アジアプロ野球チャンピオンシップ2026配信の解説陣発表 黒田博樹・高津臣吾・上原浩治ら

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
11月12日に東京ドームで開幕する「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026」で、侍ジャパンの全試合をライブ配信するPrime Videoの出演陣が11月4日に発表された。解説には黒田博樹、高津臣吾、上原浩治、五十嵐亮太、辻発彦、松井稼頭央の6人が並ぶ。井口資仁監督の初陣を、監督と縁のある顔ぶれが試合ごとに伝える。
試合ごとの放送席、決勝は黒田博樹と松井稼頭央
発表された放送席は、試合ごとに組み合わせが変わる。11月12日の初戦、チャイニーズ・タイペイ戦は五十嵐亮太が解説を務め、オリックスの若月健矢がプレーヤーズゲストとして加わる。13日の韓国戦は高津臣吾と、DeNAの牧秀悟の組み合わせだ。
14日のオーストラリア戦は上原浩治と辻発彦の2人が担当する。15日は2試合あり、11時開始の3位決定戦が辻発彦、19時開始の決勝が黒田博樹と松井稼頭央。侍ジャパンが3位決定戦に回った場合は、決勝戦と出演陣を入れ替える。
| 試合日・開始 | 対戦 | 放送席(解説・ゲスト) | 実況 |
|---|---|---|---|
| 11月12日 | チャイニーズ・ | 五十嵐亮太、 | 足立清紀 |
| 11月13日 | 日本対韓国 | 高津臣吾、 | 足立清紀 |
| 11月14日 | オーストラリア対日本 | 上原浩治、 | 足立清紀 |
| 11月15日 | 3位決定戦 | 辻発彦 | 吉本靖 |
| 11月15日 | 決勝 | 黒田博樹、 | 足立清紀 |
バックネット裏からの解説は、3位決定戦を除く4試合を里崎智也が受け持つ。MCは全5試合とも中川絵美里。乃木坂46で「乃木坂野球部」として活動する柴田柚菜、小川彩、瀬戸口心月の3人も、12日から14日まで1人ずつ日替わりでゲスト出演する。
人選のカギは井口監督との接点
顔ぶれを並べると、共通点が見えてくる。どの解説者も、井口資仁監督と何らかの縁でつながっている。
韓国戦を担当する高津臣吾は、シカゴ・ホワイトソックスで井口監督とチームメートだった間柄だ。監督同士としても対戦した。高津はヤクルトで2020年から6年間指揮を執り、2021年には日本一に導いている。2026年2月には、韓国プロ野球ロッテ・ジャイアンツのスペシャルアドバイザーに就任した。2026年7月29日には、ユニホームを脱いで初めての著書「愛と哀しみのスワローズ」を出した。
決勝を受け持つ黒田博樹は、井口監督と同じ学年。広島と大リーグで投げた右腕で、日米両方で長く活躍した2人が並ぶ。一緒に放送席に入る松井稼頭央は、同じ時期にパ・リーグと大リーグで内野手として腕を競ったライバルだった。
上原浩治は、日本と米国の両方で優勝を経験した点が井口監督と重なる。巨人で日本一を、レッドソックスでワールドシリーズ制覇を経験した投手だ。オーストラリア戦で上原と組む辻発彦は、井口監督とパ・リーグの監督同士として戦った関係にある。
初戦の五十嵐亮太は、現役時代にNPBで井口監督と対戦した経験を持つ。バックネット裏の里崎智也は、千葉ロッテで井口監督とともにプレーした元チームメートだ。
侍ジャパン戦はどこで見られるか
視聴方法は、試合によって違う。Prime Videoはプライム会員特典の対象としてライブ配信し、プライム会員は追加料金なしで見られる。プライム会員の料金は、Amazonの案内で月額600円、年額5,900円となっている。見逃し配信とハイライト配信も予定されている。
12日のチャイニーズ・タイペイ戦は地上波の中継がなく、Prime Videoの完全独占ライブ配信になる。13日から15日の試合は、地上波を除くとPrime Videoだけが配信する。配信の始まりは試合開始の30分前で、12日と13日、15日の決勝は18時30分から、14日は11時30分から、15日の3位決定戦は10時30分からだ。
テレビは、13日の韓国戦をテレビ朝日系列が18時50分から21時54分まで地上波で中継する(一部地域を除く)。14日のオーストラリア戦も同系列が12時から15時まで放送し、最大で15時30分まで延長、その後はBS朝日が試合終了までリレー中継する。
15日の3位決定戦と決勝は、TBSテレビ系列が地上波で放送する。ただし放送は日本が出場する試合に限る。3位決定戦にはBSのリレー中継もある。Prime Videoは、日本が出ない場合も3位決定戦と決勝を配信する。
大会の日程と出場4チーム
大会は日本、オーストラリア、チャイニーズ・タイペイ、韓国の4チームが総当たりの予選リーグを戦い、上位2チームが15日の決勝に進む。3位と4位は同じ日の3位決定戦で顔を合わせる。会場は4日間とも東京ドームだ。
選手登録は28人まで。24歳以下か入団3年目までの選手が対象で、29歳以下のオーバーエイジ枠を3人まで使える。侍ジャパンは10月7日に出場予定の28選手を発表し、中日の髙橋宏斗や金丸夢斗、楽天の宗山塁、DeNAの度会隆輝らが名を連ねた。
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日本の予選リーグは12日19時のチャイニーズ・タイペイ戦で始まる。13日19時に韓国、14日12時にオーストラリアと続き、3日続けて試合がある。
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チームは11月3日から宮崎で事前合宿に入った。11月4日にはサインを伝える機器「ピッチコム」を試し、7日にロッテ、8日に広島と練習試合をして、9日に合宿を打ち上げる予定になっている。
2017年、2023年に続く3連覇がかかる大会
前回の2023年大会で、日本は予選リーグを3戦全勝で通過した。決勝では韓国に延長10回タイブレークの末4-3でサヨナラ勝ちし、2017年の第1回大会に続いて優勝を果たしている。この大会でもPrime Videoが日本の全試合を配信していた。
配信の顔ぶれには、前回からの続投組もいる。2023年大会でもMCは中川絵美里が務め、里崎智也が解説、辻発彦がスタジオコメンテーターとして出演した。当時は現役選手や吉井理人らが試合ごとにゲスト解説に入り、乃木坂46からも黒見明香がスペシャルゲストとして登場している。乃木坂46のメンバーがゲストに加わる点は、今回も変わらない。
大会の試合規定も、国内のプロ野球とは違う部分がある。全試合で指名打者(DH)制を採り、ピッチクロックを導入する一方、投球数の制限は設けない。9回を終えて同点なら、無死一、二塁から始めるタイブレークに入る。7回以降に10点差がつけばコールドゲームになるが、決勝には適用しない。リプレー検証も使える。予選リーグで勝率が並んだ場合は、まず得失点と攻撃・守備のイニング数から出す指標(TQB)で順位を決める。ピッチクロックの時間などは調整中で、試合規定は主催4団体の協議を経て最終決定する予定だ。
井口監督にとっては、侍ジャパンの新監督として迎える初陣になる。現役時代にダイエー(現ソフトバンク)、ホワイトソックス、ロッテなどでプレーし、ロッテの監督も務めた。放送席に座る解説者の多くは、その歩みのどこかで同じグラウンドに立った人たちだ。
初戦のチャイニーズ・タイペイ戦まで、残りは1週間。若手中心の新しい侍ジャパンがどんな戦いを見せるのか、かつての同僚やライバルの言葉とともに伝えられる。
[文/構成 by スポーツ担当ライター 高瀬翔吾]








































































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