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ブラック・ブレットが12年ぶり再始動 『新世界秩序』が11月10日から2冊同時刊行

ブラック・ブレットが12年ぶり再始動 『新世界秩序』が11月10日から2冊同時刊行

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電撃文庫のライトノベル「ブラック・ブレット」が12年ぶりに再始動する。神崎紫電と鵜飼沙樹が手がける新シリーズ『新世界秩序』は11月10日、第1巻と第2巻の同時発売でスタートだ。旧作は2014年4月の第7巻を最後に新刊が途絶えていた。12月から来年2月まで、毎月2冊ずつの刊行が続く。

全8冊を4カ月連続刊行、初回は1・2巻を同時発売

再始動は9月9日、電撃文庫の公式Xアカウントが発表した。新世界秩序は11月10日に「01 神を目指した者たち」と「02 VS神算鬼謀の狙撃兵」の2冊が同時に店頭へ並ぶ。12月10日には「03〈上〉炎による世界の破滅」と「03〈下〉復讐するは我にあり」、2027年1月8日には「04〈上〉逃亡犯氏名、里見蓮太郎」と「04〈下〉煉獄の彷徨者」が続く。締めくくりの2027年2月10日は「全面改訂05〈上〉Re:世界変革の銃弾」と「全面改訂05〈下〉ジャスティス&アンジャスティス」の2冊で、4カ月にわたり計8冊が刊行される計算だ。著者は引き続き神崎紫電、イラストは鵜飼沙樹が務め、表紙は鵜飼による描き下ろしで一新される。タイトルに添えられた英語表記「ザ・ニューワールド・オーダー」も新シリーズだけの呼び名だ。

発売日刊行される巻
11月10日01 神を目指した者たち/02 VS神算鬼謀の狙撃兵
12月10日03〈上〉炎による世界の破滅/03〈下〉復讐するは我にあり
2027年1月8日04〈上〉逃亡犯氏名、里見蓮太郎/04〈下〉煉獄の彷徨者
2027年2月10日全面改訂05〈上〉Re:世界変革の銃弾/全面改訂05〈下〉ジャスティス&アンジャスティス

前作から12年7カ月、新刊途絶の背景にアニメ化の実績

ブラック・ブレットは2011年7月に刊行が始まった。設定上は西暦2021年にウイルス性寄生生物「ガストレア」が出現し、人類は人口の9割と国土の大半を失う。生き残った人々は特殊な金属で築いた壁に囲まれた「エリア」で暮らしており、物語は2031年の東京エリアが舞台だ。対ガストレア戦闘員の里見蓮太郎と、幼い相棒の藍原延珠が危険な任務に挑む物語だった。延珠は感染の影響で異能を宿した「呪われた子供たち」の一人という設定で、同じく匂田高校に通う16歳の「プロモーター」蓮太郎とコンビを組む構図がシリーズの核になっている。2014年にはテレビアニメ化され、4月から7月にかけてTOKYO MXやAT-Xなどで放送、蓮太郎役を梶裕貴、延珠役を日高里菜が演じた。並行してもりのほんによるコミカライズも連載され、全4巻で完結している。原作小説はシリーズ累計発行部数が2014年時点で95万部に達し、KADOKAWAが自ら「レジェンド作品」と位置づけるほどの人気を集めていた。海外でも米イェン・プレスが全7巻を英訳出版しており、国内外にファンを抱える作品だった。だが同年4月10日発売の第7巻「世界変革の銃弾」を最後に、新刊はぱったりと止まる。今回の11月10日刊行まで数えると12年7カ月が経過しており、「12年ぶりの再始動」という表現に無理はない。

1〜3巻は同じ展開、4巻から新たな分岐へ

電撃文庫の公式Xアカウントは、新世界秩序について「旧版をもとに神崎紫電が文章の一部を加筆・修正したシリーズ」と説明している。01から03〈上〉〈下〉までは旧作と同じ物語展開が続くが、04〈上〉以降は新たな分岐を迎えるという。最終巻に当たる05は〈上〉「Re:世界変革の銃弾」の時点から旧作7巻をベースにしつつも完全新作の領域に入り、続く〈下〉「ジャスティス&アンジャスティス」までを通して全く新しい物語が展開される。12年間読者の記憶に残ってきた結末が、書き下ろしの新章へつながる構成だ。公式は本作を、滅びゆく運命に抗う少年少女を描くヒロイック・アクションと紹介しており、初読の読者でも1巻から物語に入りやすい作りになっている。

Xでは驚きと歓喜、記念のアニメ一挙放送も

再始動の発表を受け、Xでは「まじ!?」「神崎先生、大丈夫だったのか」「見間違いじゃなくて!?」「ヤバい、嬉しすぎる」といった投稿が相次いだ。「ブラック・ブレット」「ブラブレ」がトレンド入りし、長年待ち続けたファンからの反応が一気に広がった格好だ。刊行を記念し、テレビアニメ版全12話が10月3日午前9時30分からABEMAのアニメSPECIALチャンネルで一挙放送される。放送後は2週間、無料で視聴できる。蓮太郎役の梶裕貴と延珠役の日高里菜による特報映像も公開され、ファンの期待をあおっている。

来年2月の完結後、新シリーズも控える

新世界秩序は2027年2月の05巻で一区切りを迎える予定だが、神崎紫電の歩みはその先も止まらない。電撃文庫の公式Xアカウントは特報として、神崎による完全新作「悪の神髄」を鋭意制作中とし、2027年春の発売を予告した。イラストレーターなどの詳細は続報を待つ形だが、ブラック・ブレットの再始動から間を置かずに次の展開が続くことになる。12年の沈黙を破った物語が、どこまで読者を連れて行くのか。まずは11月10日、書店に並ぶ2冊の行方に注目が集まる。

[文/構成 by MediaDogs編集部]

寄稿者

MediaDogs編集部
メディアドッグス株式会社のMediaDogs編集部チーム。インターネットマーケティングに約10年携わるメンバーで編成し、企画・取材・執筆から公開後の改善まで一貫して担当。「出会いを、設計する。」のもと、人と企業が正しく出会える場をつくるために、一次情報の確認とファクトチェックを徹底。情報をわかりやすく誠実に届け、読者の疑問を解決します。

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