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モンスト「マルチ抽選会」配布数の少なさに批判殺到 MIXI社長が異例のコメント「チャレンジをやめないチーム」

モンスト「マルチ抽選会」配布数の少なさに批判殺到 MIXI社長が異例のコメント「チャレンジをやめないチーム」

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スマホゲーム「モンスターストライク」で2026年6月5日から15日まで開催された抽選イベント「みんなで応募!マルチ抽選会」をめぐり、限定キャラクターの当選本数の少なさに多くのユーザーから批判が集まった。運営は6月17日に謝罪し近日中の再実施を発表。MIXIの木村弘毅代表取締役も自身のXで異例のコメントを投稿した。

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ゾディアック60万本、他8体は最大4,000本——極端な格差が火種に

スマホゲーム「モンスターストライク」の運営は2026年6月17日、公式Xを通じてゲーム内イベント「みんなで応募!マルチ抽選会」をめぐる対応について謝罪した。「残念な思いを多くの方にさせてしまい、大変申し訳ございません」と謝罪し、同イベントを近日中に再度実施すると発表した内容だ。

批判の焦点は当選本数の格差だった。今回のイベントでは全9体のキャラクターが対象となり、抽選による配布数は公式が以下のとおり公表している。

景品キャラクターレアリティ当選本数
十二星座を統べし女王 ゾディアック(獣神化)★6600,000本
リンネ★61,000本
ジュゲム★61,000本
カルマロックスター★62,000本
アガスティア★62,000本
アンドロイドダイナー★62,000本
久坂玄瑞★64,000本
岡田以蔵★64,000本
佐久間象山★64,000本

ゾディアックの60万本に対し、それ以外の8体は1,000本から4,000本。最少では600倍の開きがある。ゾディアック以外の限定キャラクターを狙ったユーザーにとって、当選確率は極めて低かった。

「ここでしか手に入らない」と告知——期待を高めた仕組みの落差

イベントの仕組みはシンプルだった。応募期間中に欲しいキャラクターを選んで申し込み、6月16日12時の結果発表で当否が決まる。落選した場合はゲーム内通貨「オーブ」3個が代わりに付与される設定だった。

目玉はモンスト公式が「ここでしか手に入らない抽選限定キャラクター」と銘打った新キャラ「ゾディアック」だ。「運極」と呼ばれる強化済みの状態で入手できる点も話題を集め、イベント開始から注目度は高かった。さらに、最大4人でチームを組む「マルチで応募」では、仲間が当選したキャラクターも受け取れる仕組みで、友人との参加を促す演出だった。

だが、6月16日の結果発表後、状況は一変する。ゾディアック以外の限定キャラを目当てにしたユーザーから「当選本数が少なすぎる」「事前に倍率が分かれば応募先を変えた」という不満がSNS上で広がった。

公式謝罪、全ユーザーへのお詫びも——「6/23頃に再実施詳細を告知」

運営は6月17日、モンスト公式Xで全文を公開した。「当選状況を振り返りまして、対応を盛り込んだ上で、近日中に再度実施できるよう準備を進めております」と報告し、開催日程の詳細は「6月23日頃を目途に準備が整い次第、公式サイトや公式Xにてお知らせする」とした。また、「後日、皆様全員にお詫びをお送りいたします」と全ユーザーへの補てんも約束した。

騒動は運営対応にとどまらず、親会社にまで波及する。MIXIの木村弘毅代表取締役は同日、自身のXアカウントで次のようにコメントした。

「お騒がせして申し訳ありません。また、たくさんのご意見をいただきありがとうございました。ただ、私はサプライズを起こそうという現場の熱量だけは誇りに思っています。相応しくない内容と判断し、すぐに前言撤回をして対応をさせていただく機動力の高さも見せてくれました。たまにお叱りを頂きながらとは思いますが、新しいチャレンジをやめないチームであって欲しいと思っています」

謝罪しながら「誇りに思う」「チャレンジをやめないチームであって欲しい」と開発チームをかばうコメントは、ゲームの運営会社トップとしては異例の踏み込みだ。

SNSで賛否——「再実施はありがたい」「社長コメントには違和感」

SNS上では批判一色かというと、そうでもなかった。再実施の発表を受けて「落選した分が巻き返せるかもしれない」と歓迎する投稿も見られた。一方、木村社長のコメントに対して「ミスを誇りに思うのは違う」「ユーザーへの謝罪より先に社員への励ましか」という反発も上がっている。

ユーザーの見方が割れている要因の一つは、再実施の形式が不透明な点だ。「改善を盛り込んだ上で」とは明言したが、当選本数を増やすのか、倍率を事前公開するのかといった具体的な内容は現時点で非公開となっている。

再実施は「6/23頃」告知——モンストに突きつけられた「信頼回復」の課題

モンストは2013年のサービス開始以降、スマホゲームとして長年にわたり根強い人気を保ってきた。「マルチプレイ」を核にした協力プレイの楽しさが支持されてきた背景があるだけに、今回の騒動はイベント設計への問い直しにもなる。

再実施の詳細は6月23日頃に公開される予定だ。配布本数の設定、応募方法の透明性、倍率の事前開示——どこまで「改善」を盛り込むかによって、ユーザーの受け止め方は大きく変わる。木村社長が「チャレンジをやめないチーム」と評したモンスト運営が、次にどんな設計を見せるか。全ユーザーへの補てんと合わせて、その内容が問われる。

[文/構成 by たかなし もか]

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