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ドジャース、5年連続24度目の地区優勝 レッズに8-2で大勝、IL入りの大谷翔平は不在

ドジャース、5年連続24度目の地区優勝 レッズに8-2で大勝、IL入りの大谷翔平は不在

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ドジャースが現地2026年9月17日、敵地レッズ戦に8-2で勝ち、ナ・リーグ西地区の優勝を決めた。5年連続で、1969年に地区制が始まって以降は24度目になる。カイル・タッカーが5打数4安打3打点と打ちまくった。右上腕二頭筋の炎症で負傷者リストに入る大谷翔平は、この日も戦列を離れたままだった。

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初回のタッカー2ランで主導権 12安打で8得点

舞台はシンシナティのグレートアメリカン・ボールパーク。現地時間の午後12時40分に始まったデーゲームで、ドジャース打線は初回から動く。1死一塁からタッカーがレッズ先発ブレイディ・シンガーの投球をとらえ、今季16号の2ランで先制した。

2回にも2点を加えて序盤で4-0。4回にはさらに3点を重ね、7-0とした。

シンガーは3回1/3で9安打7失点、四球4、奪三振ゼロ。今季15敗目を喫した。

タッカーはこの日、二塁打2本と本塁打1本を含む4安打。三塁打が出ていれば、球団では2017年以来のサイクル安打だった。打率.226と苦しんできた外野手が、優勝を決める試合で塁打数9を稼ぎ、今季打率を.232に上げた。

フレディ・フリーマンは3打数2安打1四球で2得点、犠飛でも1打点を挙げた。マックス・マンシーが2安打2打点、ミゲル・ロハスは9回2死から今季4号のソロを放つ。9月11日にメジャー契約を結んだばかりのホズエ・デポーラも1安打1打点を記録した。フリーマンの今季打点は67、マンシーは73に伸びた。

関連記事:デポーラ、メジャー初安打は先制3ランも ドジャースは9回に4失点の逆転サヨナラ負け

チーム全体では12安打8得点。ただし得点圏は14打数3安打で、残塁は11を数えた。攻めきれない場面もあったが、4回までに挙げた7点が最後まで効いた。

オープナーから4投手 ノックが4回無失点で勝ち投手

ドジャースはこの試合、先発を立てないブルペンデーで臨んだ。最初の3イニングを任されたジャスティン・ロブレスキーが無安打無失点、3奪三振と役目を果たす。

4回からのブレイク・トライネンはサル・スチュワートにソロを浴びて1点を失った。そのあとを受けたランドン・ノックが4イニングを無失点で抑え、今季初勝利。9回のセス・ハルボーセンが1点を返されたものの、レッズ打線は7安打2得点にとどまった。

レッズの主軸エリー・デラクルーズは4打数無安打3三振。チームは71勝82敗で、中地区の最下位に沈む。

レッズとの4連戦は3勝1敗だった。14日に4-1、15日に4-0で連勝し、16日は2-6で落としたが、最終戦を取って優勝決定にこぎ着けた。

1969年の地区制導入から24度目 過去14シーズンで13度

数え方を整理しておきたい。ドジャースの西地区制覇は、1969年に両リーグが2地区に分かれて以降で24度目になる。地区優勝の通算回数としてはメジャー30球団で最も多く、23度のブレーブス、21度のヤンキースを上回る。

内訳をたどると、1974年、1977年、1978年、1981年、1983年、1985年、1988年と1980年代までに7度。1995年、2004年、2008年、2009年を挟み、2013年から2020年までは8年続けて頂点に立った。2021年は107勝を挙げたジャイアンツに振り切られて2位に終わったが、翌2022年から今年まで5年連続となる。

2013年以降の14シーズンで13度。この間に地区優勝を逃したのは2021年だけだった。デーブ・ロバーツ監督にとっては、指揮を執った11年で10度目の地区優勝になる。

1981年はストライキでシーズンが前後半に分割された年で、ドジャースは前半戦の西地区1位として優勝チームに数えられている。この年が通算回数に含まれるため、球団の数字は24となる。

