嵐山『嵯峨野トロッコ列車』に昼も夜も乗ってきた!紅葉シーズンの混雑・予約や窓側の席、ライトアップの車窓を体験レビュー

取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2026 MEDIA DOGS
せっかく嵐山まで足を運ぶなら、歩いてめぐるだけでなく、ちょっと非日常な体験もしてみたいと思いませんか?
そんなときにぴったりなのが、トロッコ嵐山駅から乗れる「嵯峨野トロッコ列車」です。
嵯峨野トロッコ列車は、京都の嵯峨野から亀岡までを結ぶ、嵯峨野観光鉄道の観光列車。保津川の渓谷沿いを走る路線で、秋は夕方からライトアップされた景色の中を走れるのも嬉しいところです。
訪れたのは11月上旬の平日、13時ごろ。お昼の便と、ライトアップされた夜の便の両方に乗ってきました。駅までの道のりや混雑・予約のこと、車内の様子を写真多めでお伝えしていきます。
これから乗ってみようか悩まれている方は、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
トロッコ嵐山駅への行き方|紅葉シーズンは平日でも混雑
トロッコ嵐山駅は、嵐山の竹林の中を進んだ先にある駅です。紅葉の時期だったこともあり、駅にたどり着くまでも、着いてからも、人の多さが印象に残りました。
竹林の中を進んで、トロッコ嵐山駅へ
駅までは竹林の中をずっと進んでいき、近くなると案内が出ていたので、迷わずにたどり着けました。
ただ、この時期は紅葉シーズン。平日でも駅までの道はかなりの人で、いつもより時間がかかりました。
人の波を抜けてようやく到着すると、丸太の枠にはまった木の駅名看板がお出迎え。

駅の近くには、嵯峨野観光鉄道の「嵯峨野散策マップ」もありました。周辺のお寺や神社と、駅から歩いたときの所要時間がまとめられています。

トロッコの前後に嵐山周辺をめぐるなら、嵐山でだし巻き定食のランチが食べられる和食のお店や、金閣寺から嵐山まで巡った散策レポもあるので、よければこちらも参考にしてみてください。
詳細はこちらから
【嵐山でだし巻き定食ランチ】
嵐山『和レ和レ和(われわれわ)』で大きなだし巻き定食ランチ!中庭を眺められる席やメニュー、予約の可否も体験レビュー
【金閣寺から嵐山まで巡った京都散策レポ】
【大人の散策レポ】混雑だけじゃない!2025年秋、金閣寺から嵐山まで巡って見つけた京都の「本当の顔」
紹介している記事のリンクは、記事末にも一覧でまとめています。本編を読み終えた後、気になる記事は最後にゆっくりご覧ください。
木造の駅舎は、破風の下に「トロッコ嵐山駅」の看板が掛かったレトロなつくりです。平日のお昼でも、駅舎の前には人がずらり。


紅葉シーズンの当日券は買える?日中の便は5号車が満席・立席でした
駅舎に入ると、窓口に発車案内のモニターがあり、各便の空き状況が分かります。
13時すぎの時点で、5号車の欄は13時台と14時台の便が「満席」。その後の便も「立席」の表示が並んでいました。

この「立席」は、指定席が売り切れたあとに当日限定で売り出される、立ち席の乗車券のこと。公式サイトによると、号車ごとに人数を限って販売するしくみです。
私の場合は、まだ紅葉が始まったばかりの時期だったので、なんとか予約が取れました。一方で、12月の初めあたりの便はすでに予約がいっぱいで、取ることもできなかったほどです。
公式サイトでは、駅の窓口で当日券も販売していると案内されています。ただ、実際に行った私の所感としては、紅葉シーズンの日が出ている時間帯は、当日券は買えないものと考えて、事前に予約しておいたほうが良さそうです。
ネット予約が始まるのは、乗車日の1か月前の午前0時から。号車と座席(A〜D)まで指定して予約できます。
改札を抜けたら、階段を下りてホームへ
改札まで進むと、上には号車ごとの座席の配置を示した案内板。列車は機関車と5両の客車の編成で、嵯峨側の端にある5号車は「ザ・リッチ号」という車両です。
案内板には「トロッコ列車内にトイレはありません」との表記もあるので、乗る前に済ませておくと安心です。

案内を確かめたら、「乗車口」と書かれた木の矢印をたどってホームへ。

矢印の先は、石垣と木々の間を下りていく階段。駅の掲示によると、改札からホームまでは60段です。

いざ乗車!揺れも音もアトラクションのようなトロッコ列車
階段を下りきったら、いよいよ乗車です!列車がホームに入ってくるところから、お昼の車内と車窓の様子まで、順番に見ていきます。
ホームの先にはレンガのトンネル。竹林の横から列車がやってきた!
ホームには号車ごとの乗車位置の目印が立っていて、この日乗る4号車の位置もすぐに分かりました。
進行方向に目を向けると、線路の先にはレンガ造りのトンネル。


そこへ、竹林の脇を通ってトロッコ列車がホームに入ってきました!

