ファミマでかんたん!ブックオフ買取が8月25日開始 申込サイト入力から店舗持ち込み・査定・入金までのやり方を整理

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
ファミリーマートとブックオフコーポレーションが提携し、宅配買取サービス「ファミマでかんたん!ブックオフ買取」を8月25日に始める。対象は全国約1万6000店で、専用サイトに申し込んだ品物を店舗へ持ち込み発送する仕組みだ。店頭でその場の査定は受けられず、査定はブックオフが後日行う。
全国1.6万店で8月25日にスタート
ファミリーマートとブックオフコーポレーションは8月19日、宅配買取サービス「ファミマでかんたん!ブックオフ買取」を発表した。開始は8月25日(火)で、対象はマルチコピー機を設置した全国約1万6000店となる。コンビニを窓口にした買取サービスとしては大きな規模。
利用の流れはこうだ。まず専用の申込サイトへアクセスし、買取コースや箱数、振込先の口座などを入力する。事前の写真撮影や状態の説明は求められない。申し込みを終えたら品物を箱に詰め、最寄りのファミリーマートへ持ち込んで発送手続きをすれば、利用者側の作業はそこで終わる。
ここで誤解しやすいのが「店舗持ち込み」の意味だ。
持ち込み先の店舗は、あくまで荷物の発送窓口にすぎない。店頭でその場に査定してもらえるわけではなく、品物はいったんブックオフへ届けられ、査定を終えてから代金が支払われる。申込サイトへの入力と店舗での発送手続きを済ませれば、あとはブックオフからの連絡を待つだけだ。
伊藤忠との提携、実証実験に続く一手
このサービスは唐突に始まったわけではない。ファミリーマートの親会社にあたる伊藤忠商事は2月18日、ブックオフグループホールディングスと資本業務提携契約を結んだ。伊藤忠がブックオフGHD株式87万9000株を取得し、議決権所有割合は5.01%となった。ファミリーマートの店舗網をリユース品の仕入れに生かす狙いがある。
4月13日には都内30店舗で、衣料品や雑貨を無料で回収するボックス「R-LOOP」の実証実験も始まった。ただしR-LOOPは代金の支払いがない無料の回収ボックスだ。「ファミマでかんたん!ブックオフ買取」は、この資本業務提携が掲げる「ファミリーマート店舗網を活用したリユース品の仕入れ強化」の具体策の一つで、4月開始のR-LOOPに続く施策と位置づけられる。対象エリアは全国、対象品も本や家電、スマホなど幅広い分野に及び、査定額に応じて代金を支払う仕組みとなっている。9月に45周年を迎えるファミリーマートにとって、節目の年の目玉施策。
ファミリーマートの1日あたりの来店客数はおよそ1800万人にのぼる。この客足をリユースの入り口に変えられるかどうかが、提携の狙いだ。
申込みから入金まで、利用の流れ
発送の手続きは2通り用意されている。一つは店内のマルチコピー機で二次元コードを読み取り、サービス申込券を発行してレジに預ける方法。もう一つは、ファミリーマートに設置された宅配ロッカー「ファミロッカー」を利用する方法だ。ロッカーが満室でもレジへ預けられるため、混雑時でも困らない。
手続き自体は簡単だ。だが、梱包には条件がある。配送は宅配大手ヤマト運輸の仕組みを活用し、送料と手数料はいずれも無料だ。箱は3辺の合計が160センチ・重さ25キロ以内で、最大5箱まで対応する。申し込みから店舗への持ち込みまでの期限は29日以内だ。
発送された品物は、ブックオフの倉庫へ順に届く。到着後は査定が進み、発送からおよそ1〜2週間で、申込時に登録した口座へ振り込まれる流れだ。値段がつかなかった品物は、返却してもらうか、リサイクル資源としての処分を選べる。
買取対象とキャンペーンの中身
買取対象は幅広い。本やCD・DVD、ゲーム機・ゲームソフトのほか、服やバッグ、靴、帽子・ベルト・財布などの服飾雑貨、ブランドバッグや財布、腕時計、生活雑貨、家電、スマートフォン・携帯、トレーディングカード、フィギュアやプラモデルといったホビー用品、ぬいぐるみ、スポーツ用品、楽器まで含まれる。1回の申し込みで複数ジャンルをまとめて送れる点も使いやすい。
サービスの開始に合わせ、8月25日から11月30日まではキャンペーン期間だ。期間中に1000円以上の買取が成立すると、金額を問わず全員に「FamiPayギフトコード100円分」が進呈される。
ブックオフはすでに会員数が1000万人を超え、年間利用者は約8590万人にのぼる。宅配買取の利用件数も累計550万件を突破しており、リユース業界では実績のある事業者だ。
一方でファミリーマートは全国に約1万6000店を構える。ブックオフの実店舗約830店と比べると20倍近い数で、コンビニの店舗網がそのまま新しい買取の入り口になる計算だ。
梱包のルールと利用時の注意点
利用にあたって押さえておきたい点がいくつかある。対応するのはマルチコピー機を設置した店舗に限られ、すべてのファミリーマートで発送できるわけではない。申し込みの段階で振込先の口座情報が必要になるため、事前に準備しておくと手続きがスムーズになる。
梱包のサイズと重さの上限を超えると、発送を受け付けてもらえない場合もある。詰め込みすぎには注意したい。
繰り返しになるが、店舗で受け取ってもらえるのは発送手続きまでで、査定額はその場では分からない。金額をすぐに知りたい人にとっては、店頭で完結する従来型の買取との大きな違いになる。
コンビニのついでに不用品を手放せる手軽さと、ブックオフによる丁寧な査定を両立させた仕組みだ。都内30店舗でのR-LOOPの実証実験も、新しい買取サービスと並行して続く。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

































































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