ゼノン石川和尚、体調不良で治療中 8月29日の聖飢魔II公演は予定通り開催、出演は見送り

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
聖飢魔IIは8月24日、公式サイトでベースのゼノン石川和尚(64)が体調を崩し、現在治療を受けていることを明らかにした。29日に予定する熊本城ホール公演は開催するが、ゼノン石川和尚の出演は見送る。今後の公演は本人の体調を最優先に判断し、近日中に発表するという。
24日に公式サイトで発表、出演を見送り
聖飢魔IIは24日、公式サイトを更新し「皆様に大切なお知らせがございます」と切り出した。続けて「聖飢魔Ⅱベーシストのゼノン石川和尚が体調を崩し、現在治療を受けております」と報告している。同じ内容は公式X(旧Twitter)アカウントでも発信された。
発表では、判断に至った経緯にも触れた。「本悪魔の体調および現在の状況を慎重に考慮し、構成員・スタッフ、関係各所と協議を重ねました結果」、8月29日の熊本城ホール公演は「予定通り開催致します」とした上で、ゼノン石川和尚については「出演は見送る判断をさせて頂きました」と説明した。最後に「出演を楽しみにされていた方々には誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますよう、お願い申し上げます」と結び、ファンへの理解を求めている。
体調不良の具体的な症状や診断名は公表されていない。当日の代役についても、24日時点で公式からの発表はなかった。この発表はスポニチアネックスをはじめ大手メディアも同日中に伝え、幅広く報じられている。
40周年ツアーからの活動継続、その途中の1公演
聖飢魔IIは1999年12月31日に一度目の「解散」を宣言し、地球征服の完了を掲げて活動を終えた。その後は地球デビュー20周年の2005年、25周年の2010年、30周年の2015〜16年、35周年の2020〜23年と、節目ごとに期間限定の再集結を重ねてきた。35周年の際は新型コロナウイルスの影響で開催形式を変えながらも、公演を続けている。
聖飢魔IIは2025年、地球デビュー40周年を記念した大黒ミサツアー「THE END OF SEASON ONE」を4月から11月にかけて開催した。同年11月30日のさいたまスーパーアリーナ公演で、解散せずに活動を続ける方針と、翌年も大黒ミサツアーを行うことを明らかにしている。
今回のGREAT BLACK MASS TOUR「SEASON II」はその続きに当たる。5月5日の広島文化学園HBGホール公演を皮切りに、9月16日のグランキューブ大阪(追加公演)まで全17公演が組まれた。熊本城ホール公演はその15公演目で、9月5日の東京ガーデンシアター公演、9月16日の大阪追加公演(千秋楽)を残すのみとなったツアー終盤の1本。ツアー自体は止めず、1公演ごとに出演者の体調を見極めて判断する姿勢がうかがえる。
熊本城ホール公演はチケット完売
29日の熊本城ホール公演はメインホールで行われ、開場17時、開演18時。チケットは同バンドの教団というコンセプトにならい「参拝券」と呼ばれ、価格は9,800円(税込)。すでに完売している。多くのファンが会場に足を運ぶ公演になる。
出演を見送るゼノン石川和尚の代役を立てるのか、編成を変えて演奏するのかは、24日の発表時点では分かっていない。当日の演奏体制は、現地でしか確認できない部分が残る。
聖飢魔IIとゼノン石川和尚、覆面バンドという設定
聖飢魔IIは1982年12月に結成され、1985年に地球デビューを果たしたヘヴィメタルバンドだ。メンバー全員が特殊メイクと衣装で”悪魔”のキャラクターを演じ、音楽を媒介に地球征服を目指す教団というコンセプトで活動を続けてきた。ボーカルのデーモン閣下を筆頭に、各メンバーには軍隊や宗教組織の役職を思わせる敬称が付き、ゼノン石川和尚もその一人になる。公式サイトのプロフィールでは「動かざること山の如し」と評される沈着冷静なキャラクターとして紹介され、ベース演奏に加えて写真撮影やアルバムジャケット制作も手がけてきた設定だ。
ゼノン石川和尚は本名を石川俊介といい、1962年6月22日生まれ、横浜市出身。1986年6月に聖飢魔IIの2代目ベーシストとして加入した。演奏中ほとんど動かない落ち着いたスタイルで知られ、安定感のあるプレイが持ち味とされてきた。バンド活動と並行してスタジオミュージシャンとしても活動し、デーモン閣下のソロ公演にも長年参加している。
そうした再集結の歴史を経て、2025年からは解散せず活動を続ける方針へと転じた。今回の発表は、その継続中に起きた出来事になる。
今後の公演は体調を最優先に判断
聖飢魔IIは今後の公演について「ゼノン石川和尚の体調を最優先に慎重に判断し、近日中に改めてお知らせいたします」としている。9月5日の東京ガーデンシアター公演、9月16日のグランキューブ大阪追加公演(千秋楽)を含め、残りの日程がどう扱われるかは、この続報を待つ必要がある。
現時点で分かっているのは、8月29日の熊本城ホール公演を予定通り開催し、ゼノン石川和尚は出演を見送るという事実だけだ。体調の詳細は明かされておらず、公式サイトと公式SNSでの続報を待つ段階にある。公演を心待ちにしてきたファンにとっても、いまは静かに見守る時間だ。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]







































































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