松山英樹、ベイカレント初日67で12位発進 前日プロアマ途中棄権の腰痛も「試合に出ている以上は関係ない」

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松山英樹(34)が、きのう8日に横浜カントリークラブで開幕した米男子ツアー「ベイカレントクラシック」の第1ラウンドを6バーディー、2ボギーの67で回り、4アンダーの12位タイで発進した。前日のプロアマ戦は腰痛で途中棄権していたが、本人は「試合に出ている以上は関係ない」と話した。首位ジェイコブ・ブリッジマンとは4打差で、きょう9日に第2ラウンドを迎える。
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4アンダー12位タイ、日本勢最上位で初日を終える
アジアで唯一の米男子ツアー公式戦、ベイカレントクラシック・プレゼンテッド・バイ・レクサスが8日、神奈川県の横浜カントリークラブ(7322ヤード、パー71)で開幕した。11日までの4日間、予選落ちのない72ホールで争われる。
2021年大会の覇者である松山は、6バーディー、2ボギーの67をマーク。4アンダーの12位タイで初日を終えた。同じ67で回った久常涼と並び、出場した日本勢13人の中でトップの位置だ。
首位に立ったのは、26歳のジェイコブ・ブリッジマン(米国)だった。後半5番からの4連続を含む8バーディー、ボギーなしの63で、8アンダーの単独首位。1打差の2位にジョーダン・スミス(イングランド)が続き、マックス・ホマ(米国)ら4人が6アンダーの3位タイに並ぶ。
松山と首位の差は4打。残り54ホールを考えれば、十分に射程圏内だ。
序盤4ホールで3バーディー、中盤に2つのボギー
出だしは快調だった。1番でフェアウェイから2.5メートルにつけてバーディー発進。3番(パー3)ではグリーン右のエッジからパターで4メートルを沈め、パー5の4番は5番ウッドでピン手前4メートルに乗せてバーディーを奪った。4ホールで3つ伸ばし、本人も「いいスタートを切ることができた」と振り返っている。
流れが止まったのは中盤だ。5番はドライバーでのティーショットを右の林に曲げてボギー。8番は3パットでスコアを落とし、序盤に伸ばした3つのうち2つを吐き出した。
それでも、崩れはしない。12番はティーショットを左に曲げたものの、第2打で目の前の木を越す高い球を打ち、ピン右1.5メートルにつけてバーディー。「うまくいきました」と手応えを口にした。
終盤は粘りの時間になった。16番(パー3)はグリーン左から40ヤード近いバンカーショットを寄せてパーを拾い、17番もグリーン右のバンカーから寄せてしのぐ。
迎えた18番。2つのバンカーに挟まれた左ラフからの第2打は、傾斜の絡む難しいライだった。松山はボールを追いながら「GO」とつぶやき、ボールはピン右12メートルに止まる。このスライスラインの長いパットを沈め、右のこぶしを突き出した。平日にもかかわらずグリーンを囲んだ大勢のギャラリーから、大きな歓声が上がった。
「どうやったらパーで切り抜けられるか」と考えていたラフからのバーディー締め。本人は「最後の3ホールはすごく大きかった」と小さくうなずいた。
前日のプロアマは腰痛で12ホール棄権、それでも「関係ない」
この初日を迎えるまでの道のりは、順調とはいえなかった。
開幕前日の7日、松山はプロアマ戦を腰痛のため12ホールで途中棄権している。ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)によると、2週前のプレジデンツカップに世界選抜の一員として出場する前の週にも、ぎっくり腰のような症状に見舞われていたという。
8日のラウンド中も、腰を気にするしぐさを何度も見せた。それでもスタート前の状態については、こう話している。
「昨日よりはいい状態で(ティイングエリアに)立てたので、そこは一安心」
万全とはいえない体調で回り切った18ホールを、本人は「悪くなかったと思います」と評価した。腰の状態を抱えながらも、気持ちは揺らいでいない。
「試合に出ている以上は関係ない」
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久常涼も67、日本勢は13人が出場
日本勢では、久常涼も5バーディー、1ボギーの67で12位タイにつけた。米ツアー参戦3年目で母国大会の初優勝を狙う久常は「ショットがすごく良かったのでチャンスが多かった」と話す一方、グリーン上では「もう少し伸ばしたかったのが正直なところ」と悔しさものぞかせた。
3アンダーの17位タイには、日本ツアーのポイントランキング2位の岩田寛と、同6位の米澤蓮が並ぶ。2アンダーの26位タイに中島啓太と砂川公佑、1アンダーの36位タイに金谷拓実と石坂友宏が続いた。アマチュア予選会を勝ち上がった18歳の長崎煌心は72で回り、1オーバーの52位タイだった。
上位の顔ぶれでは、前年覇者のザンダー・シャウフェレ(米国)が1アンダーの36位タイ。アダム・スコット(オーストラリア)は2アンダーの26位タイにつけている。
5年ぶりの母国優勝へ、きょう9日に第2ラウンド
松山が日本で勝ったのは、千葉県のアコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブで開かれた2021年の「ZOZOチャンピオンシップ」が最後だ。この大会は、ZOZOチャンピオンシップが前身にあたる。大会名が変わり、舞台が横浜に移ってからは、まだ優勝がない。
勝てば、2025年1月の「ザ・セントリー」以来となる米ツアー通算12勝目。今季初優勝と、5年ぶりの母国での勝利が同時にかかる。
第2ラウンドはきょう9日に行われる。本人は「今日みたいにいいスタートを切って、辛抱強く最後までできたらいい」と話しており、初日と同じように序盤で流れをつかめるかがひとつの焦点になる。
腰の状態を抱えながらの4日間は、まだ始まったばかり。4打差を追う松山の2日目に、横浜の大ギャラリーが再び集まる。
松山の歩みに興味を持った人には、本人の著書『彼方への挑戦』(徳間書店)がある。
[文/構成 by スポーツライター 南條楓]






































































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