『ハイド&シーク 0秒前の彼女』に志田彩良と田中樹 福士蒼汰主演で10月スタート

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
福士蒼汰(33)が主演する日本テレビ系の新日曜ドラマ『ハイド&シーク 0秒前の彼女』に、志田彩良(27)とSixTONESの田中樹(31)が出演すると、日本テレビが8月23日に発表した。志田は爆弾事件で死んだはずの恋人役、田中は政治団体のカリスマ的リーダー役。放送は10月に始まり、毎週日曜午後10時30分から流れる。
志田彩良は”死んだはずの恋人”、田中樹は黒髪で登場
志田が演じるのは、主人公・津倉勇一(福士蒼汰)の最愛の恋人・高木紗奈。爆弾事件に巻き込まれ、津倉の目の前で命を落としたはずの女性だ。優しく穏やかでいながら、最愛の恋人にさえ言えない”ある秘密”を抱えるヒロインになる。
志田は2021年放送のTBS系日曜劇場『ドラゴン桜』への出演で名前を知られ、主演ドラマ『消せない「私」―復讐の連鎖―』(2024年/日本テレビ系)や『こんなところで裏切り飯』(2025年/中京テレビ制作・日本テレビ系)に続き、NHKの連続テレビ小説『あんぱん』(2025年)にも出た。今年1月期には日本テレビ系水曜ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』に顔を見せている。
田中が演じる兵頭誠は、津倉の前に立ちはだかる政治団体「リヴ・コモンズ」のリーダーだ。言葉の力を信じてまっすぐ突き進む男だが、その情熱の裏には正解だけでは測れないもう一つの顔がのぞく。役作りのため、田中は黒髪で撮影に入った。
地上波の連続ドラマ出演は、2024年4月期の日本テレビ系『ACMA:GAME アクマゲーム』以来で、日本テレビは「約2年ぶり」としている。2023年10月期のテレビ朝日系『単身花日』などにも出てきた。8月29日放送の『24時間テレビ49』では、スペシャルドラマ『幸せはある』でエンジニアの田所を演じることも決まっている。
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爆弾事件、韓国への逃亡、そして1本の電話
物語の起点は、国家を揺るがす爆弾事件だ。フリージャーナリストの津倉は事件に巻き込まれ、目の前で紗奈を失う。ところが津倉自身が事件を首謀したテロリストとして国家に追われ、韓国へ逃亡した。
絶望の日々を送る津倉のもとへ、その紗奈から1本の電話がかかってくる。紗奈は生きているのか、それとも別の人間なのか。国家から逃げながら謎に包まれた恋人を追いかける逃走と追跡が同時に走り出し、登場人物の全員が裏の顔を持つなかで裏切りが繰り返される。
主演の福士にとって、日本テレビ系の連続ドラマ主演は『愛してたって、秘密はある。』(2017年)以来9年ぶり。最近も福原遥とのW主演映画『楓』(2025年)、フジテレビ系『東京P.D. 警視庁広報2係』(2026年1月期)の主演が続いた。語学力を武器に海外ドラマ『THE HEAD』Season2(2023年/Hulu)や韓国ドラマ『恋の通訳、できますか?』(2026年/Netflix)にも出演し、2026年秋以降に台湾で公開予定の映画『花臉猫:修羅道』ではW主演が決まっている(日本での公開は未定)。
「実は3人とも人見知りなんです」 初顔合わせの3人
福士と志田は2023年のNHKドラマ『大奥』Season2で共演済みだ。幕末編で福士が天璋院・胤篤を、志田が14代将軍・徳川家茂を演じた。恋人役として向き合うのは、これが初めてになる。
福士は「志田さんは約3年ぶりの共演ですが、以前のかわいらしい印象から、すっかり大人のお姉さんになったと感じます。田中さんとは本当にはじめましてなので、撮影を通してより関係性を深めていきたいです」と期待を口にした。
志田のほうは現場の空気をこう明かす。「福士さんのおちゃめな一面は知っていましたが、今回、田中さんもすごくおちゃめな方だと判明しました(笑)。現場ではお二人にちゃんとツッコミを入れて、楽しく撮影できたら」
