路線バスで鬼ごっこ、テレビ東京で9月12日に放送 バス旅シリーズは8ヶ月ぶりの再開

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
テレビ東京は9月12日午後6時30分から「路線バスで鬼ごっこ~太川陽介から逃げ切れ~【茨城・水戸】」を放送する。太川陽介がバス旅マスターとして鬼を務めるこのシリーズの放送は、今年1月9日以来8ヶ月ぶりとなる。舞台は茨城県水戸エリア、逃げ子は路線バスを乗り継ぎながら20カ所のグルメスポットを巡る。
太川陽介ら8人、水戸で鬼ごっこの攻防
「土曜ゴールデン」枠で放送される今回、鬼チームは太川陽介、草薙航基(宮下草薙)、村重杏奈の3人が組む。太川に複数人が加わる鬼チーム体制は、今年1月9日放送の前回「沼津・三島」編(酒井貴士、山之内すずが参戦)から続くもので、今回は草薙と村重が新たなメンバーとして太川を支える。逃げ子チームは水野真紀、マギー、クロちゃん、大江裕、王林の5人だ。
舞台は茨城県の水戸エリア。ルールはシンプルで、逃げ子チームは午後7時までに5人合計で15カ所のチェックポイントをクリアすれば勝利となる。一方の太川たち鬼チームは、時間内に5人全員を捕まえれば勝利だ。鬼に捕まった時点でその逃げ子は即アウトとなるため、5人は互いにばらけながらバスを乗り継ぐことになる。チェックポイントは全部で20カ所あり、そのすべてがこの季節に食べたいグルメスポットという設定になっている。極上の霜降り常陸牛、冷やしご当地ラーメン、市場直送の海鮮丼、なっとうトンカツ、黄金色に輝くご当地スイーツなど、水戸周辺の名物がずらりと並ぶ。
前園真聖の負傷で中断、8ヶ月の空白
バス旅シリーズがこれだけ長く空いた背景には、出演者の大ケガがあった。前園真聖(52)は2月28日、テレビ東京の「旅バラ・バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅」のロケ中に負傷した。番組内の「ミッション」と呼ばれる企画は、ブランコから飛ばした靴を前方の人が受け取るという内容だった。飛んできた靴を受け取ろうとした前園が不安定な斜面で体勢を崩し、転倒してしまう。
精密検査の結果、右膝外側半月板損傷と診断され、全治は半年に及んだ。3月6日に手術を受け、前園が所属するジャパンエフエムネットワークは「日常生活で支障なく歩行できるようになるまで、1ヶ月半以上を要する見込み」と説明していた。前園は撮影前の段階で「難しすぎるのではないか」とミッションの危険性を指摘し、内容の変更を求めていたという。それでもロケは進行し、負傷につながった。テレビ東京はこの回の放送を見合わせ、3月12日に外部の法律事務所を交えて事故原因の調査に乗り出したことを明らかにした。
なお、今回再開する「路線バスで鬼ごっこ」は、前園が負傷した「バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅」とは別企画だ。8ヶ月ぶりというのは1月9日の前回放送からの期間を指し、前園の全治半年という診断結果とは別の数字である点に注意したい。
8項目の再発防止策を経ての再開
テレビ東京は4月、外部法律事務所の協力を得た調査結果を公表した。企画段階での安全性検討が不十分だったこと、過密なスケジュールで安全確認が見落とされていたこと、事前の対策が足りなかったこと、番組独自の企画ゆえに安全管理の枠組みが手薄だったことの4点を問題として挙げ、出演者から疑義が出た場合は直ちに撮影継続の可否を協議するなど8項目の再発防止策をまとめている。
同局は6月の定例会見で、担当者が「このバスVS鉄道乗り継ぎ対決旅に限らず、他のバス旅シリーズにおいても、同様に安全対策を徹底して、制作を再開してまいります」と述べていた。今回の水戸編は、その言葉どおりの再始動となる。
出演者の顔ぶれにも見どころが多い。1987年の東宝シンデレラで審査員特別賞を射止めた女優・水野真紀は、シリーズ屈指のバス旅好きとして知られる。演歌歌手の大江裕は北島三郎の愛弟子。王林は2021年放送の「バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅」にも出演したバス旅経験者だ。マギーやクロちゃんがどう立ち回るかにも注目が集まる。
前園真聖の負傷を巡る経緯や再発防止策の詳細は、以下の記事でも報じている。
関連記事:前園真聖の現在はリハビリ中 テレ東ロケ事故で調査報告「安全確認に不十分」
前園の回復と今後のシリーズ展開
前園は3月からリハビリを始め、6月にはNHKの番組で解説業務に復帰するなど、仕事に戻る動きも見せている。ただし、前園が負傷したその回については、テレビ東京が6月4日の定例会見で「当該回のロケにつきまして、放送を見合わせることを決定いたしました」と発表し、放送を見合わせることが正式に決まっている。一方「バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅」シリーズ自体は、吉次弘志社長が4月23日の会見で打ち切らず継続する方針をすでに明らかにしており、安全対策を徹底したうえでの制作再開が見込まれている。
太川陽介にとって、鬼として路線バスを乗りこなす姿は8ヶ月ぶりの本領発揮となる。安全対策を重ねたうえでの再開だけに、9月12日の放送では、これまで以上に慎重な現場運営が敷かれることになりそうだ。
[文/構成 by MediaDogs編集部]
















































































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