青森山田サッカー部、インターハイ2回戦で山梨学院に1-2 開始2分の失点から流れ戻せず

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青森山田高校サッカー部が7月26日、インターハイ男子サッカー2回戦で山梨学院高校と対戦し、1-2で敗れた。会場は福島県のJヴィレッジ。開始2分に先制点を許す苦しい展開となり、後半にPKで1点を返したが、逆転はならなかった。
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開始2分の失点、後半に食い下がるも及ばず
試合は7月26日、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)サッカー競技大会の男子2回戦として、福島県のJヴィレッジ・P1コートで行われた。夏の全国大会という大舞台での一戦は、立ち上がりから慌ただしい展開になった。山梨学院は前半2分という早い時間帯に先制点を奪う。青森山田は試合開始直後にリードを許し、序盤から相手を追いかける展開を強いられることになった。
前半のうちに山梨学院への追加点は無かった。失点後の守備は踏みとどまり、これ以上のビハインドを負うことは避けている。それでも青森山田はリードを縮めることができないまま、0-1で前半を終えた。後半に入り、流れを立て直したい青森山田だったが、立ち上がり早々にもう一度失点を喫することになった。スコアは0-2。前半の1点に続いて後半立ち上がりにも失点を許した青森山田にとって、試合の主導権を握り返す道のりは険しくなっていた。開始2分の先制点に加えてもう1点を奪われ、青森山田は苦しい状況に立たされた。逆転はおろか、同点に追いつくためにも2点が必要な状況に追い込まれたことになる。
それでも青森山田は攻める姿勢を崩さなかった。2点のビハインドを背負いながらも前掛かりの姿勢を強め、途中で得たPKを確実に決めて1点差に迫る。PKを獲得したのは、0-2から反撃を狙う後半の時間帯だった。ここから同点、そして逆転への望みをつなぐ流れをつかみたいところだったが、山梨学院の守備陣は最後まで踏ん張り抜いた。終盤にかけて青森山田は再三押し込む時間帯を作る。それでも決定的な場面までは至らず、試合はそのまま1-2で終了した。開始2分に生まれた1点差を、青森山田は最後まで覆せなかった。攻め込む時間こそ増やしたものの山梨学院ゴールを最後に割ることはできず、青森山田にとっては開始2分の失点から流れを取り戻せなかった90分間となった。
インターハイのサッカー競技は勝ち抜き方式で行われており、一度負ければそこで大会が終わる。0-2というビハインドは、後がない状況での追い上げを強いられることを意味していた。守る側の山梨学院にとっても、リードを守り切れば次のステージに進める一戦であり、終盤は両者にとって緊張感をはらむ展開になる。1点差まで詰め寄りながらも、最後の1点には届かなかった。
全国高等学校総合体育大会は「高校総体」とも呼ばれ、サッカーのほかにも数多くの競技が全国各地で並行して行われる夏の総合大会だ。各都道府県の予選を勝ち上がった代表校が一堂に会し、トーナメント方式で全国一を争う。今大会のサッカー競技は福島県内の会場で行われており、両校にとっても夏の総体を締めくくる一戦だった。
大会直前に発覚した部内の不祥事
青森山田高校は6月、サッカー部員による飲酒と喫煙を把握した。学校は対象となる生徒や保護者への聞き取りを重ね、事実関係を確認したうえで、7月に処分の方針を固めている。学校が公式に発表したのは7月21日。全国高校総体(インターハイ、7月25日開幕)を目前に控えたタイミングだった。
処分の対象は十数名に上る。学校は個人の特定を避けるとして詳細な内容の公表を控えているが、停学を含む重い処分を全員一律で科したという。直接の飲酒・喫煙行為がなくても、その場に居合わせていた部員は処分対象に含まれた。
学校は、処分の対象とならなかった部員で新たにチームを編成し、今大会に出場する方針を示している。理由として挙げているのは「個の責任」という考え方だ。今大会の試合結果は、こうした大会前の経緯と合わせて、複数の大手メディア・スポーツ紙が報じている。
ベスト16へ進む山梨学院、青森山田は2回戦で敗退
今大会、山梨学院は3回戦へ駒を進め、ベスト16入りを果たした。全国規模の大会を勝ち上がってきた山梨学院は、この後も戦いを続けることになる。一方の青森山田は、2回戦での敗退により今夏のインターハイでの戦いを終えている。
高校サッカーの世界では、夏のインターハイ(高校総体)と、冬の全国高等学校サッカー選手権大会が年間の二大全国大会として位置付けられている。今回の2回戦敗退により、青森山田にとって今大会でのタイトルは遠のいた。夏の総体は終わったが、高校サッカーのシーズンはまだ続く。次の大きな舞台は、冬の選手権になる。
開始2分に許した先制点を最後まで取り返せず、後半のPKで詰め寄った1点差をそれ以上は縮められなかった。序盤のわずかな時間の失点は、そのまま90分間、重くのしかかり続けた。結局のところ、この試合で最も重い意味を持ったのは開始2分に生まれた1点だったことになる。青森山田にとって、今大会はここまでとなった。全国各地から集った代表校による戦いは、この後も続いていく。
[文/構成 by スポーツライター ミカ]



























































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