永井豪さんと鳥山明さんがアイズナー賞殿堂入り 歴代日本人10人と選考条件を整理

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米国の「ウィル・アイズナー・コミック・アワード殿堂」に、永井豪さんと2024年に亡くなった鳥山明さんが入った。永井さんは審査員選出、鳥山さんは業界投票で決定。7月24日にサンディエゴで式典が開かれた。過去の日本人10人と条件を整理する。
2人は別の経路で23人の殿堂へ
コミコン・インターナショナルは2026年7月24日午前10時、米カリフォルニア州のサンディエゴ・コンベンション・センター29CDで殿堂入り式典を開いた。2026年は23人が入り、内訳は審査員選出19人、コミック業界の投票で選ばれた4人だった。
永井さんは審査員が直接選んだ19人に含まれる。鳥山さんは審査員が挙げた16人の候補から業界投票で選ばれ、2024年3月の死去から2年後の殿堂入りとなった。
ここで注意したいのは、作品や前年の実績を競う通常部門との違いだ。同日夜、ヒルトン・サンディエゴ・ベイフロントでは、2025年発表作を対象とする32部門の授賞式が開かれた。殿堂入りは午前の別行事で、長年の功績をたたえる。
選考の入口は最初のプロ作品が受賞年の35年以上前
2026年の条件では、最初のプロ作品が受賞年の35年以上前、つまり1991年までに発表されていることが入口だった。
そのうえで、大きなキャラクターを生んだか、古典と評価される物語を残したか、画風や物語の手法で後の作家に影響を与えたかを審査する。出版の発展に力を尽くし、業界へ長く影響を残した人も対象だ。
審査員6人は、直接殿堂入りする19人を選ぶ一方、投票対象の16人も決めた。投票するのは作家、編集者、出版社、研究者、図書館員、コミック専門店の経営者ら。一般のファン投票ではなく、業界関係者が4人を選ぶ仕組みだった。
過去の日本人10人と選出経路
2025年までに、日本の漫画・アニメ界を主な活動基盤としてきた日本人作家10人が殿堂入りしている。ここでは、米国を主な活動拠点とする日系作家は集計に含めない。審査員選出と業界投票は各5人だった。
2002年は手塚治虫が審査員選出。2004年は小池一夫と小島剛夕が審査員選出された。
2012年は大友克洋、2014年は宮﨑駿、2018年は高橋留美子が業界投票で選ばれた。
2022年は萩尾望都が業界投票、2024年は中沢啓治が審査員選出。2025年は水木しげるが審査員選出、伊藤潤二が業界投票だった。
手塚治虫、小島剛夕、中沢啓治、水木しげるは没後の選出で、小池一夫は2004年の選出時に存命だった。生前か没後かにかかわらず、作品が後世と海外へ与えた影響を長い時間軸で見る制度だ。
永井作品とドラゴンボールを公式が評価
公式紹介は、永井さんが「マジンガーZ」で操縦型巨大ロボット、「キューティーハニー」で変身ヒロインの広がりに影響したと説明する。「デビルマン」などの暗い世界観と心理描写も日本国外へ届いた。
鳥山さんについては「Dr.スランプ」と「ドラゴンボール」を挙げ、後者が世界で広く読まれ、欧米でアニメ人気が広がる助けになったと評価した。異なる選出経路を経て、2人の仕事が同じ年に米国のコミック史へ記録された。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]


































































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