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Tokyo middle 30、仲里依紗がフジ連ドラ初主演で第1話放送 のん・深川麻衣と描く35歳のリアル

Tokyo middle 30、仲里依紗がフジ連ドラ初主演で第1話放送 のん・深川麻衣と描く35歳のリアル

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

フジテレビ系の新水曜10時ドラマ「Tokyo middle 30」が7月22日、第1話を放送した。仲里依紗にとってフジテレビ系連続ドラマ初主演作となる。地方都市から上京した35歳の幼なじみ3人を仲、のん、深川麻衣が演じ、恋愛や仕事、家庭で思い描いていた人生とのギャップに向き合う姿を描く。

ミドサー3人が直面する35歳のリアル

「Tokyo middle 30」は7月22日、フジテレビ系の水曜午後10時枠でスタートした。主演の仲里依紗にとって、フジテレビ系連続ドラマでは初めての主演作となる。

物語の中心となるのは、地方都市から上京し、東京で暮らす35歳の女性3人だ。専業主婦で5歳の男児を育てる佐倉麻紀を仲が演じ、アパレルショップの店長を務める山地遥をのん、公立小学校の教師である永野薫子を深川麻衣が演じる。3人は同じ高校時代からの幼なじみで、上京後もかけがえのない友情を保ち続けている。

麻紀はかつてキャリア志向だったが、結婚と出産を機に専業主婦へと転身した。遥はミュージシャンを志していた過去を持ちながら、今はアパレルショップの店長として働く。薫子は同棲4年目の恋人がいながら、結婚に踏み切れずにいる。理想を描いていた10代の頃と、実際にたどり着いた35歳の現在との間にあるずれが、3人それぞれの立場で描かれる。

作品タイトルの「ミドル30」は、Middle Thirtyの略で35歳前後の世代を指す俗称「ミドサー」に由来する。思い描いていた将来と、実際に迎えた35歳という節目とのギャップに揺れる女性たちの本音を描く狙いだ。

中国の大ヒット作が原作、日本版はオリジナルリメイク

原作は中国で2020年に放送された「三十而已」(日本での配信タイトルは「30女の思うこと~上海女子物語~」)だ。上海を舞台に30歳の女性3人の恋愛・仕事・家庭を描き、中国国内の主要ランキングで軒並み上位を獲得、第27回白玉蘭賞最優秀主演女優賞をはじめ数々の賞を受けた大ヒット作として知られる。「Tokyo middle 30」はこの原作をベースにしながら、舞台を上海から東京へ、年齢設定を30歳から35歳へと変更したオリジナルリメイクだ。3人を高校時代からの親友として描く設定は、日本版で新たに加えられたものだという。

脚本は北川亜矢子が手がける。北川は「東京ラブストーリー」(2020年、FOD)のリメイク版や、2024年11月にPrime Videoで世界独占配信された実写版「【推しの子】」の脚本も担当してきた書き手だ。

仲は数々の連続ドラマに出演してきたベテランだが、フジテレビ系連続ドラマでの主演は今回が初めて。長いキャリアの中でも節目となる作品への出演になる。

夫や恋人役にも実力派、3人それぞれの日常

麻紀の夫で美容クリニックを経営する佐倉宗司役には渡辺大知、薫子と同棲4年目の恋人・清水義孝役には風間俊介が入り、3人の女性それぞれの家庭や恋愛模様に厚みを持たせる。物語は、宗司が経営する美容クリニックで3人が偶然再会する場面から動き出す。

第1話では、3人それぞれの日常のつまずきが並行して描かれた。麻紀は息子が幼稚園でトラブルを起こし、呼び出しを受ける。遥は職場の部下に誘われ合コンに参加する。薫子は勤務先の小学校で体調不良を訴える。再会した3人が現状を語り合う場面では「いよいよミドサーって感じするわ」という一言が、35歳という年齢を意識し始めた本音として描かれている。

理想の人生を歩んでいるように見えて、実際には仕事や結婚生活、恋愛でそれぞれ思うようにいかない現実を抱える3人。友情を軸にしながら、35歳という年齢に特有の焦りや戸惑いをリアルに描く構成になっている。

薫子の勤務先となる小学校の同僚教員役では、FANTASTICSの中島颯太が長野郁を演じる。職場の先輩である薫子に対して少し生意気で距離感の近い”子犬系男子”という設定だ。麻紀の息子・佐倉宗太を天野優、遥が働くアパレルショップの同僚で相談相手となる下川ゆずきを阪本奨悟が演じている。主題歌には、シンガーソングライターのふみのが書き下ろした「東京」が起用された。

仲里依紗「台本を読み進めていくと共感しかない」

仲は7月18日に開かれた制作発表会に登壇し、「台本を読み進めていくと共感しかない」と役への手応えを語った。

仲自身も15歳で地元・長崎を離れて上京した経験を持つ。当時を振り返り、両親から「全員敵だと思え。誰も信じるんじゃない」と厳しく送り出されたエピソードを明かした。上京直後は電車に乗らず歩いて街を回り、その道中で銭湯を見つけたといい、「だから私、電車に乗らずに歩いてて、銭湯を見つけたの。愛読書は地図」と当時の暮らしぶりを振り返っている。

15歳での上京という早い経験と、劇中で描かれる35歳という節目、どちらも人生の岐路に立つという点で重なる部分がある。だからこそ台本に共感したという発言は、単なる社交辞令ではなく実感のこもったものだ。

毎週水曜10時、3人の”今”に注目

「Tokyo middle 30」は今後、毎週水曜午後10時にフジテレビ系で放送される。3人がそれぞれの現実とどう向き合い、友情を支えに前へ進んでいくのかが見どころとなる。

原作の「三十而已」も、上海で暮らす30代女性のリアルな悩みを描いたことが幅広い共感を呼び、中国国内でヒットにつながった作品だ。舞台を東京に置き換えた「Tokyo middle 30」が、35歳という年代特有の焦りや戸惑いをどこまで日本の視聴者の実感に寄せて描けるかが問われる。理想と現実のギャップに悩む同世代の視聴者からどれだけ共感を集めるか、今後の展開に注目が集まる。

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

寄稿者

MEDIA DOGS 編集部
メディアドッグス株式会社のMEDIA DOGS 編集部チーム。インターネットマーケティングに約10年携わるメンバーで編成し、企画・取材・執筆から公開後の改善まで一貫して担当。「出会いを、設計する。」のもと、人と企業が正しく出会える場をつくるために、一次情報の確認とファクトチェックを徹底。情報をわかりやすく誠実に届け、読者の疑問を解決します。

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