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大谷翔平、9月8日レッズ戦で復帰へ ロバーツ監督「1番打者を務める予定」と明言

大谷翔平、9月8日レッズ戦で復帰へ ロバーツ監督「1番打者を務める予定」と明言

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ドジャースの大谷翔平が、8日のレッズ戦でスタメンに復帰する見通しとなった。上腕二頭筋と首の張りを理由に、4試合連続でスタメンを外れていた大谷。デーブ・ロバーツ監督は先発復帰を明言し、共同通信によると「1番打者を務める予定」と語ったという。投手としての今季復帰はほぼ絶望的な情勢だ。

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大谷、8日のレッズ戦でスタメン復帰へ

大谷翔平(32)が、日本時間8日午前10時10分に始まるレッズ戦でスタメン入りする見通しとなった。現地6日の試合後、デーブ・ロバーツ監督が復帰を明言したと、共同通信が伝えた。

打順は1番、守備位置は指名打者(DH)を予定する。ロバーツ監督は「この4日間の休養が大きかった。1番打者を務める予定」と述べた。上腕二頭筋や首周辺の張りを抱えながらも、状態は上向いているという。

レッズとの3連戦は8日から10日まで、本拠地ドジャースタジアムで行われる。地区優勝に向けた終盤戦とあって、大谷の打棒が戻るかどうかは今後の試合運びにも関わってくる。

発端は6月の左膝、31試合ぶりの離脱に

そもそもの発端は6月11日の左膝の炎症だった。オールスター期間中には患部に潤滑剤の注射を受けている。大谷は投手として7月3日を最後にマウンドを外れた。この試合の第3打席後に右上腕二頭筋の張りを覚え、7回に代打を送られてこの試合を途中で退いたほか、翌4日の試合も欠場した。以降は二つの箇所をかばいながら、打者専念の起用が続く。

投手としては、7月3日の最終登板までに14先発で8勝2敗、防御率1.79という数字を残していた。故障さえなければサイ・ヤング賞候補にも名が挙がった実力者だ。二刀流封印は痛手といえる。

打者としては出場を続けていた大谷だが、9月4日(日本時間)のカージナルス戦でついにスタメンを外れた。31試合ぶりのベンチスタートだった。それ以前の12試合は60打席で本塁打なしと長打が遠ざかり、前日の試合も4打数無安打、今季初の4三振に終わるなど、打撃面でも苦しんでいた時期にあたる。

関連記事:大谷翔平、31試合ぶりにスタメンを外れる ロバーツ監督は不調の原因を「主に上腕二頭筋と首、その周辺」と説明し、スイングへの左膝の影響は否定

欠場はそこから延びた。9月5日、6日(いずれも日本時間)のナショナルズ戦でも、大谷はスタメンを外れ続けた。3試合連続の欠場は、2023年9月の右脇腹痛以来3年ぶりとなった。欠場はさらに7日(日本時間)のナショナルズ戦にも及び、移籍後初となる4試合連続に達した。打線は組み替えられ、代役の指名打者にはコールが入る。

この7日(日本時間)の試合では8回の攻撃で、大谷はベンチで代打の準備を進めていた。最初の2人のどちらかが出塁すれば送り出す予定だったというが、その場面は訪れなかった。

ロバーツ監督が明かした復帰の決め手

なぜ8日での復帰にめどが立ったのか。決め手は、4日間続いた休養で状態が上向いたことにあった。

ロバーツ監督の発言は英語によるもので、共同通信はこれを「この4日間の休養が大きかった。1番打者を務める予定」と訳して伝えた。

大谷は現地5日、バッティングケージでの打撃練習をこなした。打撃コーチやトレーニングスタッフから状態は良好との報告を受けており、この結果も復帰の判断材料になっている。

大谷は元々、左膝の状態に加えて上腕二頭筋と首周辺にも違和感を抱えていた。ロバーツ監督はこれまで、大谷の状態について「見た目にも分かるほど今のような状態なのであれば、結局は誰の助けにもならない」と説明するなど、無理をさせない起用方針を貫いてきた。

投手復帰は絶望的、二刀流は打者専念へ

一方、投手としての復帰にはめどが立っていない。大谷は8月28日、デトロイトでブルペン投球を行い、変化球を交えて17球を投げた。当初は30日の実戦復帰も視野に入れていたが、ロバーツ監督は29日、上腕と膝の状態を理由に計画を見送ると明かした。それ以降、大谷は投球を再開しておらず、キャッチボールすら行っていないという。

ロバーツ監督は投手復帰の可否について明言を避けつつ、「公言はできないが、カレンダーと彼の調整段階を照らし合わせれば答えは分かるだろう」と語った。共同通信はこの発言を、今季の投手復帰断念を事実上示したものと伝えている。

球団の管理体制も、これを機に変わり始めた。ロバーツ監督はスポーツ報知の取材に、大谷の状態を見て1日休ませた方がいいというサインがあれば、それが2試合続けて出場した後なのか、3試合なのか、4試合なのかはその時々によって違うと述べ、必要に応じて柔軟に休養日を挟んでいく考えを示した。これまでは大谷本人の意向が優先されてきたが、長期離脱を経て、プレー頻度や負荷を球団側も注視する体制へと切り替わりつつある。

ドジャースにとって、大谷は投打の主軸であり続けてきた。7月3日の登板を最後に、故障を抱えながらも打者としての出場を優先する起用が続いてきた。二刀流としての稼働は今季ここで一区切りを迎える公算が大きいが、まずは8日、1番打者としてどこまで結果を残せるかが焦点となる。長い離脱を経た主砲の一振りに、球場の視線が集まる。

[文/構成 by スポーツ担当ライター 高瀬翔吾]

寄稿者

高瀬翔吾
Webメディアでスポーツ、エンタメ、時事ニュースなど、累計数千本の記事制作に携わってきたスポーツ系ライター。野球分野では、プロ野球の試合結果や選手の記録をはじめ、MLB、高校野球、ドラフト、移籍、契約更改などの記事を継続的に担当。数字や公式記録を基に情報を整理する記事を得意としており、結果を伝えるだけでなく、その記録が持つ意味や、選手・球団を取り巻く背景までわかりやすく解説することを心がけている。主な執筆分野は、プロ野球、MLB、高校野球、侍ジャパン、ドラフト、移籍情報。

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