハロウィン」も開かれた。地元の人には見慣れた散歩道に、YOASOBIのボーカルがふらりと現れた格好だ。
ファンの反応も早かった。幾田の報告には「りらちゃん札幌まで来てくれてありがとう とっても素敵なライブでした」という感謝が届く。「名古屋もお待ちしております(路上ライブも大歓迎ですよー)」と、ツアーで回るほかの街からの呼びかけもあった。
「8年ぶり」が指すデビュー前の路上時代
なぜ「8年ぶり」なのか。
答えは、YOASOBI結成前の下積み時代にある。幾田は東京都出身で、中学生のころからギターを手に路上で歌ってきた。2024年3月に出演した日本テレビ系「しゃべくり007」では、中学3年で歌手を目指して路上ライブを始め、吉祥寺、新宿、渋谷、原宿などで歌っていたと語っている。高校時代には路上で見知らぬ人に体をつかまれ、「今すぐやめろ!」と怒鳴られた経験も明かした。
8年前の2018年4月11日、幾田はXに「路上ライブをお待ちくださっている方々へ」と題した画像を投稿している。新しいアルバムの最終作業が長引いているとわび、渋谷のツタヤ前に「21時過ぎ」に駆けつけると知らせる内容だった。当時17歳。待っている人がいるほど、路上ライブは定着していた。
転機は翌2019年に訪れる。コンポーザーのAyaseと組んだYOASOBIが同年12月に「夜に駆ける」を配信し、ikuraの名前は一気に広まった。その後は国内外のアリーナやドームが主な舞台となり、路上から遠ざかっていく。ファンの一人は報告に「りらちゃんの路上ライブなんてもう存在しないのかななんて思ってたから世界の幾田りら、世界のikuraになってもやってくれるの嬉しい」と書き込んだ。
「裸の心で、また夢をみることができました」。デビュー前に通った場所と同じ、ギターと声だけの距離に戻った1日を、幾田はそう言い表した。
11月14・15日は札幌でドーム公演、ツアーは10月24日開幕
路上ライブの先に待つのが、YOASOBIのアジアツアー「YOASOBI ASIA 10-CITY DOME & STADIUM TOUR 2026-2027 “超惑星”」だ。国内は5都市10公演で、10月24日と25日の京セラドーム大阪で幕を開ける。11月7日と8日のバンテリンドーム ナゴヤに続き、札幌公演は11月14日と15日に大和ハウス プレミストドームで行われる。
札幌の開演は14日が18時、15日が17時。札幌公演の案内ページによると、料金は指定席が1万4000円(税込)。4歳から小学生以下の子ども連れの家族に限った着席指定のファミリーチケット(大人1万4000円、子ども8000円、いずれも税込)も用意される。その後は11月28日と29日のみずほPayPayドーム福岡、12月5日と6日の東京ドームへと続く。国内公演のチケットは10月10日に一般発売が始まり、スタッフの投稿も「11/14(土)、15(日)大和ハウス プレミストドームにて改めて戻ってまいります」と札幌での再会を約束した。
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楽曲の動きも続く。10月14日には連続テレビ小説「ブラッサム」の主題歌「咲き誇れ」を配信し、同日夜にミュージックビデオも公開した。10月16日にはYOASOBIの公式YouTubeチャンネルで俳優トム・クルーズとの特別対談を公開している。12月19日にはSpotify日本上陸10周年を記念した、Premiumのトップリスナーらを招待するライブ「Spotify On Stage Tokyo 2026 -10th Anniversary Special- with YOASOBI」への出演も決まった。
ソロとしても、2026年は1月に「パズル」、4月に「stay with me」を配信し、5月には3年ぶりのソロツアー「幾田りら LIVE TOUR 2026 “Laugh”」で神戸、横浜、ソウルを回った。
札幌のドームで大観衆の前に立つ約1か月前、幾田は同じ街の川沿いで歌った。「今日お会いした皆さま、また再会しましょう」。その言葉の行き先は、11月の大和ハウス プレミストドームになる。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]













































































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