povo2.0が5G SAの提供を開始 通話+データプランが対象、eSIM再発行の扱いを整理

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KDDI、沖縄セルラー電話、KDDI Digital Lifeの3社は8月25日、povo2.0で「5G SA」の提供を始めた。対象は「通話+データ」プランの契約者のみで、データ専用プランは対象外となる。既存ユーザーがSIMを切り替える場合、物理SIMは3,850円かかるが、eSIMの手数料440円は当面無料だ。
対象は「通話+データ」プランのみ
KDDIと連結子会社の沖縄セルラー電話、KDDI Digital Lifeの3社は8月25日、povo2.0で5G SAサービスの提供を始めたと発表した。5G SAは、基地局からコア設備まですべて5G専用の技術・機器で構成する通信方式だ。4G LTEの混雑状況に左右されにくく、高速通信を安定して保ちやすいとされる。
対象になるのは「通話+データ」プランの契約者だけだ。データ専用プランの契約者は、今回の対象に含まれない。利用には5G SA対応スマートフォンを用意したうえで、5G SA対応SIMへの申し込みが必要になる。
提供エリアは、KDDIがSub6帯(3.7GHz帯・4.0GHz帯)を使う高速5Gネットワークの対応エリア全域で、カバー率は90%を超えるという。ただしネットワークが混雑する時間帯や、動画視聴・クラウドゲーム利用時には、通信速度が制限される場合がある。
5G SAとは何か、SIM切り替えの条件
5G通信には、4Gの設備を土台にする方式と、5G専用の設備だけで完結させる方式がある。今回始まった5G SAは後者にあたる。KDDI側の説明によると、4G LTEの混雑に通信品質が左右されにくくなる分、高速通信を保ちやすくなるという。
対応には、専用SIMへの切り替えが必要になる。新規でpovo2.0に登録する場合、物理SIM・eSIMともに5G SA対応SIMの発行手数料はかからない。無料だ。
一方、既にpovo2.0を利用している人が5G SA対応SIMに切り替える場合は事情が異なる。物理SIMは3,850円の再発行手数料がかかる。eSIMは本来440円の手数料が設定されているが、当面は無料で再発行できる。この「当面無料」がいつまで続くかは、公式発表に明記されていない。
月額利用料そのものは無料だ。ただし公式は、将来的に有料の任意加入サービスとして提供する場合があるとも明らかにした。無料のうちに切り替えを済ませておきたい人にとって、今が一つの節目になる。
記念キャンペーンでデータ使い放題
povoは5G SA提供開始に合わせ、記念キャンペーンも始めた。期間は8月25日から10月31日まで。対象期間中に5G SA対応SIMを申し込み、有効化を完了すると、「データ使い放題(24時間)」のプロモコードが1回線につき1回もらえる。
有効化は9時30分から20時の間に行う必要がある。プロモコードは、有効化した月の翌月下旬までにメールで送られ、入力期限は送付日の翌月末までだ。複数回SIMを有効化しても、特典の対象になるのは最初の1回に限られる。
キャンペーンの対象になるのも「通話+データ」プランの契約者のみだ。SIMを切り替えるだけでなく、契約プラン自体が条件を満たしているかどうか、申し込み前の確認が欠かせない。
キャンペーン期間中に有効化を済ませていない場合や、登録したメールアドレスが無効な場合、迷惑メールフィルターの影響でメールが届かない場合は、特典の対象から外れる。キャンペーンの内容は予告なく変更・終了する場合があるとしている。
データ専用プランなど対象外の条件
今回の5G SA対応には、注意しておきたい点もいくつかある。まず、データ専用プランの契約者は対象外だ。通話機能のないデータSIMでpovo2.0を使っている場合、現時点では5G SAへの切り替えができない。
対応していないスマートフォンも対象外になる。5G SA対応SIMに申し込んでも、端末側が非対応なら5G SAの恩恵を受けられない。対応機種の一覧はpovo公式サイトで確認でき、契約前に自分の端末が該当するか確かめておく必要がある。
提供エリアもSub6帯の対応エリアに限られる。カバー率は90%を超えるとされるが、地域によっては対応していない場所も残る。動画視聴やクラウドゲームなど大容量の通信が集中する場面では、混雑時に速度が制限される場合がある点も、公式が明らかにしている。
無料期間はいつまで、今後の展望
povo2.0は2021年9月に提供を始めた、基本料金0円から使えるオンライン専用ブランドだ。通話やデータ容量を必要な分だけ買い足す「トッピング」型のスタイルで支持を集めてきた。今回の5G SA対応は、そのpovo2.0にとって通信品質を底上げする動きの一つといえる。
月額利用料が無料のうちにSIMを切り替えるかどうかは、利用者の判断に委ねられる。公式は将来の有料化に含みを持たせており、今後の料金体系の発表にも注目が集まりそうだ。10月31日までのキャンペーン期間中にどれだけの契約者が切り替えを済ませるか、5G SA普及のペースを占う。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]




































































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