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フワちゃん、活動休止中の年収を告白「収入は本当にストップして」プロレス転向までの経歴

フワちゃん、活動休止中の年収を告白「収入は本当にストップして」プロレス転向までの経歴

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タレントのフワちゃんが、活動休止中の年収を「53円」だったと明かした。7月17日放送のABEMA番組で語ったもので、唯一の収入はNHK「おじゃる丸」の歌唱印税だけだった。2024年8月の不適切投稿で活動を休止し、女子プロレス団体スターダムに入団するまでの日々を振り返った。

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年収53円、貯金を切り崩した休止期間

タレントのフワちゃん(32)が、活動休止中の年収を告白した。7月17日に放送されたABEMAのドキュメントバラエティー「ダマってられない女たち Season3」でのことだった。

番組はフワちゃんがプロレスラーとして道場で練習する様子に密着した。取材現場には自転車で登場し、「活動休止以降はもっぱらチャリ移動です」と話した。そのうえで休止中の暮らしぶりをこう語った。

「収入は本当にストップして、貯金でしばらくやりくりしてました。(収入は)ほぼゼロなんだけど、NHKの「おじゃる丸」の歌唱印税だけ入ってました」

番組スタッフが「ちなみに言える範囲でいくらぐらい?」と尋ねると、フワちゃんは具体的な金額を口にした。

「53円でした。月じゃないよ、「年」。年収53円でした」

唯一の収入源は、NHK Eテレのアニメ「おじゃる丸」で歌ったエンディングテーマの印税だった。それが年間で53円。生活費は貯金でまかなった。「タクシーをチャリにするとか、自炊してみるとか、シソンヌの長谷川さんにご飯連れて行ってもらうとか、できる限りの節約は楽しんでやってます」と続けた。

やす子への投稿から、活動休止まで

すべての始まりは2024年8月だった。フワちゃんは4日、お笑いタレント・やす子のX投稿に対し、不適切な文言を含む引用投稿をした。この投稿に批判が集まった。

事態は速く動いた。8日、やす子の所属事務所が公式サイトで「弊社所属のやす子公式『X』での投稿内容および一部報道につきまして」との文章を公開し、両者が直接会って話したことを報告した。フワちゃん側は、操作を誤って実際に投稿してしまったと説明し、謝罪した。

そして8月11日、フワちゃんは自身のXで芸能活動の休止を発表する。「この度の件の責任の重さを考え、一つの区切りとして、しばらくの間、芸能活動をお休みさせていただくことにしました」。書面ではこう記し、「活動休止期間は、自分のことを見つめ直す時間にできればと思っております」と続けた。

人気の絶頂にあった時期だった。テレビのレギュラーを何本も抱え、YouTubeでも数百万人規模のファンを持つ。その活動が、一つの投稿で止まった。

1年4カ月の沈黙、たどり着いたのはリングだった

休止から1年以上が過ぎた2025年11月、フワちゃんは動いた。7日、自身のインスタグラムで「昨年は私の発言で、ご迷惑やご心配をおかけしました」とつづり、次のように宣言した。

「この一年半、自分と向き合いながら試行錯誤を重ね、日々精進してまいりました。本日を持ちまして、女子プロレス団体スターダムに入団し、新たな夢に本格的に挑戦します」

芸人でもYouTuberでもなく、選んだ道はプロレスラーだった。同7日には東京・後楽園ホールの大会に姿を見せて騒動を謝罪し、29日の両国国技館大会での“再デビュー”を表明した。そして12月8日の後楽園ホール大会で、対戦相手として自ら師匠の葉月を指名した。

「辛い時もうれしい時も再起の時もずっと近くで力をくれた葉月さん。葉月さんこそ自分が本気でプロレスの舞台に上がる上で心の底から戦ってみたい相手です」

リング上で対戦を直訴したフワちゃんに、葉月も応じた。

「再デビュー」という言葉には理由がある。フワちゃんとプロレスの縁は今回が初めてではない。2022年10月23日、東京・立川立飛の大会でスターダムのリングに立ち、初めて試合を経験していた。翌2023年にも横浜アリーナで戦った。当時はタレント業のかたわらの挑戦だったが、芸能活動を休んだ期間に練習を積み重ね、今回はプロレスラーとして本格的にリングへ戻る。だから「再デビュー」だった。

完敗、それでも「もっと高みを目指す」

2025年12月29日、両国国技館。フワちゃんの再デビュー戦が行われた。相手は師匠の葉月。

試合は葉月が実力の差を見せる展開となった。ドロップキック、逆エビ固め、エルボーの応酬。フワちゃんも食らいつくが、最後は葉月のダイビング・セントーンに沈み、フォールで敗れた。試合時間は11分33秒だった。

完敗だった。それでも場内には大きな声援が起きた。SNSでは「認めざるをえない」といった称賛が広がり、身体能力を評価する投稿が相次いだ。試合後、フワちゃんは前を向いた。

「今後、私の主戦場がこのリングになると思うと、すごくワクワクします」

そして、こう言い切った。「もっと高みを目指して頑張ります」

年収53円から、次のリングへ

フワちゃんは1993年11月26日、東京都八王子市に生まれた。本名は不破遥香。ワタナベエンターテインメントを経て、2018年4月にYouTubeチャンネル「フワちゃんTV」を開設し、独特のキャラクターでブレイクした。所属事務所を離れ、現在はフリーで活動する。テレビ、ラジオ、ネットを縦横に駆け、多いときは週に何本ものレギュラーを抱えた。

その活動が、一度止まった。年収は53円まで落ちた。貯金を切り崩し、タクシーは自転車に変わった。

たどり着いた場所は、プロレスのリングだった。師匠に完敗し、それでも「主戦場」と呼ぶ。芸能界からの復帰も少しずつ進み、7月にはABEMAの番組に出演した。かつての人気者が、まったく違うフィールドで一から立ち上がる。次にどんな戦いを見せるのか。フワちゃんの再出発が始まった。

[文/構成 by 橘すろべ]

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