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クライマックスシリーズ2026、ファイナル日程を発表 10月14日開幕、最大7試合で第7戦は10月20日

クライマックスシリーズ2026、ファイナル日程を発表 10月14日開幕、最大7試合で第7戦は10月20日

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日本野球機構(NPB)は8月24日、2026年セ・パ両リーグのクライマックスシリーズ(CS)日程を発表した。ファーストステージは10月10日、ファイナルステージは10月14日に開幕する。今季から条件付きで最大7試合制が導入され、該当すれば第7戦は10月20日に行われる。

ファーストは10日、ファイナルは14日開幕

ファーストステージは10月10日(土)に開幕する。対戦は2位球団と3位球団。3試合制でアドバンテージはなく、先に2勝した方が勝ち上がる。決着がつかなければ10月13日(火)を予備日に充てる。両球団の勝敗数が並んだ場合は、レギュラーシーズンで上位だった2位球団がファイナルステージへ進む規定だ。

ファイナルステージは10月14日(水)に開幕する。対戦するのはリーグ1位球団と、ファーストステージを勝ち上がった球団だ。通常は6試合制で、1位球団に1勝のアドバンテージが与えられ、アドバンテージを含めて先に4勝した球団が日本シリーズへ進む。日程は次の通りだ。

試合日程
第1戦10月14日(水)
第2戦10月15日(木)
第3戦10月16日(金)
第4戦10月17日(土)
第5戦10月18日(日)
第6戦10月19日(月)
第7戦※10月20日(火)
予備日10月21日(水)

※条件を満たして7試合制になった場合のみ。6試合制なら10月20日と21日はともに予備日。

セ・リーグとパ・リーグは同じ日程で進む。

「アドバンテージ2勝」新ルールの仕組み

発表で焦点になったのが、特定の条件を満たすと7試合制に切り替わる新規定だ。条件は2つあり、いずれか一方に該当すれば適用される。

1つ目は、1位球団とファーストステージを勝ち上がった球団のレギュラーシーズンのゲーム差が10ゲーム以上開いている場合。2つ目は、ファーストステージを勝ち上がった球団のレギュラーシーズン勝率が5割に届いていない場合だ。

どちらかに当てはまると、1位球団のアドバンテージは2勝に広がる。先に5勝した球団が日本シリーズ進出を決める、最大7試合制だ。従来はゲーム差にかかわらず1勝のアドバンテージ・6試合制で固定されていた。改定により、レギュラーシーズンを制した球団の優位性は一段と大きくなった。いずれの条件も、1位球団と対戦相手の実力差が大きい場合を想定している。

引き分けや雨天中止が重なり、予備日を使っても規定の勝利数(6試合制なら4勝、7試合制なら5勝)に届かない球団が出た場合は、その時点で勝利数が多い方を勝者とする規定も設けられている。

8月23日時点の順位とCS争い

レギュラーシーズンはなお進行中で、8月23日時点でも順位は流動的だ。セ・リーグは阪神が63勝47敗1分で勝率.573、首位を走る。2位の読売とは3.5ゲーム差だ。3位の横浜DeNAは12.5ゲーム差、4位の東京ヤクルトは13.0ゲーム差と、その差はわずか0.5ゲームでファーストステージ進出圏を争う。5位の中日、6位の広島はともに16.0ゲーム差まで開いている。

パ・リーグは福岡ソフトバンクが69勝41敗で勝率.627、独走に近い首位に立つ。2位の埼玉西武は5.5ゲーム差、3位の北海道日本ハムは8.5ゲーム差でファーストステージ圏内につけている。4位のオリックスは3位と6.5ゲーム差で追う立場だ。5位の千葉ロッテは16.0ゲーム差、6位の東北楽天は26.0ゲーム差まで開いている。

仮に今のゲーム差のままシーズンを終えれば、パ・リーグは1位ソフトバンクと2位埼玉西武の差が5.5ゲーム、3位北海道日本ハムとの差も8.5ゲームで、いずれも7試合制の条件となる10ゲーム差には届かない計算になる。

一方、セ・リーグは事情が異なる。3位の横浜DeNAは1位阪神と12.5ゲーム差まで開いており、このゲーム差を保ったままファーストステージを勝ち上がれば、それだけで10ゲーム以上の条件を満たす。さらに横浜DeNAの現在の勝率は.459で5割に届いておらず、この点でも7試合制の条件に該当する。数字上は、セ・リーグの方がパ・リーグより7試合制に切り替わる可能性が高い状況だ。レギュラーシーズンはこの先も続き、ゲーム差・勝率は今後の戦い方次第で変わる。

ルール改定にファンから割れる反応

SNS上では、改定を巡って意見が分かれている。THE DIGESTによると「この条件なら、まあ分かるという感じ」「1位が圧倒的有利じゃないと、ペナントレースの意味はない」と支持する意見がある一方、「CSをやる意味あるのか?」「2位以下でも勝ち抜けるシステムなのに、勝ちづらくしている」と疑問視する向きもあるという。

賛成派はレギュラーシーズンを勝ち抜いた1位球団の価値を重く見る立場。反対派は、下位からの逆転劇こそCSの醍醐味だと捉える立場だ。

日本シリーズは10月24日開幕

ファイナルステージを勝ち上がった2球団は、10月24日(土)開幕のSMBC日本シリーズでセ・パ両リーグの頂点を争う。第1・2戦と第6・7戦はセ・リーグ球団の本拠地、第3〜5戦はパ・リーグ球団の本拠地で行われる予定だ。

ファイナルステージが最終の10月21日までもつれ込んでも、日本シリーズ開幕まで中2日を確保した日程になっている。

どちらの条件に当てはまるかは、レギュラーシーズン終盤とファーストステージの結果が出そろうまで分からない。1位球団のゲーム差が10ゲーム以上に開くか、ファーストステージを勝ち上がる球団の勝率が5割を切るか。今シーズンどちらかが満たされるかどうかが、ファイナルステージの試合数を左右する。

[文/構成 by スポーツライター 高瀬翔吾]

寄稿者

高瀬翔吾
Webメディアでスポーツ、エンタメ、時事ニュースなど、累計数千本の記事制作に携わってきたスポーツ系ライター。野球分野では、プロ野球の試合結果や選手の記録をはじめ、MLB、高校野球、ドラフト、移籍、契約更改などの記事を継続的に担当。数字や公式記録を基に情報を整理する記事を得意としており、結果を伝えるだけでなく、その記録が持つ意味や、選手・球団を取り巻く背景までわかりやすく解説することを心がけている。主な執筆分野は、プロ野球、MLB、高校野球、侍ジャパン、ドラフト、移籍情報。

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