フレッシュオールスター2026、パ・リーグ選抜が7-3で逆転勝利 先発は阪神・茨木秀俊と千葉ロッテ・石垣元気、MVPは日本ハム・エドポロケイン

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日本野球機構(NPB)は7月27日、新潟のHARD OFF ECOスタジアムで「ナミックス フレッシュオールスターゲーム2026」を開催した。セ・リーグ選抜の先発は今季プロ初勝利を挙げている阪神・茨木秀俊、パ・リーグ選抜はロッテドラフト1位の石垣元気だった。試合はパ・リーグ選抜が7-3で逆転勝利し、日本ハム・エドポロ・ケインが2安打4打点の活躍でMVPに輝いた。
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新潟で午後6時にプレーボール、BS-TBSなど4局が生中継
球宴前恒例の若手の祭典「ナミックス フレッシュオールスターゲーム2026」が7月27日、新潟市のHARD OFF ECOスタジアムで行われた。開門は午後3時、両リーグの打撃練習を挟んで午後5時40分から開会式、午後6時に始球式とプレーボールを迎えた。
試合の模様はBS-TBSが解説に桑田真澄、実況に古田敬郷を据えて生中継したほか、スカイA、DAZN、GIANTS TVでも放送された。この一戦、セ・リーグ選抜がホームチーム扱いで、パ・リーグ選抜を迎え撃つ形になった。1万574人の観衆が見守るなか、9回を終えてパ・リーグ選抜が7-3で逆転勝利を収めている。
先発は阪神・茨木秀俊と千葉ロッテ・石垣元気
セ・リーグ選抜の先発マウンドに上がったのは阪神の茨木秀俊。北海道出身ながら新潟の帝京長岡高に進み、この日は地元凱旋登板になった。阪神には2022年秋のドラフト4位で入団し、高卒4年目の今季4月9日のヤクルト戦(甲子園)で初先発から6回を投げ切りプロ初勝利を挙げている。前年は救援で1軍デビューしており、先発としての白星は今季が初めてだ。
初回2死からオリックスの麦谷祐介に左中間への二塁打を許すと、続く日本ハム・エドポロ・ケインに146キロの直球を右前へ運ばれ先制点を献上した。それでも2回は3者連続ゴロで切り抜け、日本ハムの常谷拓輝を147キロの直球で二ゴロに仕留めるなど立ち直りを見せている。2回2安打1失点で降板した茨木は「自分のボールが投げられたんで楽しかったです」と振り返り、「真っすぐで相手バッターを詰まらせることもできていた」と手応えを口にした。
一方のパ・リーグ選抜は、千葉ロッテのドラフト1位・石垣元気が先発した。健大高崎高時代から鳴らした剛腕で、この日は最速153キロ、平均149.8キロを計測。先頭打者に四球を与えたものの、ヤクルトの石井巧、DeNAの小田康一郎、広島の佐々木泰ら1軍出場を重ねる打者を打ち取り、1回を無安打無失点で切り抜けた。石垣は「いい緊張感の中で楽しみながら投げられた」と充実の表情を見せ、「まだまだ力不足な部分があるので、そこをしっかりと克服して、後半戦に向けて1軍の舞台で投げられるように頑張っていきたい」と誓った。
一進一退の展開、最後は9回の一発で決着
試合は初回、エドポロの適時打でパ・リーグ選抜が先制した。3回にはDeNA・小田康一郎の内野安打でセ・リーグ選抜が追いつき、5回はパ・リーグ選抜が押し出し四球で勝ち越す。だが6回、オイシックス新潟アルビレックスBC・高義博の2点適時打でセ・リーグ選抜がこの試合初めてリードを奪った。
均衡が破れたのは9回だ。パ・リーグ選抜はまず三塁打で同点に追いつくと、続く打者の一塁ゴロで勝ち越し、なお2死一、二塁の場面でエドポロに打席が回った。広島の救援投手が投じた152キロの直球を捉えると、打球はバックスクリーンへ一直線。この3ランで試合の大勢が決まり、最終スコアは7-3となった。
MVPは4打点のエドポロ・ケイン、ファーム屈指の長打力が結実
MVPに選ばれた日本ハム・エドポロ・ケインは大阪学院大からドラフト2位で入団した外野手で、ファームでは全地区単独トップの15本塁打を記録している。初回には2死二塁から先制の右前適時打を放ち、9回の3ランと合わせて2安打4打点をマークした。副賞の賞金100万円も手にしている。
試合前には「やっぱりホームランを打ちたいですね」と意気込んでいたエドポロ。狙い通りの一発を放った直後には「打った瞬間でした」と手応えを語った。総合格闘家のエドポロ・キングを兄に持つ、豪快な一振りが持ち味の若手だ。
1軍の壁を越える足がかりに
フレッシュオールスターゲームは1963年に始まり、1978年からは一軍オールスターの前日に定着した、まだ1軍に定着していない若手・ファーム選手中心の一戦だ。かつてはイチローや村上宗隆、岡本和真らもこの舞台を経験しており、中継局のBS-TBSは「スターへの登竜門」と位置づけている。今大会で先発を任された茨木と石垣、そしてMVPのエドポロも、その系譜に続けるかが問われる立場になった。
茨木は帝京長岡高から阪神に入り今季プロ初勝利を挙げたばかりで、地元開催での登板は今後の1軍定着へ弾みとなる一戦になった。石垣も後半戦の1軍昇格を目標に据えており、エドポロは9回の一発で存在感を示した格好だ。3人が本戦以降の1軍の舞台でどこまで結果を残せるか、後半戦の見どころの一つになる。
[文/構成 by スポーツライター 高瀬翔吾]
































































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