大の里、秋巡業初日のつくばで横綱土俵入り 12日金沢・13日かほくの地元巡業へ「久々の地元にいい形で帰れる」

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大相撲の秋巡業がきのう6日、茨城県つくば市で始まり、秋場所を制した横綱大の里(26)=二所ノ関=が横綱土俵入りを披露した。巡業は12日に金沢市、13日にかほく市と、出身の石川県で2日続けて開かれる。大の里は「久々の地元にいい形で帰れる」と凱旋を心待ちにしている。
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つくばで幕を開けた秋巡業、大歓声に「ほぼ地元」
25日まで続く秋巡業の初日は、茨城県つくば市が会場だった。秋場所で6場所ぶり6度目の優勝を果たした大の里は、朝稽古では相撲を取らず、四股などで体をほぐしたうえで横綱土俵入りを披露し、会場を盛り上げた。
二所ノ関部屋は同じ茨城県の阿見町にあり、北國新聞によると会場は部屋から車で20分ほど。共同通信は、部屋が東京開催の本場所で千秋楽パーティーを開くホテルが、この日の会場のすぐ近くだったと伝えている。稽古場に姿を見せると拍手がわき、大の里は「ほぼ地元でもある。ありがたい」と笑みを浮かべた。
もう1人の横綱、豊昇龍(27)=立浪=は7月下旬に右膝を手術し、秋場所を全休した。日本経済新聞によると、検査で問題がなければ10日の長野県松本市の興行から途中参加する意向だ。初日の横綱土俵入りは、大の里1人が務めた。
12日金沢・13日かほく、「4月の小松以来」の帰郷
大の里は石川県津幡町の出身。秋巡業は12日に金沢市のいしかわ総合スポーツセンター、13日にかほく市のとり野菜みそBLUECATS ARENAで開かれ、石川県での興行が2日続く。金沢場所は北國新聞社の主催だ。
スポーツ報知の取材に、大の里は地元への思いをこう語っている。
「4月の小松(巡業)以来帰ってないので、久々の地元にいい形で帰れる。巡業も2か所あるので、また力をもらって九州で頑張りたい」
地元・津幡町では優勝を祝うのぼり旗や懸垂幕が掲げられ、1年ぶりの賜杯を喜んでいる。賜杯を抱いた横綱として帰る故郷の土俵まで、あと5日だ。
左肩痛から1年ぶりの賜杯、休み中は母校の寮へ
ここまでの道のりは平らではなかった。
大の里は昨年の九州場所で左肩を痛め、その後は精彩を欠く場所が続いた。迎えた9月の秋場所は、11勝3敗で並んだ大関安青錦との千秋楽の相星決戦を突き出しで制し、12勝3敗で1年ぶりの優勝。秋場所は2024年から3年続けての制覇となった。
場所後の1週間の休みには、中学・高校の6年間を過ごした新潟県糸魚川市の海洋高相撲部の寮「かにや旅館」をサプライズで訪ね、田海哲也総監督と恵津子夫人に優勝を報告した。「優勝したら行くと決めていた。人一倍、心配してくれていたと聞いていたので。直接、顔を見せて喜んでもらえた」とスポーツニッポンに明かしている。懐かしのカレーライスも口にしたという。
大の里と寮の歩みは、書籍『大の里を育てた〈かにや旅館〉物語』(集英社インターナショナル)でもたどれる。
1日には日産スタジアムでサッカー日本代表の試合を観戦した。日刊スポーツによると、サッカーを現地で見たのは初めて。「スポーツは好きなので生で見るのは違った」と刺激を受けた様子だった。
九州場所へ「次の場所が大事」、2場所連続Vを見すえて
九州場所は11月8日に福岡国際センターで初日を迎え、大の里には2場所連続7度目の優勝が懸かる。巡業初日の取材では、気持ちの切り替えをはっきり口にした。
「1週間で余韻に浸った。次の場所が大事になる。気を抜くことなくやっていく」
スポーツ報知には「季節の変わり目なので、体調管理をしっかりして、稽古を積んでいきたい」とも話している。左肩の不安を乗り越えた横綱にとって、秋巡業は九州へ向けた仕上げの場になる。
12日の金沢、13日のかほく。故郷の声援を受けて、大の里は九州へ向かう。
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[文/構成 by スポーツライター 疾風(HAYATE)]









































































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