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迫田孝也、初耳学で父が教師と語る 広島大学教育学部で体育教師を目指した過去

迫田孝也、初耳学で父が教師と語る 広島大学教育学部で体育教師を目指した過去

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

鹿児島市出身の俳優・迫田孝也(49)が10月18日放送のMBS/TBS系『日曜日の初耳学』に出演し、父が教師だったことを明かした。自身も教師を就職先の候補に考え、バレーボール部の顧問になる体育教師を目指して広島大学教育学部へ進んだという。役者を志したきっかけは、20歳の頃に奄美大島で出会った、山田洋次監督とともに休暇で訪れていたスタッフとの会話だった。

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林修の質問に「父が教師をしていまして」

迫田が登場したのは、林修が”時代のカリスマ”と向き合う人気企画「リモートインタビュアー」だ。放送は10月18日の午後10時から10時54分まで。「ブレイクまでどんな人生を歩んできたんですか?」という問いを軸に、トークが進んだ。

放送後の報道によると、林から「もともと教師を目指していたっていうふうに伺ったんですけども」と振られると、迫田はまず家族の話から切り出した。「父が教師をしていまして、自分の就職を考えた時に、教師もいいな」と、就職先の選択肢の一つに入っていたという。続けて、教師の中でも体育を選んだ理由として、ずっとバレーボールに打ち込んできたことに触れ、「顧問の先生を目指して、体育教師を目指そうと思ったのが、大学の時。広島大学の教育学部」と、進学先の名前まで自分の口で挙げた。

父と同じ道を選択肢に入れ、部活動で打ち込んだ競技を生かせる仕事として体育教師を思い描いた。進路の筋道は、そこまで具体的だったのだ。

鶴丸高校から広島大学へ、バレーボールひと筋の10代

迫田は1977年4月6日生まれ。鹿児島市出身で、所属事務所はホリプロだ。2020年の雑誌のインタビュー記事では、厳格な「薩摩隼人」だった父の背中を見て育ち、父と同じ教師を目指したと紹介されている。進学したのは、鹿児島県内有数の進学校として知られる鹿児島県立鶴丸高等学校。本人は同じインタビューで「高校までバレーボールひと筋」だったと話し、中学・高校では専門の指導者がおらず、部員が自分たちで練習メニューを考えていたと明かしていた。

高校卒業後は広島大学教育学部に進み、保健体育を専門に学んだ。番組で語った「顧問の先生を目指して」という言葉は、こうした10代の経験と重なる。

鹿児島とのつながりは今も続く。迫田は2024年2月29日に鹿児島市から「鹿児島市ふるさと大使」を委嘱された。市の紹介ページは、俳優としての出演に加え、薩摩ことばの指導で作品に関わっていることにも触れている。2018年の大河ドラマ『西郷どん』では江藤新平を演じながら、薩摩ことばの指導役も務めた。指導役として現場に入りながら、自ら売り込んで役をつかんだ経緯は、番組の告知でも取り上げられていた。佐賀藩士の江藤新平を演じたため、劇中で話すのは薩摩ことばではなく佐賀の言葉だった。

奄美大島での出会いが進路を変えた

では、なぜ教師ではなく俳優の道を選んだのか。

転機は20歳の頃に訪れた奄美大島だった。報道によると、番組で迫田は「そこで山田洋次監督と出会いまして。バカンスでスタッフの方と来られていたんです」「僕がお世話になっていたホテルがちょうど一緒」と回想した。監督本人と言葉を交わしたわけではない。それでも、スタッフとの会話の中で撮影の裏側を聞くうちに、もともとドラマや映画が好きだった気持ちが動き出した。

「本物の人たちと出会えたことで」、役者になりたいという気持ちが芽生えたと、迫田は明かした。

2020年のインタビューでは、この出会いを大学2年の夏、住み込みのアルバイト先での出来事として語り、映像の業界で働く人たちが「すごくキラキラしているように思えた」と表現していた。大学を卒業すると上京し、オーディション雑誌で見つけた劇団に研修生として入る。在籍は約8年に及んだ。