正面には「嵯峨野」のヘッドマーク。客車は赤い車体にオレンジと黒の模様が入った、レトロなデザインです。


案内板にあった5号車「ザ・リッチ号」は、窓ガラスのない開放的なつくり。屋根も透明で、外の景色がよく見える車両です。

思っていたより狭い車内。でも、揺れや音、アナウンスに臨場感たっぷり
乗り込むと、車内は木の座席が向かい合わせに並び、天井にはランプ。赤い窓枠も合わさって、レトロな雰囲気です。
ただ、乗ってみて感じたのは、トロッコの中が思っていたよりずっと狭いこと。

ですが、景色だけでなく、走るときの揺れや音、車内のアナウンスなど臨場感があって、とても楽しかったです!
さらに、ときどきトンネルの中も走るので、非日常的な感じがして楽しい…!
窓の外には渓谷の景色。紅葉前でも十分きれい
窓の外には、緑の山と川の景色が流れていきます。この日はまだ紅葉していませんでしたが、それでも景色は十分きれいでした。

窓の桟越しに川をのぞくと、水は澄んだ青緑色。河原の石まで見えています。

亀岡が近づくと、のどかな町並みに
終点のトロッコ亀岡駅が近づくと、窓の外は山あいの景色から、田んぼや家が並ぶのどかな景色に変わっていきました。
ちなみに窓の上には座席の表示があり、AとDが窓側、BとCが通路側です。

夜はライトアップの中を走る!昼とは違う雰囲気の夜の便
お昼に続いて、夜の便にも乗ってみました。同じトロッコ列車でも、お昼と夜ではそれぞれ違う雰囲気で、どちらもとても楽しかったです。
16時30分から、沿線の木々がライトアップ
この時期は、夕方からライトアップがされていて、とてもきれいでした。公式の案内によると、秋のライトアップ「光の幻想列車」は16時30分から最終列車までで、トロッコ嵐山駅とトロッコ亀岡駅の間で楽しめます。
窓枠越しに見上げると、照らされた木々が緑色に浮かび上がっていて、お昼とはまた別の景色。走っている間は、光に照らされた木々が窓の外を次々に流れていきます。


