MediaDogs

新着記事

片岡雷斗、アルアル・アンダレスとの東洋太平洋王座決定戦へ 「KO決着にしたいな」

片岡雷斗、アルアル・アンダレスとの東洋太平洋王座決定戦へ 「KO決着にしたいな」

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

アマチュア6冠の片岡雷斗(20=大橋)が、10月29日に東京・後楽園ホールでアルアル・アンダレス(フィリピン)とOPBF東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦を戦う。プロ3戦目で初のタイトル戦で、初の10回戦にもなる。24日までに公開された密着ドキュメンタリーで、片岡は「KO決着にしたいな」と語った。興行はLeminoプレミアムが午後5時45分から独占で生配信する。

「KO決着にしたいな」 初の10回戦で見せたいもの

日刊スポーツによると、片岡は試合のイメージについて「KO決着にしたいな」と話した。スポーツ報知が伝えた密着動画の紹介でも、片岡は「まず大前提、何が何でも勝つということで、チャンスがあればいつでもKOを狙いにいきます」と意気込みを語っている。

ただ、倒すことだけを考えているわけではない。片岡にとって、10回戦は今回が初めてだ。タイトルがかかる一戦で、相手の気持ちも強いと見ている。

日刊スポーツの記事で、片岡は「長いラウンドになってくると思うので、その中で自分の技術だったり、ディフェンス、攻撃、カウンターとかボクシング面での技術をみてもらえたらうれしい」と話した。続けて「パンチを1発ももらわず、なおかつチャンスがきたら倒して勝てたらめっちゃいい」と、理想の勝ち方を口にしている。

守りと技術を見せたうえで、チャンスが来たら倒す。KOを宣言しながらも、長いラウンドを戦う準備をしている様子がうかがえる。

相手は世界挑戦経験のあるアンダレス

対戦するアンダレスは、世界タイトルに挑戦した経験を持つフィリピンの選手だ。

ボクシングモバイルのインタビューで、片岡は相手の印象を「すごくタフですよね。打たれても前に出てくるという印象です」と話した。そのうえで「ラウンドが長くなったら気持ちが大事になってきます」と、終盤の戦い方にも触れている。

相手を軽く見る様子はない。「相手は世界ランカーで強いので。ただ、強い選手と戦えることが楽しみです」と語り、「苦しくなっても楽しみます。でも、どの試合も楽に行くとは思っていません。覚悟を持って戦います」と続けた。

タイトル戦が決まったときの気持ちも明かしている。「嬉しかったです! そして、メインでやらせてもらい最高です!」と喜び、会長から「早くチャンスを作るぞ」と言われていたので心の準備はできていたという。

プロ2戦はどちらもKO勝ち

片岡はアマチュアで6冠を達成し、「ザ・サンダー」の愛称で呼ばれている。大橋ジムの公式サイトによると、プロでは2026年3月24日のデビュー戦で大橋波月に6回TKO勝ち。6月10日の2戦目では、タイのスリヤ・プッタルクサを1回KOで下した。

ボクシングモバイルのインタビューでは、プロの2試合で得た手応えを「自信を持ってパンチを打てば、相手はそれなりに嫌がるんだなと。パンチにはある程度、自信を持ちました」と話している。「相手のパンチもよく見えるので、スパーリングと変わらないイメージです」とも語った。

中日スポーツによると、プロ3戦目で東洋太平洋王座を取れば、国内男子では最速タイの記録になる。

勝てば国内での世界挑戦が可能に

この試合には、ベルト以上の意味もある。日刊スポーツによると、勝てば日本プロボクシング協会の内規を満たし、国内で世界タイトルに挑戦できるようになる。

それでも、片岡は先のことを考えすぎてはいない。「そこまでベルトとか(試合の)位置づけとかより、アルアル・アンダレス選手に勝つということしか考えていない。プラスでベルトとかがついてくるのかな」と、目の前の一戦に集中する姿勢を見せた。

ボクシングモバイルのインタビューでも「まずは目の前の試合に勝つことです」と話しており、考え方は一貫している。

父の送り迎えで片道約2時間 家族と迎える一戦

同じ興行には、弟の片岡叶夢(18=大橋)も出場する。叶夢は高校3冠で「ザ・ドリーム」の愛称を持ち、タイのジャカパン・セーントーンとプロ2戦目を戦う。

日刊スポーツによると、兄弟は父の圭トレーナーとミット打ちを重ねて仕上げてきた。横浜の大橋ジムで練習したあとは、父の運転で千葉県内の自宅まで片道約2時間かけて帰っているという。

片岡は両親への思いも口にした。「自分たちのためにここまでしている。尊敬しています。それと同じくらいお母さん(恵子さん)も頑張ってくれているので。両親には感謝しています」。

密着ドキュメンタリー「若き挑戦者、その素顔」は、YouTubeの公式チャンネル「ds ボクシング Presented by Lemino」で公開されている。

当日の興行は「NTTドコモ Presents Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 162」として行われる。大橋ジムの公式サイトによると、興行は午後5時15分開場、5時45分に第1試合開始予定。Leminoの発表では、配信は10月29日午後5時45分に始まり(開始が遅れる場合あり)、アーカイブは同日午後11時から見られる。片岡の試合が始まる時刻は発表されていない。

項目内容
興行NTTドコモ Presents Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 162
日程10月29日(木)
会場東京・後楽園ホール
試合OPBF東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦 10回戦
対戦片岡雷斗(大橋) vs アルアル・アンダレス(フィリピン)
配信Leminoプレミアム 独占生配信 午後5時45分開始予定
片岡の試合開始時刻未発表(興行は午後5時15分開場、5時45分に第1試合開始予定)

関連記事:片岡雷斗、次戦のOPBF王座決定戦がLeminoで生配信 10月29日は何時から、弟・叶夢も出場

まとめ

片岡雷斗は、プロ3戦目で東洋太平洋王座決定戦に挑む。「KO決着にしたいな」と言いながらも、初の10回戦で技術と守りを見せたいと話している。

相手は世界挑戦経験のあるアンダレスだ。勝てば国内での世界挑戦が可能になり、プロ3戦目での戴冠なら国内男子最速タイの記録にもなる。弟の叶夢とともに、家族で支え合って迎える10月29日の後楽園ホールに注目したい。

[文/構成 by スポーツライター 久遠(KUON)]

寄稿者

久遠(KUON)
WEBライター(主にスポーツ記事)経験7年。スポーツ、格闘技が好きで、ボクシング世界チャンピオンが主宰するジムに4年間在籍。自分でも練習を重ね、”3分”の過酷さと濃さを体で知る。観戦もライフワークで、会場には年4回ほど足を運ぶ。選手目線の実感とファン目線の熱量、その両方を武器に、試合の見どころやリングのリアルをライター経験を活かしてわかりやすく伝えます。

コメントはこちら

*
*
* (公開されません)

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

エンタメ

More

スポーツ

More

ライフハック/実用

More

グルメ

More

社会/ニュース

More
Return Top