FC大阪、8/22ホーム戦の北九州開催を発表 なぜミクニワールドスタジアムなのか

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FC大阪が8月22日の明治安田J3リーグ第3節・FC琉球戦を、本拠地の東大阪ではなく福岡県北九州市のミクニワールドスタジアム北九州で開催すると発表した。発表は7月24日。近藤祐輔社長は「多くの皆様に多大なるご迷惑」をおかけしたと陳謝したが、北九州開催に至った具体的な理由は公式には明らかにされていない。
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8/22はミクニワールドスタジアム北九州
FC大阪は7月24日、公式サイトで2026/27シーズンJ3リーグ第3節・FC琉球戦の開催概要を発表した。日程は8月22日(土)、キックオフは18時。会場は福岡県北九州市小倉北区のミクニワールドスタジアム北九州、JR小倉駅から徒歩7分の立地だ。
本来ならFC大阪のホームゲームであり、東大阪市の花園ラグビー場で開催されるはずの一戦だった。だが実際の開催地は、本拠地から約600キロ離れた北九州。FC琉球も同日、公式サイトで同じ日程・会場でのアウェー戦決定を伝えている。
近藤社長はクラブを通じ、本拠地から遠く離れた地での開催になったことを説明した。会場決定の発表が大幅に遅れたことについても謝罪し、クラブ運営体制の見直しに取り組む考えを示している。
FC大阪は2023年にJリーグ(J3)入りしたクラブだ。2025シーズンで加盟3年目を終えたばかりで、J3の中でもまだ歴史の浅いチームに数えられる。
花園ラグビー場が使えない事情
FC大阪が本拠地として使う花園ラグビー場は、東大阪市の施設だ。もとはラグビー専用として整備された経緯があり、ラグビーの日程と重なる場合はこれまでも京都や和歌山での開催に回ってきた。
スポーティングニュース日本版の報道によると、FC大阪が花園を本拠地として使用できているのは、東大阪市に約束している「花園ラグビー場第2グラウンドの改修が完了するまでの特例措置」に基づく取り決めだという。寄贈方式での整備を目指し、完了目標は2028年とされているが、同社の取材では「現状では実現の見通しは立っていない」状況だと伝えられている。
Jリーグは7月1日、2026/27シーズンの年間日程を発表した。この時点でFC大阪のホームゲーム4試合の会場は「未定」のままだった。対象は第3節の琉球戦、第10節の金沢戦、第15節の熊本戦、第22節の相模原戦。今回発表されたのは、そのうち最初の1試合の会場にとどまる。
過去にラグビーとの日程重複時は京都や和歌山が代替地になってきたが、今回はそれよりはるかに遠い北九州が選ばれた。なぜ近隣の会場ではなく600キロ先の北九州になったのかについても、公式な説明はない。
近藤社長「多大なるご迷惑をおかけした」
近藤祐輔社長はクラブを通じ、「ホームから遠く離れた地で開催せざるを得ない結果となり」と説明した。開催会場の決定が大幅に遅れたことについても「多くの皆様に多大なるご迷惑」をおかけしたと陳謝し、クラブ運営体制の見直しと再発防止に取り組む考えを示している。会場確保に尽力した北九州市やギラヴァンツ北九州など関係者への謝意も伝えた。
ミクニワールドスタジアム北九州は、J3のギラヴァンツ北九州が本拠地として使う会場だ。FC大阪にとっては勝手の分からない土地での「ホームゲーム」になる。入場券の発売日や席割、観戦ルールなどの詳細は「決定次第、改めてお知らせいたします」とするにとどまり、7月24日時点では未定のままだ。試合まで1カ月を切った段階での発表となった。
なお、花園ラグビー場が今シーズン中に一切使えなくなったわけではないとみられる。NTTドコモが7月24日付で公表した、Jリーグ全60クラブの観戦チケットと公式ユニフォームが当たる企画では、FC大阪の10月24日・鹿児島ユナイテッドFC戦が「東大阪市花園ラグビー場」開催と案内されている。
SNSでは疑問の声が拡散
発表を受け、SNS上ではFC大阪の対応を疑問視する投稿が相次いだ。スポーティングニュース日本版は「地域密着を謳っておきながらこの結末では聞いて呆れる」「東大阪のクラブがホームスタジアムを準備できずに北九州でホームゲーム開催って…ナメ過ぎだろ」「何で北九州でFC大阪のホームゲーム開催するのか理解に苦しむ」といった声が上がったと伝えている。
なぜ北九州なのか。明確な答えが示されないまま、ファンの間ではホームタウン制度の運用そのものを疑問視する意見も広がりつつある。地元・東大阪から北九州までは新幹線や飛行機を乗り継ぐ距離で、現地まで応援に駆けつけるファンにとっても負担が小さくない。
残り3試合の会場も決まらぬまま
7月1日の年間日程発表時点で会場未定だった4試合のうち、8月22日の琉球戦を除く3試合の扱いは、7月24日時点でも決まっていない。花園の第2グラウンド改修が具体的に動き出さない限り、同じような遠隔地開催が繰り返されかねない。
クラブは運営体制の見直しを表明したが、具体策はまだない。本拠地の東大阪でホームゲームを開催できない状態がいつまで続くのか。残り3試合の会場がどうなるかが、今後の焦点だ。
[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]

































































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