場所によっては、紫やピンクの光で照らされているところも。色とりどりのライトアップに、まわりの乗客もスマホを向けていました。

夜の便で急ブレーキ!アナウンスで分かった理由は鹿
夜になってから乗っていると、突然、急ブレーキがかかりました。
そのあと流れたアナウンスによると、鹿をひきかけたとのこと。嵐山周辺には鹿がたくさん生息していて、こうしたことはよくあるのだそうです。
鹿には当たらなかったそうなので、ひと安心です^^;
嵯峨野トロッコ列車に乗ってみて|良かった点・気になった点
実際にお昼と夜の両方に乗ってみて、良かった点と、事前に知っておくと安心な点をまとめました。
【良かった点】
- アトラクションのような臨場感:揺れや音、アナウンスまで含めて、乗っているだけでアトラクションのように楽しめました。
- トンネルも走る非日常感:景色だけでなく、ときどきトンネルの中も走るので、非日常的な気分を味わえます。
- 昼と夜で違う雰囲気:お昼は渓谷の景色、夜はライトアップされた木々と、それぞれ違う楽しみ方ができました。
- 紅葉前でも景色がきれい:まだ紅葉していない時期でも、緑の山と川の景色は十分きれいでした。
【気になった点】
- 窓側の席でないと景色が見づらい:私は隣の席の海外からの方がかなり気を使ってくれて撮りやすかったのですが、きれいに写真を撮りたい方は窓側(A・D)の席を取るのがおすすめです。
- 車内は思っていたより狭い:ゆったり座れるというよりは、コンパクトな車内です。
- 紅葉シーズンは予約が早く埋まる:12月の初めあたりの便は、すでに予約がいっぱいでした。
嵯峨野トロッコ列車の口コミ・評判
私以外の人がどのように感じたのかも調査したので、実際に訪れた方の口コミを、いくつかご紹介します。
良い口コミ
保津川沿いを這うような、ゆっくりと心地よいスピードでした。紅葉も艶やかでした。
Tripadvisor(LIVE JAPAN掲載):Q3098MJ_さん(2025年12月2日・原文より引用)
私が乗ったのはまだ紅葉する前の時期でしたが、見頃に乗ると、こんなふうに色づいた渓谷の景色の中を走れるようです。
電車に乗っているだけで絶景、特に渓谷美を楽しめます。京都旅行で歩き疲れた方、座っているだけで絶景を楽しめるのでおすすめです。
じゃらんnet:kittyさん(2024年12月2日・原文より引用)
座ったまま渓谷の景色を楽しめるので、嵐山の散策で歩き回った合間に乗るのもいいと思います。
リッチ号なので窓が無い為に臨場感ありました。
じゃらんnet:ゆみちゃんさん(2026年5月12日・原文より引用)
5号車の「ザ・リッチ号」は、ホームで見ても窓ガラスのない開放的な車両でした。より臨場感を味わいたい方は、予約のときに5号車を選んでみるのもいいと思います。
気になる口コミ
椅子が狭いから、二人座ったら、とても窮屈でしんどかった。前の対面の人との間も狭いから、知らない人とずっと乗るのは嫌でした。
じゃらんnet:ラブさん(2026年10月19日・原文より引用)
座席は向かい合わせなので、知らない人と乗り合わせる距離の近さが気になる方もいると思います。
アナウンスの男性がずっと喋っていて、何を話しているのか分からず、ただの騒音の様に感じてしまった。
じゃらんnet:mayuさん(2025年10月12日・原文より引用)
私はアナウンスも臨場感のひとつとして楽しめましたが、こんなふうに感じる方もいるようです。
口コミまとめ
良い口コミでは、ゆっくりとした速度で保津川沿いの景色を眺められる点や、窓のない車両の臨場感が挙がっていました。
一方で、座席の狭さや、車内アナウンスの聞こえ方が気になったという声もありました。
嵐山観光に非日常をプラス!昼も夜も楽しめる嵯峨野トロッコ列車
嵯峨野トロッコ列車は、景色を眺めるだけでなく、揺れや音まで含めて楽しめる観光列車でした。お昼と夜で雰囲気が違うので、時間が合えば両方乗ってみるのもおすすめです。
紅葉シーズンに乗るなら、早めの予約がポイント。嵐山で、いつもの観光とはひと味違う時間を過ごしたい方は、ぜひ乗ってみてください!
嵯峨野トロッコ列車(トロッコ嵐山駅)の基本情報
| 名称 | 嵯峨野トロッコ列車(嵯峨野観光鉄道) |
| 駅 | トロッコ嵐山駅 |
| 所在地 | 京都府京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町4-2(トロッコ嵐山駅) |
| 運行区間 | トロッコ嵯峨駅〜トロッコ嵐山駅〜トロッコ保津峡駅〜トロッコ亀岡駅(全長7.3km・約25分) |
| アクセス | JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」・嵐電「嵐山駅」から徒歩約20分 |
| 運賃 | 大人880円/小児(6歳以上12歳未満)440円(片道・乗車区間にかかわらず均一。往復券はなし) |
| 座席 | 全席指定(公式サイトからネット予約可) |
| ライトアップ | 秋に「光の幻想列車」を開催(2026年は10月24日〜12月29日。12月16日は運休) |
| 駐車場 | トロッコ嵐山駅に駐車場なし(トロッコ亀岡駅周辺に有料駐車場あり) |
| 公式サイト | https://www.sagano-kanko.co.jp/ |
[文/構成 by MediaDogs編集部]
※本記事は訪問時の情報をもとに作成しています。サービス内容や営業時間、料金等は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトや店舗にご確認ください。
嵐山でのランチや、嵐山を含めて京都を1日でめぐるなら、こちらの記事もどうぞ!
関連記事はこちらから
【嵐山でだし巻き定食ランチ】
嵐山『和レ和レ和(われわれわ)』で大きなだし巻き定食ランチ!中庭を眺められる席やメニュー、予約の可否も体験レビュー
【金閣寺から嵐山まで巡った京都散策レポ】
【大人の散策レポ】混雑だけじゃない!2025年秋、金閣寺から嵐山まで巡って見つけた京都の「本当の顔」



































































コメントはこちら