大谷翔平は右上腕二頭筋の炎症でIL 9月7日の試合が最後

大谷は9月11日、右上腕二頭筋の炎症により15日間の負傷者リストに入った。適用は9月8日にさかのぼる。

直前の出場は現地9月7日、本拠地でのレッズ戦だった。1番指名打者で先発し、3打数無安打1四球2三振。チームは6-3で勝っている。

関連記事:大谷翔平、9月8日レッズ戦で復帰へ ロバーツ監督「1番打者を務める予定」と明言

打者としての今季成績は134試合で打率.277、30本塁打80打点、OPSは.902。投手では14試合に先発して8勝2敗、防御率1.79、85回2/3で95奪三振を並べた。登板は3月31日のガーディアンズ戦から7月3日のパドレス戦までで、被打率は.180。以降はマウンドに上がらず、打者に専念してきた。

復帰の日程は決まっていない。ただ15日間の期間が明ける現地9月23日から、登録が可能になる。ロバーツ監督は9月17日、痛みは引いたと状態を説明し、レギュラーシーズン中の復帰があり得るとの見方を示した。

残り9試合 第1シードはブルワーズが2ゲーム先行

ドジャースは93勝60敗。ポストシーズン進出そのものは9月14日に決めており、この日の勝利で地区の座も固めた。2位パドレスとは9ゲーム差、直接対決も7勝3敗と勝ち越している。

レギュラーシーズンは9月27日まで。残る9試合は本拠地でのジャイアンツ3連戦、パドレス3連戦と続き、最後は敵地でジャイアンツと3試合を戦う。パドレスとの直接対決は9月22日からの3試合を残す。

視線はシード順に移る。ナ・リーグでは95勝58敗のブルワーズが全体1位、ドジャースが2位、89勝64敗のブレーブスが3位につける。12球団によるポストシーズンでは上位2球団がワイルドカードシリーズを免除され、地区シリーズから登場する。ブルワーズとの差は2ゲーム、ブレーブスに対しては4ゲームのリードだ。

戦力は万全といいがたい。大谷に加え、8月22日に左手を骨折したアンディ・パヘスもIL入りが続く。6人で回してきたローテーションは稼働できる先発が4人まで減り、この日のブルペンデーもその事情によるものだった。チーム成績は759得点580失点、防御率3.64。得点力の波は今季を通じての課題だった。

それでもクラブハウスの空気は落ち着いている。マンシーは「ここ2年と同じだ。離脱者が出て、その穴を誰かが埋めてきた。求めているのはそれだけで、おかげで多くを乗り切れた」と話した。今季途中にタイガースから加わった左腕ターリック・スクーバルも「このチームに動揺はなかった。だから大事な場面でも重圧に飲まれないんだと思う」と語る。

ロバーツ監督の言葉は、この球団の立ち位置をそのまま映していた。「ワールドシリーズを勝たなければ失敗、という高い期待があるのは確かだ。ただ、それもドジャースでやると決めたことの一部だ」

アンドリュー・フリードマン編成本部長は「大事なのは、どう終えてどんな状態で10月に入るかだ」と口にした。2024年、2025年とワールドシリーズを連覇したチームが、3年連続の頂点へ向かう。

[文/構成 by スポーツライター 高瀬翔吾]

寄稿者

高瀬翔吾
Webメディアでスポーツ、エンタメ、時事ニュースなど、累計数千本の記事制作に携わってきたスポーツ系ライター。野球分野では、プロ野球の試合結果や選手の記録をはじめ、MLB、高校野球、ドラフト、移籍、契約更改などの記事を継続的に担当。数字や公式記録を基に情報を整理する記事を得意としており、結果を伝えるだけでなく、その記録が持つ意味や、選手・球団を取り巻く背景までわかりやすく解説することを心がけている。主な執筆分野は、プロ野球、MLB、高校野球、侍ジャパン、ドラフト、移籍情報。

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