大槻オドル、ドナタ脱退を発表 アメリカでコメディを目指すため、シブヤとヒサノはドナタを継続

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ケイダッシュステージ所属のお笑いトリオ「ドナタ」の大槻オドル(30)が9月24日、自身のXでトリオからの脱退を発表した。理由は「アメリカに行ってコメディをしたい」という思いだ。残るシブヤとヒサノは2人でドナタを続け、3人そろっての最後の舞台は10月11日のラストライブとなる。
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大槻オドルが9月24日にXで脱退を報告
発表は9月24日、大槻のXへの投稿だった。「シブヤとヒサノはケイダッシュステージにてドナタを継続し、大槻はひとりで活動いたします」と今後の体制を先に示し、「これまでのドナタを応援いただいた方々、本当にありがとうございました」とファンへの感謝を添えている。
投稿に添えた文書では、脱退の理由にも触れた。「非常に身勝手な決断で大変申し訳ありませんが、アメリカに行ってコメディをしたいという思いから、この選択に至りました」。突然の報告になったことをわびながら、海外の舞台で笑いに挑みたいという動機をはっきり書いている。
感謝の言葉は具体的だった。大槻は「第一に相方のふたりを始めスタッフさん、芸人の同期・先輩方に本当に感謝しています」と記し、ライブに足を運んだ客にも礼を述べる。そのうえで「ご期待をいただいていた方、このような形になってしまい申し訳ございません」と頭を下げた。
渡米の理由として大槻が挙げたのは、この「コメディをしたい」という思いだ。
大槻は所属事務所の公式プロフィールで、特技に「英語・インドネシア語」を挙げ、資格欄にはTOEICスコア900と記している。語学を武器にする芸人が、英語圏のコメディに挑む決断をした。ただ、渡米の時期や現地でどんな形で活動するのかは、9月25日時点で明らかにしていない。
残る2人は「これからもドナタを続けます」
トリオの名前は、シブヤとヒサノが引き継ぐ。ヒサノも9月24日にXを更新し、「発表のとおり、大槻オドルがドナタを脱退することになりました」と報告した。
ヒサノが強調したのは、送り出す側の気持ちだった。「約4年間、一緒にコントを作って、舞台に立ってきました。寂しさはありますが、アメリカでコメディをやりたいという大槻の決断を応援しています」。寂しさを隠さず、それでも背中を押す内容だ。
2人体制への意欲もにじむ。ヒサノは「シブヤと僕は、これからもドナタを続けます。2人でどんなコントができるか、引き続き観ていただけたら嬉しいです」と呼びかけた。大槻も文書の中で、シブヤとヒサノへの応援をファンに頼んでいる。
トリオで作ってきたコントを、2人でどう組み直すのか。ドナタにとって、結成から約4年で初めての大きな編成替えになる。
2022年12月結成、ケイダッシュステージのコントトリオ
ドナタの結成は2022年12月1日。事務所の公式プロフィールによると、ケイダッシュステージへの所属は2023年10月13日で、オードリーやトム・ブラウン、ヤーレンズらと同じ事務所に籍を置く。
主戦場はコントだ。結成直後の2023年1月、ヒサノはnoteでトリオ結成を報告し、翌月にライブ「何方未知~どっちみち~」の第1回を開くと告知していた。この「どっちみち」は続き、9月26日にはvol.32を迎える。
賞レースでは、コントの日本一を決める「キングオブコント」で2024年と2025年の2年続けて準々決勝に進んだ。2026年大会は7月18日の1回戦を通過したものの、8月5日の2回戦で敗れ、準々決勝進出者に名前はなかった。漫才の「M-1グランプリ」には2025年に出場し、1回戦を通過して2回戦で敗退している。
| 年 | 大会 | 結果 |
|---|---|---|
| 2024年 | キングオブコント | 準々決勝進出(準決勝進出ならず) |
| 2024年11月30日 | お笑いJACKPOT(第7回) | 優勝 |
| 2025年 | ABCお笑いグランプリ(第46回) | 準決勝進出(決勝進出ならず) |
| 2025年 | キングオブコント | 準々決勝進出(準決勝進出ならず) |
| 2025年 | M-1グランプリ | 2回戦敗退 |
| 2026年 | キングオブコント | 2回戦敗退 |
ライブシーンでは結果も出ている。2024年11月30日の「第7回 のむシリカPresents お笑いJACKPOT」で優勝した。漫才・コント・ピン芸を問わない若手の賞レース「第46回ABCお笑いグランプリ」では、2025年に542組の中から準決勝の42組に残り、6月17日にABEMAで配信された決勝進出者発表特番に出演している。
キングオブコント2026の予選には、松竹芸能のトリオ・シテントルも出場していた。シテントルは9月16日に解散を発表しており、同じ大会を戦った若手トリオの体制変更が続く。
関連記事:シテントル、松竹芸能が解散を発表 キングオブコント2026に出場していたお笑いトリオ
メンバー3人の顔ぶれ
大槻は1996年7月14日生まれ、大阪府出身。本名は大槻光平で、事務所のプロフィールに記されたデビュー年は2022年10月1日だ。ドナタ結成のわずか2カ月前に芸人の道へ入った計算になる。特技にはダンスや即興ソング、カクテルメイクも並ぶ。
シブヤは1997年4月29日生まれの29歳。青森県出身で、本名は澁谷祐生。デビューは2019年4月1日で、趣味の欄にはプレミアリーグ観戦やフットサルを挙げている。
ヒサノは1996年11月15日生まれの29歳で、東京都出身。本名は久野心大と書く。デビューは2017年8月1日と、3人の中で芸歴が最も長い。特技の欄には写真と企画、弓道が並ぶ。前述のnoteでは、コロナ禍の影響でいったんお笑いから離れ、写真などのビジュアル制作や企画を仕事にしてきたと明かしていた。2024年12月にはABEMAの報道番組「ABEMA Prime」にも出演している。
3人でのステージは残り2回、渡米時期は未定
3人のドナタを見られる機会は限られる。大槻の文書によると、3人で出演するライブは9月26日午後8時からの「どっちみちvol.32」と、10月11日午後3時から東京・中野Vスタジオで開くラストライブの2回だけだ。それ以外のライブには、シブヤとヒサノの2人で出演するという。
ヒサノも「3人での出演は、10月11日のラストライブが最後です」と書き、最後までの応援を求めた。大槻は文書の最後を「約4年間、本当にありがとうございました」と結んでいる。
一方で、大槻のアメリカでの活動については、渡米の時期や拠点とする都市などが発表されていない。現時点で確かなのは、10月11日のラストライブを区切りにトリオとしての活動を終え、その後は「ひとりで活動」するという点に限られる。
語学を持ち味にしてきた大槻は海の向こうへ、芸歴の長いシブヤとヒサノは2人のドナタへ。10月11日の中野で、3人のコントは一区切りを迎える。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]










































































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