松山英樹、ベイカレントクラシック最終日は67で通算9アンダー21位 10ホールで6バーディの猛追も13・14番で連続ボギー

※この記事には、商品・サービスの広告リンクが含まれています。
時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
米男子ツアー「ベイカレントクラシック Presented by レクサス」の最終ラウンドがきょう11日、横浜CC(神奈川)で行われ、29位から出た松山英樹(34)は6バーディ、2ボギーの67で回った。通算9アンダーの21位タイで、5年ぶりの大会制覇はならず。10番までに6つ伸ばしたが、13番から連続ボギーで失速した。優勝は通算16アンダーのマイケル・ブレナン(米国)だった。
↓ 詳細が気になる方は、このまま下へ ↓
最終日は67、通算9アンダー21位タイで4日間を終える
日本で唯一開催される米ツアーの公式戦は11日、最終ラウンドを終えた。首位と8打差の29位から出た松山英樹は、6バーディ、2ボギーの67で回り、通算9アンダーの21位タイ。2021年に前身の「ZOZOチャンピオンシップ」を制して以来となる大会2勝目には届かなかった。
4日間のスコアは67、72、69、67の合計275。初日を12位で滑り出しながら、2日目に72とつまずいて30位に後退し、3日目も前半で6つ伸ばしたあと後半に崩れて29位にとどまる。最終日はそこから順位を8つ上げた計算になる。
大会前には腰の痛みでプロアマ戦を12ホールで途中棄権していた。それでも4日間を戦い抜き、最後まで多くのギャラリーを引き連れて回った。
1番は10センチにピタリ、10番までに6バーディ
勢いは1番からだった。残り148ヤードの2打目をピン10センチにつけるスーパーショットで、タップインのバーディ発進。2番は奥のカラーから4メートルを沈め、連続バーディとした。
その後もスコアは伸びる。4番パー5はグリーン右手前のバンカーからピンそばに寄せてバーディを奪い、6番パー5は2オン2パット。パー3の7番では8メートルをねじ込み、前半をボギーなしの31で折り返した。
10番でもフックラインのバーディパットを決め、10ホールで6バーディ。通算11アンダーまで伸ばし、上位をうかがう位置まで駆け上がった。
「13、14、15アンダーくらいまで持っていければ、トップの人たちも嫌かなという思いもあった。10番まではいいプレーができたと思う」。ホールアウト後、松山はそう振り返っている。
13番から連続ボギー、難関の終盤で止まった猛追
だが、流れは後半に変わる。難しいホールが続く終盤で、13番、14番と連続ボギーをたたいた。
残り4ホールはパーでしのぎ、最終18番では左サイドのバンカーから2打目をグリーンに乗せた。グリーンに上がる松山を、大きな歓声が迎えた。
「上位にいたらもっと盛り上がると思うけど」。少し冗談めかしてから、「今日のスタートホールだったり、最後のセカンドで少しは沸かせたかなと思うので、良かった」と語っている。
母国で戦う米ツアーへの思いも口にした。「日本人が来てくれる中でプレーできるのはうれしい。年間で、僕の組が(ギャラリーが)一番多いということはありえないので、ここは特別」。日本のファンの前で見せた前半の猛チャージは、会場を大いに沸かせた。
優勝はブレナン、日本勢は米澤蓮が唯一のトップ10
大会は、3人が並ぶ首位から出たマイケル・ブレナン(米国)が4バーディ、1ボギーの68で通算16アンダーとし、大会を制した。8月の「ウィンダム選手権」に続く今季2勝目で、ツアー通算3勝目。優勝賞金144万ドル(約2億2700万円)を手にした。
1打差の通算15アンダー2位タイにキース・ミッチェル、ジェイコブ・ブリッジマン(ともに米国)が続く。大会連覇を狙ったザンダー・シャウフェレ(米国)は17番までに6バーディを奪って首位に1打差まで迫ったが、最終18番でダブルボギーをたたき、通算13アンダーの4位タイだった。
日本勢の最上位は米澤蓮(27)。左ろっ骨を骨折しながらの出場で、松山と同じ29位から出て、前半29をマークするなど1イーグル、6バーディ、1ボギーの64を記録した。この日のベストスコアで、通算12アンダーの9位タイ。日本勢でただ1人トップ10に入り、22日からの次戦「バターフィールド バミューダ選手権」の出場権も手にしている。
「100点にかなり近いゴルフができたと思う」。米澤はホールアウト後のインタビューでそう胸を張った。
主な日本勢の最終成績は以下のとおり。
| 順位 | 選手 | 通算スコア |
|---|---|---|
| 9位タイ | 米澤蓮 | 12アンダー |
| 21位タイ | 松山英樹 | 9アンダー |
| 23位タイ | 金谷拓実、砂川公佑 | 8アンダー |
| 29位タイ | 石坂友宏 | 7アンダー |
| 33位タイ | 細野勇策、藤本佳則 | 6アンダー |
| 41位タイ | 久常涼、香妻陣一朗 | 5アンダー |
| 50位タイ | 中島啓太 | 4アンダー |
5年ぶりの頂点はお預け、それでも見えた手応え
5年ぶりの大会制覇はならなかったものの、腰の不安を抱えて臨んだ4日間で、最終日は60台をマークした。前半の10ホールで6バーディを並べたプレーは、本調子に近い姿を感じさせる。
松山がアジア人として初めてマスターズを制したのも2021年だった。その年の秋、日本開催の大会で母国のファンに優勝を届けている。マスターズ制覇までの歩みは、本人の著書『彼方への挑戦』(徳間書店)にまとめられている。
13番からの2ホールでの2ボギーがなければ、通算11アンダーでトップ10まであと1打という位置だった。日本のファンの前で見せた猛追は、次の舞台への足がかりになる。
関連記事:松山英樹、ベイカレント初日67で12位発進 前日プロアマ途中棄権の腰痛も「試合に出ている以上は関係ない」
関連記事:松山英樹、腰痛でプロアマ戦を12ホールで途中棄権 「痛いので帰ります。大事を取って」、ベイカレントクラシック初日は予定どおりスタート
[文/構成 by スポーツライター 疾風(HAYATE)]















































































コメントはこちら