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益若つばさ、エッセイ『つばさ塾』刊行記念会見でギャル時代にテレビに出た時の自分は感じが悪かったと反省

益若つばさ、エッセイ『つばさ塾』刊行記念会見でギャル時代にテレビに出た時の自分は感じが悪かったと反省

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モデル・タレントの益若つばさ(41)が10月18日、東京都内で初の生き方エッセイ『つばさ塾 人生が好転する100のマインドセット』(三笠書房)の刊行記念記者発表会を開いた。会見ではギャル時代の言動に触れ、ギャル時代にテレビに出た時の自分は感じが悪かったと笑いながら反省した。本は10月15日に発売され、定価は1,870円(税込み)だ。

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ギャル時代の素直すぎる言葉を反省、テレビで学んだ言い換え

白い衣装で会見に臨んだ益若は、本の中身を説明する流れの中で、自身の失敗談を明かした。

話はまず、若い世代に向けた「思考の変換」から始まった。益若によると、嫌いなものを「苦手」と言い換えたり、「ダサい」と言う代わりに「個性的だね」と伝えたりする工夫は、10代のころから続けてきたものだという。相手を傷つけない言い方を選ぶ習慣で、本にはこうした言い換えを自分で試せるワークも入っている。

きっかけになったのが、テレビの仕事だった。

ギャルとして注目を集めていたころは、「嫌いなものは嫌い」「ダサいものはダサい」とはっきり口にしていた。ところがテレビに出た時、そうした物言いをしていた自分は感じが悪かったと気づく。益若は表現が素直すぎるのも違うとテレビで学んだと明かし、そこから本をたくさん読んで、言葉を変換するようになったと続けた。会場では笑いを交えながらの告白で、自分と同じ失敗をしてほしくないという思いも口にしていた。

言いたいことを我慢するのではなく、伝え方を変える。益若が10代から重ねてきたこの考え方が、エッセイの柱の一つになっている。

「顔を出しなさい」から文字だけの本へ

本の企画は、益若にとって意外な依頼から始まった。

これまで書籍を出すときや雑誌などに出るときは、「まずは顔を出しなさい」と言われ続けてきたという。ファンが見たいのはメイクやファッション、つまり写真だという考え方で、内面の考え方に光を当ててもらう機会は少なかった。そこへ三笠書房から、写真は使わず文字だけで人生エッセイを出したいという提案が届く。表紙の写真もなくてよいのではないかというほどの内容に、益若は「私でいいのか」と驚いたと明かした。

制作では、自分の生き方や考え方を整理してまとめる作業が難しく、恥ずかしさもあったという。SNSでは自分の良い面を見せがちになるが、紙の本では失敗談や普段は表に出さない部分もあえて書いた。自分を反面教師にしてもらえればという思いからで、本人は内容を「かなり赤裸々」と表現している。

せっかく生き方に焦点を当ててもらえるのだから、という思いもあった。これまでの自分は運がよかったという自負があり、自己プロデュースのやり方や運の良さを思い切り全部詰め込んで、読んだ人に得をしてもらいたい。そんな気持ちで書き進めたという。

一方で、この本を成功者の自慢話にするつもりはない。人見知りで周りになじめず、うまくいかないことの多かった10代から、どう考え方を変えて今にたどり着いたか。益若は「決して成功した人の本ではない」と強調し、もがいた末のエピソードを詰め込んだと説明した。

100項目のマインドセットと巻末ワーク

『つばさ塾 人生が好転する100のマインドセット』は、三笠書房から10月15日に発売された。四六判256ページで、定価は1,870円(本体1,700円)。版元の紹介文は「自分一人だけじゃなく、周りの人も一緒に幸せにできたら、人生、最強。」という一文で始まり、益若が「人生を好転させる自己プロデュース」の方法に向き合った一冊になっている。

中身は100項目に分かれる。自分軸で生きるコツ、お互いが向上していく人間関係、キャリア、恋愛術、しなやかな心と身体の作り方、運を磨く方法まで、少し意識するだけで人生がうまく回り出す考え方を紹介する。巻末には、読者が自分の自己プロデュースに使える「つばさ塾」ワークも載る。

益若は会見で、自分や家族の幸せが友人や職場の人、SNSの向こうの人へと連鎖していけばという思いを込め、自己プロデュースの方法を100個の短編として書いたと説明した。

発売前から反応は大きかった。三笠書房は9月2日、予約開始から1日で楽天ブックスの日別ランキング(本部門、9月1日付)で1位になったと発表している。楽天ブックスでは購入特典として、複製サイン入りのポストカード(3種からランダムで1枚)が付く。

読んでほしいのは「自己肯定感が低い人」

どんな人に読んでほしいかを聞かれると、益若は自己肯定感が低い人を挙げた。SNSを開けば華やかな投稿があふれ、すぐ自分と比べて落ち込んでしまう人が多いと、友人と話していて感じるという。

年齢や見た目について世間からいろいろ言われることもあるが、大切なのは自分が好きな益若つばさでいられるかどうか。周りの目ではなく、自分自身と比べることが大事だと考えている。落ち込みがちな人や、優しすぎて周りに意見を言えない人にこそ手に取ってほしいと呼びかけた。

家族の反応も明かされた。高校生の息子にはサインを書いて本を渡したところ、「読んだ方がいい?」と聞かれたという。益若は、絶対に読んだ方がいいと勧めたと苦笑い。内容は大人向けを意識したものの、言い換えのワークは若い世代でも取り組める。

完成した本の出来を自己採点してほしいと求められると、答えは「100万点です」。自分で書いた本を読み返して、忘れていた自分の考え方に改めて気づくことがあり、それが面白いと笑顔を見せた。

41歳で届けた初の生き方エッセイ

益若は1985年10月13日生まれ、埼玉県出身。雑誌『Popteen』の読者モデルとして人気を集め、コスメブランド『DOLLY WINK』『CandyDoll』やカラーコンタクト『Bambi Series』など、数多くのヒット商品をプロデュースしてきた。現在はブランドの世界観づくりから商品開発まで方向性を決めるクリエイティブディレクターとしても活動する。映画『翔んで埼玉』やドラマ『最後から二番目の恋』シリーズにも出演し、2025年12月にはライフスタイルブランド『MEND』を立ち上げた。同ブランドは2027年1月から本格的に動き出す予定だ。

会見の5日前に41歳の誕生日を迎えたばかり。写真ではなく言葉で勝負する本を出したことで、モデルやプロデューサーとは違う、考え方を伝える書き手としての顔が加わる。ギャル時代のテレビでの感じの悪さを笑って話せるようになった益若が、その経験ごと読者に差し出した一冊だ。

[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]

寄稿者

真柴 ことね
芸能ニュースや音楽、テレビ番組の話題を中心に書いているWebライター。ライター歴は11年。朝は情報番組をはしごするのが日課で、気になった話題はその日のうちに調べ始める。心がけているのは「公式発表を最初に読む」こと。所属事務所やレーベルの発表、番組の公式サイトまで確かめてから書く。ドラマは録画して週末にまとめて観る派。

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