福士と田中は、バラエティー番組を含めて完全な初共演だ。その田中はこんなコメントを寄せた。
「実は3人とも人見知りなんです。ただ、お二人とも小ボケや天然な一面があると伺ったので、そういった部分を自然と出し合えるような良い関係性を築いていきたいですね」
志田は自分の役をこう説明している。紗奈は人の痛みに敏感で、自分が犠牲になることもいとわない強い心の持ち主だ。「普通の幸せ」に誰よりも憧れを抱いていて、その憧れを最も現実に近づけてくれるのが津倉だという。「紗奈の抱える秘密もお楽しみに」と書き添えた。
小説とドラマが同時に走り出す異例の企画
原作は、ミステリー作家・今村昌弘の書き下ろし小説『0秒前の彼女』(双葉社)。デビュー作『屍人荘の殺人』で「このミステリーがすごい!2018」など国内の主要ミステリーランキング1位を総なめにした作家が、完全新作を書き下ろした。ドラマの放送と同じタイミングで原作小説を双葉社から出版する、異例の組み立てになる。
今村は番組公式サイトに寄せたコメントで、企画の出発点を明かした。
「「死んだはずの恋人からの電話」という僕のアイデアを出発点に、自分が描く小説と、素晴らしいスタッフによるテレビドラマという、両軸で物語が展開する素敵なプロジェクトに興奮しています」
小説では謎解きの面白さに重きを置いて書いたという。ドラマはサスペンスになるのか、ラブストーリーになるのか、はたまたどんでん返しなのか。俳優がどう演じるのかも含めて楽しみだと今村はつづった。
脚本は山崎太基が担当する。『相棒』(テレビ朝日系)や『白暮のクロニクル』(2024年/WOWOW)を手がけ、フジテレビ系『最後の鑑定人』(2025年)にも脚本の1人として加わった。映画『リボルバー・リリー』(2023年)にも脚本協力として加わった。山崎は主演発表時のコメントで、子どもの頃からスパイ映画や逃亡劇が好きだったと明かし、この作品を全国1億人を相手にした壮大なかくれんぼだと表現した。
日曜夜のヒットを手がけた制作陣が日テレに集まる
制作協力は大映テレビ。『赤いシリーズ』『スチュワーデス物語』『スクール☆ウォーズ』など、時代ごとに社会現象を起こした作品を送り出し、「大映ドラマ」というジャンルを日本の連続ドラマ史に刻んできた制作会社だ。近年も『テセウスの船』(2020年/TBS系)や『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(2021年/TBS系)を手がけている。
プロデューサー陣には、その2作を担った渡辺良介と八木亜未が並んだ。伊藤裕史もプロデューサーに入り、チーフプロデューサーは松本京子、協力プロデューサーは吉川恵美子が務める。演出は鈴木勇馬と中茎強ほか、音楽はゲイリー芦屋、重盛康平、GAK SATOが担当し、製作著作は日本テレビ。
演出の鈴木は、サスペンスで頭を揺さぶり、ラブストーリーで心を揺さぶる作品にすると語った。狙うのは、見終えた瞬間に「あのシーンは、そういう意味だったのか」と最初から見返したくなるドラマだという。
日本テレビは23日、15秒のティザー映像も解禁した。幸せそうに顔を寄せ合う津倉(福士)と紗奈(志田)、その2人を意味深な表情で見つめる兵頭(田中)。愛し合う2人の間へ、不穏な空気がじわりと差し込んでいく。
福士は主演発表時に「今作ではラブ・ミステリー・アクションと僕の好きなジャンルの世界の中で生きることができて幸せです」とコメントし、津倉を冷静かつ情熱的で、目的のために最善の行動を選べる優秀な男、ただし恋には奥手だと説明していた。10月の日曜夜、その津倉の逃走が始まる。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]







































































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