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清宮幸太郎、球宴ホームランダービーに繰り上がり出場 近藤健介に代わりNPBが発表、昨年は牧秀悟に敗れ準優勝

清宮幸太郎、球宴ホームランダービーに繰り上がり出場 近藤健介に代わりNPBが発表、昨年は牧秀悟に敗れ準優勝

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日本野球機構(NPB)は7月27日、「マイナビオールスターゲーム2026 新型日産キックス ホームランダービー」の出場選手を、ソフトバンク・近藤健介(32)から日本ハム・清宮幸太郎(27)に変更したと発表した。近藤はダービーを外れるが、本戦には予定通り出場する。清宮のダービー参戦は昨年に続き2度目で、前回は決勝でDeNA・牧秀悟(28)に6本対7本で敗れ準優勝だった。大会は28日の東京ドーム、29日の富山市民球場で行われる。

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近藤健介に代わり出場、本戦は予定通り

NPBは27日、球宴前の呼び物であるホームランダービーの出場選手変更を発表した。対象は22日にファン投票の結果として発表されていた8人の一角で、ソフトバンクの近藤がダービーを外れ、パ・リーグのダービー用ファン投票で近藤に次ぐ5位につけていた日本ハムの清宮が繰り上がった。変更の理由は非公表だ。

近藤はダービーには出場しないものの、28日と29日のオールスターゲーム本戦には予定通り出場する。選手間投票で7月9日にオールスター入りが決まった際には、読売新聞の取材に「セ・リーグを代表する投手との対戦なので、少しでも多く打席に立って、いい球を味わいたい」と意欲を語っていた。ダービーを外れても、本戦での対戦を楽しみにしている様子がうかがえる。

近藤は2022年オフにFA権を行使し、日本ハムからソフトバンクへ移籍した選手でもある。移籍1年目の2023年は本塁打と打点の2冠を手にし、2年目の2024年には打率.314で首位打者に輝いて、その年の最優秀選手(MVP)にも選ばれた。ダービーからは外れても、リーグを代表する打者であることに変わりはない。

昨年は阪神の2人を破るも牧秀悟に準優勝

清宮のダービー参戦は、2025年の前回大会に続いて2度目となる。前回は阪神のスラッガー対決が続いた。7月23日の準々決勝で森下翔太を2本対1本で下すと、同日の準決勝でも佐藤輝明と対戦し、先攻の佐藤が最終盤の4連発を含む6本を記録したのに対し、清宮は7本を放って逆転で決勝進出を決めた。

しかし翌24日の決勝では、DeNAの牧秀悟に6本対7本の1本差で敗れ、準優勝に終わった。今年のダービーは、そのリベンジを懸ける舞台になる。なお、当時対戦した森下、佐藤、牧の3人は、いずれも今年のダービーに名を連ねている。

オールスターMVPを2度受賞した勝負強さ

早稲田実業高時代に高校通算111本塁打を放ったスラッガーで、2017年のドラフトで日本ハムに入団したのが清宮だ。プロでは長く自己最多本塁打の更新に苦しんできたが、大舞台では違う顔を見せてきた。過去2度のオールスター出場で、いずれも最優秀選手(MVP)に輝いている。初出場だった2022年の第1戦ではサヨナラ本塁打で頂点に立ち、2025年の第2戦でもソロ本塁打を含む3安打2打点の活躍でMVPに選ばれた。

今季は一塁手としてファン投票でオールスター入りを果たした。ファン投票での選出は2年連続だが、前回の2025年は三塁手部門での選出で、ポジションを変えての2年連続選出になる。2022年の初出場と合わせ、通算では3度目の球宴出場だ。

日本ハムから3人参加、8人の顔ぶれと大会形式

今大会の出場8人は、7月22日時点でセ・リーグから阪神の佐藤輝明と森下翔太、DeNAの牧秀悟、中日の細川成也の4人、パ・リーグから日本ハムのF.レイエスと万波中正、ソフトバンクの栗原陵矢と近藤の4人がファン投票で選ばれていた。近藤から清宮への変更で、パ・リーグの顔ぶれは日本ハムが3人を占めた。レイエスは2019年に大リーグで37本塁打を放った経験を持つ助っ人で、昨季はNPBの本塁打王と打点王に輝いている。万波も7月23日に自身通算100本塁打を達成したばかりで、清宮を含めた3人はいずれも長打力が持ち味の顔ぶれだ。

大会は2試合構成だ。28日の東京ドームで準々決勝2試合と準決勝1試合の計3試合を行い、29日の富山市民球場では残る準々決勝2試合と準決勝1試合に加え、両日の準決勝を勝ち上がった2人による決勝も行われる。優勝賞金は100万円で、副賞に新型日産キックス1台が贈られる。

ルールは1人あたり2分間で球数無制限、この時間内の本塁打数を競う。同点の場合は1分間の延長を行い、それでも並べばファン投票の得票数、今季の本塁打数、前年の本塁打数の順で並びを決める。

清宮・近藤の今季成績、注目の再戦相手

清宮の今季成績は7月26日時点で90試合に出場し、301打数73安打、打率.243、11本塁打、38打点。前季の打率.272からは数字を落としているが、ダービーはシーズンの打率とは切り離された一発勝負で、当日の調子がものを言う。

一方の近藤は90試合で打率.308、23本塁打、78打点と、今季のパ・リーグを代表する成績を残している。ダービーには出場しないが、勝負強い打撃はそのまま本戦に持ち越される。清宮にとっては、昨年下した森下・佐藤、決勝で敗れた牧と再び肩を並べる、初のダービー制覇がかかる大会でもある。前回の準優勝から、頂点まで最後の一歩を詰められるか。

[文/構成 by スポーツライター 高瀬翔吾]

寄稿者

高瀬翔吾
Webメディアでスポーツ、エンタメ、時事ニュースなど、累計数千本の記事制作に携わってきたスポーツ系ライター。野球分野では、プロ野球の試合結果や選手の記録をはじめ、MLB、高校野球、ドラフト、移籍、契約更改などの記事を継続的に担当。数字や公式記録を基に情報を整理する記事を得意としており、結果を伝えるだけでなく、その記録が持つ意味や、選手・球団を取り巻く背景までわかりやすく解説することを心がけている。主な執筆分野は、プロ野球、MLB、高校野球、侍ジャパン、ドラフト、移籍情報。

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