2006年ごろには、映画『ザ・マジックアワー』(2008年公開)のオーディションで三谷幸喜と出会い、三谷作品の常連になっていく。2014年には三谷が作・演出を手がけた舞台『酒と涙とジキルとハイド』に出演し、制作のホリプロに所属した。2016年の大河ドラマ『真田丸』では矢沢三十郎頼幸を演じ、テレビでも顔が知られるようになった。市の紹介ページは主な出演作として、2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、2023年から2024年にかけての舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』なども挙げている。

下積みを知る幼なじみと妻の手紙も

番組の告知では、極貧の下積み時代を知る幼なじみで、東映の映像企画部長・エグゼクティブプロデューサーを務める和佐野健一がリモート中継で登場し、当時の生活や芝居へのダメ出しを明かす場面が予告されていた。林が「3回見直した」という、27歳の迫田が出演した『相棒 season3』の映像も紹介されると案内されていた。

下積み時代から支えてきた妻からはサプライズの手紙が届き、迫田が目頭を熱くする一幕もあると明かされていた。ドラマで共演を重ねてきた芳根京子もVTRで登場し、自身が舞台の稽古で悩んでいた時に迫田がこっそりチケットを買って観に来てくれた思い出を語ると紹介されていた。

『VIVANT』では2023年の第1シーズンで、主人公・乃木憂助(堺雅人)の同期でありながら裏切る山本巧を演じた。2026年7月26日に第2シーズンが始まると、TBSラジオで本編の放送後に生放送で物語を考察する『VIVANT 悪役会議室』のパーソナリティを、ワニズ役の河内大和、ゴビ役の馬場徹と務めている。番組の告知では、このラジオの裏側を語ることも予告されていた。

大河『豊臣兄弟!』と舞台『スリーゴースト』に出演中

10月18日は、迫田にとって出演作が続く一日になった。同じ日の午後8時にはNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の第40回が放送され、迫田は徳川家康(松下洸平)の重臣・石川数正を演じている。前回の第39回の終盤では数正が徳川家を出奔して秀吉(池松壮亮)の前に姿を見せ、第40回は出奔に揺れる徳川家中から物語が動き出した。

出演が発表された2026年1月、迫田は『真田丸』以来の戦国時代について「10年前と主君は違えど、またこの戦国の世に戻ってきたことを嬉しく思います」とコメントしていた。

関連記事:倉沢杏菜、『豊臣兄弟!』第40回「あさひの輿入れ」で秀吉の妹役 『光る君へ』『ばけばけ』にも出演

舞台にも立つ。堺雅人が17年ぶりに出演する舞台『スリーゴースト』(作・サイモン・スティーヴンス、演出・ショーン・ホームズ)で、迫田は主人公ジョーの友人の眼科医ユーゴを演じている。東京・渋谷のPARCO劇場での公演は10月27日まで続き、その後は岡山、大阪、愛知、宮崎を経て、12月13日の福岡まで巡る。

関連記事:堺雅人、17年ぶり舞台『スリーゴースト』がPARCO劇場で初日 あらすじと共演者

2025年以降も、ドラマ『御上先生』、映画『TOKYOタクシー』など出演作は途切れない。体育教師を目指した広島大学教育学部の学生が、奄美大島での出会いをきっかけに役者を志してから30年近く。鹿児島市出身の49歳は、大河、連続ドラマ、舞台をまたいで出演を重ねる。

放送はTVerで見逃し配信されている。

[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]

寄稿者

真柴 ことね
芸能ニュースや音楽、テレビ番組の話題を中心に書いているWebライター。ライター歴は11年。朝は情報番組をはしごするのが日課で、気になった話題はその日のうちに調べ始める。心がけているのは「公式発表を最初に読む」こと。所属事務所やレーベルの発表、番組の公式サイトまで確かめてから書く。ドラマは録画して週末にまとめて観る派。

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