野沢雅子、10月25日で90歳 記念BOXは2万4750円・90セット限定で売り切れ、26日から第2章

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
声優の野沢雅子が10月25日、90歳の誕生日を迎えた。これに合わせ、通販サイト「FAVOLC」で「MASAKO NOZAWA 90th ANNIVERSARY BOX」の販売が同日0時に始まった。価格は2万4750円(税込)で、限定数は年齢にちなんだ90セット。アートパネルやTシャツなど5点を特製の箱に収めている。25日昼の時点で、商品ページは「SOLD OUT」と表示されている。
誕生日の0時に販売開始、記念BOXは90セットだけ
1936年10月25日生まれ、東京都出身の野沢が、10月25日で90歳になった。所属する青二プロダクションは前日24日夜、公式Xで「本日90歳のお誕生日の記念として、『Anniversary Box』を90セット限定で販売いたします」と告知している。
販売するのは、FAVOLC合同会社が運営する通販サイト「FAVOLC」だ。商品ページによると、正式名は「MASAKO NOZAWA 90th ANNIVERSARY BOX」で、価格は2万4750円(税込)。販売開始は2026年10月25日0時00分と明記されている。
限定数は90セット。予定数量に達した時点で販売終了となる仕組みで、25日昼の時点で商品ページは「SOLD OUT」と表示されている。注文後の客都合によるキャンセルや返品、交換は受け付けない。BOXに入るTシャツのサイズはM・L・XLの3種類から選ぶ仕組みだ。
FAVOLCは、合計1万円以上の購入で送料を無料にしている。2万4750円の記念BOXは、この条件を満たす。お届け日時の指定はできず、納期は多少前後する場合があるという。
「90歳」と「90セット」。数字をそろえたのは、ファンへの小さな目くばせに見える。
アートパネルから限定バッジまで、BOXの中身
BOXの中心になるのは、油絵のようなタッチで野沢を描いたアートパネルだ。木枠は273mm四方で、インテリアとして飾れる作品に仕上げたという。そこに若いころの写真を使ったTシャツ、「GOD」デザインのトートバッグ、コラージュデザインのアクリルキーホルダー、このBOXのためだけに作った限定バッジが加わる。
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| MASAKO NOZAWA ARTⅡ PANEL | 油絵タッチのアートパネル(273×273mm) |
| YOUNG MASAKO ポラロイド Tシャツ | 若き日の写真を使ったTシャツ(M・L・XL) |
| MASAKO NOZAWA GOD トートバッグ | 「GOD」デザインのトートバッグ |
| COLLAGE ACRYLIC KEYHOLDER | コラージュデザインのアクリルキーホルダー |
| ANNIVERSARY BOX LIMITED BADGE | 顔を文字だけで描いたBOX限定バッジ |
限定バッジには、野沢の顔を文字だけで描いたグラフィックを使う。通常のコレクションにはないデザインだ。5点を収める箱にも「MASAKO NOZAWA 90th Anniversary」の文字が金箔で押され、中身を使ったあとは保管用の箱として残せる。
Tシャツの写真は、ポラロイド写真のような加工を施した若き日の一枚。商品ページでは、90年の歩みの「過去」と「現在」をつなぐ一着と説明している。
8月の第1章から続く90歳記念プロジェクト
記念BOXは「MASAKO NOZAWA 90TH ANNIVERSARY PROJECT」の第2章にあたる。
始まりは8月22日だった。第1章「Celebration Collection」として、TシャツやロングTシャツなどの受注をFAVOLCで開始。9月6日まで注文を受け付け、全商品に90歳記念のオリジナル缶バッジを付けた。FAVOLCは当時、誕生日に届いた記念商品を身につけ、全国のファンとともに90歳の節目を祝うことをコンセプトに掲げていた。
第1章の商品は、「GOD」デザインのTシャツが6050円、ロングTシャツが7150円といった価格帯だった。販売窓口はFAVOLCのほか、アニメイト通販にも置かれた。誕生日の10月25日までに届ける予定とされ、記念日にそろって身につけられる段取りになっていた。
第2章の名前は「Legacy Collection」だ。記念BOXのほか、アートパネルと同じ絵柄を使ったTシャツやライトスウェット、クッションカバー、若き日の写真を使ったロングTシャツやトートバッグが並ぶ。こちらは10月26日21時から受注販売が始まる。
報道によると、アートパネルの絵柄を使ったTシャツは6050円、ライトスウェットは8800円、クッションカバーは4950円。若き日の写真を使ったロングTシャツは7150円、トートバッグは3520円となっている。BOXに手が届かなかった人も、単品で記念の品をそろえられる。
FAVOLCは告知で、野沢が歩んできた90年と、その先へ続く物語を新しいデザインやアートワークで表現したコレクションだと位置づけている。先に祝う第1章、これからへつなぐ第2章という並びだ。
鬼太郎、鉄郎、悟空 60年近く少年を演じてきた声
90歳の誕生日がこれほど祝われる背景には、半世紀を超える仕事の積み重ねがある。
文化庁メディア芸術祭の功労賞の紹介によると、野沢は声優文化の草創期から活躍し、青二プロダクションの創設メンバーの一人でもある。『ゲゲゲの鬼太郎』では第1期(1968〜69年)と第2期(1971〜72年)で鬼太郎を演じ、第6期(2018〜20年)では目玉おやじを担当した。『銀河鉄道999』(1978〜81年)の星野鉄郎もよく知られる役だ。
1986年に始まった『ドラゴンボール』シリーズでは、孫悟空と息子の悟飯、悟天の親子3人を一人で演じ分ける。2017年1月には、ギネス世界記録で「ひとつのビデオゲームのキャラクターを最も長い期間演じた声優」などに認定されたことが発表され、認定式では「健康でよかった」と喜んだ。
このときの記録は23年218日。ゲームの中で同じキャラクターを演じ続けた年月が、そのまま世界記録になった。悟空のおなじみのあいさつ「オッス、オラ悟空!」も、野沢のアドリブから生まれたとされる。
評価は表彰の形でも残る。2025年10月には、声優として初めて文化功労者に選ばれた。このとき「元気だけが取り柄ですので、これからも全力で”声”を届け、少しでも文化への恩返しができたらと思っております」とコメントしている。日本アカデミー賞の会長功労賞や菊池寛賞も受けてきた。
90歳から先へ、「118歳まで現役」
誕生日当日には、野沢の半生をたどる連載記事が公開された。見出しには目標として「118歳まで現役」の言葉が掲げられている。
アニメの草創期から第一線に立ち続け、90歳を迎えてもなお先を見据える。記念BOXに添えられた「過去、現在、そしてこれから」という言葉は、その姿勢にも重なる。
90セットの記念BOXは売り切れたが、翌26日21時からは第2章の受注が始まる。誕生日をきっかけにしたお祝いの企画は、もうしばらく続く。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]









































































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