「恋せよまやかし天使ども」が長期休載 卯月ココさん「体調面と仕事量の調節の為」と説明

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漫画家の卯月ココ氏が8月24日、連載中の「恋せよまやかし天使ども」の長期休載を自身のXで発表した。理由は「体調面と仕事量の調節の為」としている。作品を掲載する講談社「デザート」編集部も同日、休載を伝えた。連載再開は2027年1月号を予定している。
卯月ココ氏、8月24日に長期休載を発表
卯月氏は8月24日、自身のXを更新し、連載中の「恋せよまやかし天使ども」を長期休載すると明らかにした。理由について「体調面と仕事量の調節の為」と説明している。体調不良の具体的な内容は、卯月氏・編集部いずれの発表でも明らかにされていない。
同日、作品を掲載する講談社の少女マンガ誌「デザート」編集部も読者への感謝を伝えたうえで、「突然のお知らせで大変申し訳ありませんが、作者の卯月ココ先生の体調不良と仕事量調整のため、しばらくの間連載をお休みいただくことになりました」と伝えた。作者と編集部、双方の説明は理由の点で一致している。
連載再開は現時点で「デザート」2027年1月号を予定している。再開時期をあらかじめ示したうえでの休載発表だった。「デザート」は毎月24日発売の月刊誌で、休載発表の8月24日は発売日と重なっていた。
累計225万部、講談社漫画賞も受賞
「恋せよまやかし天使ども」は2023年に「デザート」で連載が始まった学園ラブコメディだ。単行本1巻は同年9月13日に発売され、以降着実に巻を重ねてきた。主人公の桂おとぎには”心撃の天使”の異名がある。「目が合っただけで心を撃ち抜かれる」ことから付けられたという。完璧な美少女を演じてきたおとぎは、素顔を見てしまった同級生・一刻と”秘密の共犯関係”を結ぶことになる。端正で物腰も穏やかに見えた一刻だが、「おまえ、かっけぇな」とくだけた一面をのぞかせる場面もあり、誰にも見せない裏の顔を抱えていた。ギャップを抱えた2人が惹かれ合っていく物語で、累計発行部数は225万部を超えている。2025年には第49回講談社漫画賞の少女部門も受賞し、賞状とブロンズ像に加えて副賞100万円が贈られた。最新7巻は6月12日に発売されたばかりで、「デザート」公式サイトでは第1話を試し読みできる。
作品は今年6月、2027年のテレビアニメ化決定を発表したばかりだった。アニメーション制作は「呪術廻戦」「進撃の巨人」「チェンソーマン」などで知られるMAPPAが担当し、監督は岡本泰知、キャラクターデザインは岡真里子、シリーズ構成は山嵜洋平が務める。ティザービジュアルとティザーPVは6月19日、MAPPAの15周年記念ラインナップ発表会で公開され、桂おとぎの声が先行して流れたが、キャストは現時点で未発表のままだ。アニメ化発表時には、卯月氏も「アニメ化という貴重で素敵な機会をいただけていること、非常に感慨深くこの上ない幸せを感じます」とコメントし、「岡本監督を始めとするMAPPAの皆さまは、原作の軸や世界観に丁寧に寄り添って制作してくださっていますので、普段はあまり恋愛作品に触れない方にも是非観ていただけると嬉しく思います」と続けた。
原作既刊は7巻に達しており、アニメイトでは2024年12月〜2025年1月に「くじメイト」としてカップやハート型の缶バッジなどのグッズ展開が行われた。原作と映像化の両方で動きが多い時期が続いていた。
卯月氏と編集部が明かした心境
卯月氏はXで、休載に至った経緯と読者への思いをつづっている。「このたび体調面と仕事量の調節の為、少し長めのお休みを頂くことになりました」と報告し、続けて「楽しみに待ってくださっている読者の皆さまには、ご心配とご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ありません」と謝罪した。
さらに「また元気におとぎ達の日常をお届けできるよう、諸々見直し整えて戻ってきますので、少しの間待っていてくださると嬉しいです」とし、「これからもどうぞよろしくお願いいたします」と結んだ。
デザート編集部からのメッセージも、読者に向けたものだった。「続きを楽しみにしていただいてる皆さんには申し訳ありませんが、先生にはこれからも素晴らしい作品を描いていただくためにも、今は仕事量を調整し、体調のご回復を優先していただきたいと思っております」と述べている。卯月氏が読者への感謝と謝罪を重ねたのに対し、編集部は今後の作品作りに向けた言葉を選んでいる。
連載再開は27年1月号の予定
デザートの2027年1月号での連載再開を、編集部と卯月氏はすでに読者に伝えている。編集部は「それまでの間、単行本などでこれまでの回を読み返しながらお待ちいただければ幸いです」と呼びかけており、休載中も既刊7巻は電子書店や書店で読むことができる。
「恋せよまやかし天使ども」は2027年のテレビアニメ化も控える。デザートでの連載再開とテレビアニメ放送は、いずれも2027年に予定されている。原作の休載がアニメの制作スケジュールに与える影響については、現時点で公式な説明はない。卯月氏と編集部がともに強調したのは、無理のない範囲で作品を仕上げていく姿勢だった。桂おとぎたちの物語が動き出す2027年1月号を、待つ読者は少なくない。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]







































































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