LOST10に中村アン・飯豊まりえが出演 TBS系金曜ドラマは10月スタートで原作なし

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
横浜流星主演のTBS系金曜ドラマ「LOST10(ロストテン)」に、中村アン(38)と飯豊まりえ(28)が出演する。TBSが8月21日に明らかにした。北海道の登山ツアーで起きた遭難事故を軸にしたヒューマンサスペンスで、小説や漫画の原作はない。10月スタート、毎週金曜22時からのオンエア。
中学校教諭とツアーガイド 2人は遭難事故の当事者
中村が演じるのは、遭難したツアー客の1人で、中学校教諭の亜矢(あや)。飯豊は、事故が起きた登山ツアーでガイドを務める田畠(たばたけ)に扮する。ともに物語の起点となる遭難事故「支樺岳(しからだけ)事件」の関係者で、真相の鍵を握る。
主演の横浜流星は、めったに事件が起こらない町の刑事・小駒(おごま)を演じる。小栗旬が扮するのは、小駒とともに真相を追うフリーの保険調査員・直(なお)だ。あるときは敵、あるときは味方にもなる異色のバディを組む。中村と飯豊は、横浜・小栗に続く3人目と4人目の発表キャストとなった。
TBS系で10月にスタートし、毎週金曜22時から22時54分まで放送する。
「Nのために」「最愛」の制作陣が原作なしで組む
脚本は奥寺佐渡子、演出は塚原あゆ子と泉正英、プロデュースは新井順子が務める。奥寺・塚原・新井の3人は「Nのために」(2014年)と「最愛」(2021年)を送り出したチームで、どちらも同じ金曜ドラマ枠の作品だった。ただし「Nのために」は湊かなえの小説が原作で、今回は原作を持たない「最愛」の路線を継ぐ。
奥寺は映画「国宝」の脚本で、2026年3月の第49回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した。2011年公開の「八日目の蝉」に続く2度目の受賞となった。ほかに映画「おおかみこどもの雨と雪」「望み」、ドラマ「下剋上球児」などがある。塚原は映画「ラストマイル」、ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」「海に眠るダイヤモンド」などを手がけてきた。演出に加わる泉正英は「19番目のカルテ」「ライオンの隠れ家」などで知られる。
タイトルの数字は登場人物の数と重なる。塚原監督によると、本作は10人のキャラクターを軸に展開する物語で、謎が次々と立ち上がっていくという。
金曜22時枠は最近、原作を持たない企画が並ぶ。放送中の「Tシャツが乾くまで」は生方美久による完全オリジナル、4月期の「田鎖ブラザーズ」も完全オリジナルのクライムサスペンスだった。2025年10月期の「フェイクマミー」、2026年1月期の「DREAM STAGE」もオリジナル脚本で、直近は4作続けて原作のない企画が続いている。「LOST10」が加われば5作連続だ。
中村アンは金曜枠が初、飯豊まりえはTBS系で8年ぶり
中村にとってTBS系の連続ドラマは「グランメゾン東京」(2019年)、「日本沈没―希望のひと―」(2021年)、「DCU〜手錠を持ったダイバー〜」(2022年)など日曜劇場が中心で、金曜ドラマ枠への出演は本作が初めてだ。塚原・新井とのタッグは、横浜と共演した「着飾る恋には理由があって」(2021年)以来5年ぶりとなる。直近の連続ドラマ出演は、高橋一生が主演したテレビ朝日系「リボーン 〜最後のヒーロー〜」(2026年)で、ヒロインの池谷更紗を演じた。
飯豊がTBS系のゴールデン・プライム帯の連続ドラマに出るのは、2018年の「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」「チア☆ダン」以来8年ぶり。横浜とは10代の頃からの知り合いで、映画「いなくなれ、群青」(2019年)以来7年ぶりの共演になる。最近はNHK総合「泉京香は黙らない」(2026年)で主演を務め、映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(2023年)などにも出ている。
「疑うことからはじまり、信じる強さ」 2人が語る見どころ
中村は北海道での撮影について、こう語る。
「北海道を舞台に、登場人物たちがどう絡み合い、何を探し、突き止めようとしているのか。疑うことからはじまり、信じる強さ、そしてそれぞれが誰かのことを想い、支え守ろうとしている姿が見どころだと思います。」
「着飾る恋には理由があって」では髪を30cmほど切って役に臨んだといい、「信頼しているチームの皆さんと再会ができ、作品の一員になれたこと、心から嬉しく思います」とつづった。自分自身も先が分からないまま、役と一緒に巻き込まれていく感覚だとも明かしている。
飯豊が挙げたのは作品のテーマだ。
「「すべてを疑え」というテーマのもと、それぞれの人物が抱える思いや思惑が複雑に交錯し、物語が進むにつれて、何が真実なのか、誰を信じるべきなのか、その輪郭さえ揺らいでいきます。」
塚原とは初めての仕事で、「一人ひとりの俳優や役にとても丁寧に向き合ってくださる方です」と評した。横浜との芝居には遠慮なくぶつかり合える安心感があり、「とても面白い化学反応を感じています」と話す。演じる田畠は、ここ最近ではあまり出会ってこなかったタイプの役柄だという。
8月28日に5人目と6人目のキャストを発表
横浜にとって本作は、主演を務めた大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」以来の民放連続ドラマで、ゴールデン・プライム帯の連続ドラマでは初の単独主演になる。奥寺とは映画「国宝」に続くタッグだ。小栗は5年ぶりの民放ドラマレギュラー出演で、横浜との共演は初めて。
キャストの解禁はまだ続く。TBSは8月28日に5人目と6人目を発表するとしている。軸となる10人のうち、役名まで明かされたのは4人。残りが埋まるにつれ、支樺岳で何が起きたのかも少しずつ見えてくる。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]





































































コメントはこちら