松山英樹、8日開幕のベイカレントクラシックへ「この横浜では優勝したことがないので。ぜひ、いいプレーをしたいなという思いです。」

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日本で開かれる唯一の米男子ツアー、ベイカレントクラシックが8日に横浜カントリークラブで開幕する。松山英樹(34)はきのう6日に会場で会見し、「この横浜では優勝したことがないので。ぜひ、いいプレーをしたいなという思いです」と語った。体調は「あんまり良くはない」と明かしつつ、5年ぶりの日本開催大会Vを狙う。
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横浜での初優勝へ、会見で語った意気込み
米男子ツアーの秋季シリーズ、ベイカレントクラシック・プレゼンテッド・バイ・レクサスは、10月8日から11日までの4日間、神奈川県の横浜カントリークラブ(7322ヤード、パー71)で行われる。ツアー通算11勝の松山は6日、練習ラウンドを終えて公式会見に臨んだ。
スポーツ報知が伝えた会見の一問一答によると、2021年以来の大会2勝目への思いとコースの印象を問われた松山は、こう答えている。
「前回優勝してからもう5年もたっていますし、この横浜では優勝したことがないので。ぜひ、いいプレーをしたいなという思いです」
コースについては「少しウェットな状況ですけど、天気がいいので、これから乾いていくと思うので、いいコンディションになっていくんじゃないかなと思います」と見立てた。昨年の結果にも触れ、「なかなか去年はあんまりうまくプレーできなかったんですけど、今年はっていう思いで、頑張って調整しているので、楽しみな1週間になるかなと思ってます」と話している。
5年前の優勝は習志野、横浜は昨年20位タイ
「横浜では優勝したことがない」という言葉には、大会の歩みが関わっている。
この大会は2019年、日本初の米ツアー公式戦「ZOZOチャンピオンシップ」として始まった。千葉県のアコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブを主な舞台に(2020年はコロナ禍で米カリフォルニア州で開催)、タイガー・ウッズや松山、コリン・モリカワらが優勝者に名を連ねる。松山が日本のファンの前で勝ったのは2021年大会だった。
タイトルスポンサーが替わった昨年、大会名はベイカレントクラシックとなり、会場も横浜カントリークラブへ移った。初めての横浜で松山は20位タイ。優勝したのはザンダー・シャウフェレ(米国)で、最終日に64をマークし、マックス・グレイザーマン(米国)を1打差でかわしている。
横浜では、まだ勝ったことがない。
米ツアー13年目の今季は、2月のフェニックス・オープンの2位が最高成績。2025年の開幕戦「ザ・セントリー」で通算11勝目を挙げて以降、優勝から遠ざかっている。地元の声援を受ける1週間で、今季初Vをつかめるかが焦点になる。
「体調はあんまり良くはない」と明かした状態
会見では気がかりな言葉もあった。
松山は9月下旬、米イリノイ州のメダイナカントリークラブで行われたプレジデンツカップに、世界選抜の一員として7回目の出場を果たした。米国選抜と、欧州を除く世界選抜が戦う団体対抗戦で、今回は久常涼も世界選抜に入り、日本勢2人がそろうのは1998年の丸山茂樹、尾崎直道以来28年ぶりだった。松山は「7回目で初めて同じ国の久常選手が入ってきてくれて、やりやすい部分と、今までなかったことなので、すごい違和感を覚えながらというのもあったり」と明かしている。
結果は世界選抜が米国選抜に13対17で敗れた。松山は「最後は悔しい思いをしたので、2年後に、またチームに入れるように、彼自身もまた入ってきてくれるように願いながら、この2年間を過ごしていきたいなと思っています」と振り返っている。
その団体戦から中1週。体の状態について聞かれた答えは、こうだった。
「体調は、うーん…あんまり良くはないですけど、残り2日あるので、しっかり仕上げたいなと思います」
ゴルフの感触は「まあ悪くはないと思いますけど、体のコンディション次第で変わってくるかなという感じですね」。練習ラウンドで意識していたことを聞かれても、「コースというよりは、自分の状態を上げることに」と答え、コース対策より体と感覚の立て直しを優先している。
自ら交渉したアマ枠、後輩の長﨑煌心へエール
6日の練習ラウンドは午前7時16分に1番からスタートした。報知によると、アウトの9ホールと17、18番の計11ホールを回り、1番、2番で連続バーディーを決めてギャラリーを沸かせた。
同じ組で回ったのが、アマチュアの長﨑煌心(18)だった。東北福祉大の1年生で、松山にとっては大学の後輩にあたる。松山の名前を冠したアマチュア予選会「Hideki Matsuyama Amateur Challenge Presented by LEXUS」を制し、本戦の出場権をつかんだ。
この予選会は、松山自身が米ツアー側に働きかけて生まれた枠だ。会見で松山は、こう経緯を明かしている。
「10年以上向こう(米国)でやっていて、1人でも多く日本人プレーヤーが来てほしいという思いがあります。日本でやるPGAツアーがあるなら、その枠を一つ、PGAにお願いできないかと交渉をしたときに、喜んで引き受けてくれたと思いますし、それをサポートしていただいている企業の皆さんにも感謝しながら、もっともっと大きい大会にしていけたら」
長﨑については「まだ大学1年生ですし、これからまだまだ先が長いと思うので、世界を目指すためのきっかけになってくれればいいなと思います」と期待を寄せた。予選会は今年から2日間に拡大されている。
日本のファンへの思いも語った。「昨日も今日も朝7時からあれだけたくさんの人が来てくれているので、すごく嬉しいですし、その前でプレーできるっていうことは、年間を通じてもそんなに多いことではないと思うので。それを楽しみながら、いいプレーをお届けできるように頑張りたいなと思います」。
初日は午前10時35分スタート、ブラッドリー、ファウラーと同組
6日に発表された初日の組み合わせで、松山は2022年大会覇者のキーガン・ブラッドリー(米国)、リッキー・ファウラー(米国)と同じ組に入った。1番ホールから午前10時35分に出る。長﨑はその1組後、10時46分のスタートとなる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日程 | 10月8日(木)〜11日(日) |
| 会場 | 横浜カントリークラブ(7322ヤード、パー71) |
| 賞金総額 | 800万ドル(優勝賞金144万ドル) |
| 出場 | 72人(日本勢13人) |
| 松山の初日 | 午前10時35分、1番から(ブラッドリー、ファウラーと同組) |
| 前回優勝者 | ザンダー・シャウフェレ(2025年) |
出場72人のうち日本勢は13人で、久常涼や金谷拓実、中島啓太らも名を連ねる。連覇がかかるシャウフェレは2023年覇者のモリカワと同じ組で初日を回る。
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「今年は」という思いで臨む横浜での1週間。5年前の再現を問われた松山は「そういう思いはありますけど、まず自分の状態を上げて、最終日にいいところで争えるようにしたいなと思っています」と、足元から積み上げる考えを示した。2021年に習志野で浴びた歓声を、今度は横浜で受けられるか。
松山は2021年4月のマスターズで、日本男子として初めてメジャーを制した。同じ年の8月には、ゴルフとの出会いからマスターズ制覇までを自らつづった自伝『彼方への挑戦』(徳間書店)を出している。
[文/構成 by スポーツライター 疾風(HAYATE)]










































































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