MediaDogs

新着記事

杉良太郎(82)、65歳以上のダンス大会「FIDA GOLD CUP」を将来は日本武道館で 開催を目標に掲げる

杉良太郎(82)、65歳以上のダンス大会「FIDA GOLD CUP」を将来は日本武道館で 開催を目標に掲げる

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

歌手で俳優の杉良太郎(82)が10月17日、東京・虎ノ門のニッショーホールで開かれた65歳以上のダンス大会「第5回 FIDA GOLD CUP」に出席した。締めのあいさつで、将来の目標としてこの大会を日本武道館で開く考えを明かした。全国から15チーム、約200人が出場し、杉良太郎特別賞は神奈川の「FOREVER CHANCE!」が受賞した。

↓ 詳細が気になる方は、このまま下へ ↓

締めのあいさつで飛び出した「武道館」構想

大会を主催したのは、一般社団法人日本国際ダンス連盟FIDA JAPAN。杉はこの団体の名誉会長を務め、2022年に大会を立ち上げた。FIDA JAPANは65歳以上の世代を「GOLD世代」と呼び、出場するシニアダンサーを「GOLDダンサー」と位置づけている。

武道館の話が出たのは、全チームの演技と表彰が終わった後だった。杉はまず自分の年齢に触れ、「生きるか死ぬかが身にしみる」と打ち明ける。会場では90代の女性も踊っており、自分より年上の人に踊られては、自分も死ぬまで頑張らなければならないと続けた。

拍手の中、杉は出場者には大きな使命があると語りかけた。高齢者に夢と希望、目的を与える使命を背負って舞台に立ってもらっている、という思いだ。

そのうえで「将来の目標」として、FIDA GOLD CUPを武道館で開くつもりだと宣言した。年齢は関係なく、大事なのはその人の気力だとして、日本にはこれだけの活力があると世界に知らしめたいと力を込めると、会場から拍手が起きた。

開催時期は決まっていない。あいさつの途中で「来年」と口にしかけたものの、すぐに来年は無理だと言い直した場面もあったと報じられている。大会後の取材では、優勝したチームを前に「5年後というとだいぶ年がいきますよね」と話しつつ、好きなら踊っていい、そういう姿を見たいと語った。5年以内の開催を示唆した発言と報じられている。

2022年に始まり、5回目で過去最多のエントリー

FIDA GOLD CUPは2022年9月に第1回が開かれた。ダンスで健康寿命を延ばす取り組みの一つで、FIDA JAPANが運営するシニア向けの「ダンス健康クラブ」に登録したチームの目標となる大会だ。

5年目の2026年は、主催者によると過去最大のエントリー数となった。出場は全国の15チーム、約200人で、出場者の平均年齢は71歳、最高齢は86歳。前回まで60歳以上だった出場資格は、今回から65歳以上へ引き上げられた。2025年の第4回は11月22日に同じニッショーホールで開かれ、主催者によると17チームが出場している。

厚生労働省のまとめでは、この第4回は杉の開会宣言で始まり、上野大臣がGOLDダンサーを激励した。特別企画ではEXILE MAKIDAIをゲストに迎え、81歳から101歳の女性ダンサーが「Choo Choo TRAIN」に挑んでいる。101歳の望月ミサエさんは静岡県の自宅からリモートで参加した。年を追うごとに、厚生労働省との結びつきが深まってきた大会でもある。

今大会から厚生労働省が後援についた。上野賢一郎厚生労働大臣も会場を訪れ、「素晴らしい熱気でワクワクした」と感想を述べたうえで、参加者に日本をさらに元気にしてほしいとエールを送る。審査員長はDA PUMPのKENZOが務め、インタビュアーは歌手で俳優の小田井涼平が務めた。

頂点にあたる杉良太郎特別賞を手にしたのは、神奈川の「FOREVER CHANCE!」。メンバーの平均年齢は69歳だ。

90代が「ヘビーローテーション」、杉「20歳に見えます」

競技とは別に、厚生労働省の「知って、肝炎プロジェクト・健康一番プロジェクト」による特別プログラムも組まれた。肝炎ウイルス検査の大切さと、体を動かして健康を保つ大切さを伝える企画で、テーマは「ダンスで健康!」。70代から90代の参加者が、AKB48の「ヘビーローテーション」に合わせて踊った。

このプログラムには、「知って、肝炎プロジェクト」のスペシャルサポーターを務める高橋みなみと、AKB48の秋山由奈、山内瑞葵も加わっている。

踊りを見届けた杉は「信じられないですね」と驚いた。毎年そう感じるといい、「遠くから見たら20歳に見えます」と続けた。

杉が大会で繰り返し伝えたのは、うまい下手を競う場ではないという点だった。演技が終わった後のあいさつでも、大会の目的はダンスの上手下手ではないと口にしている。取材では、5回目を迎えて出場チームが「まとまりすぎてきた」と感じたと率直に話し、技を競い合うよりも、エネルギーや生きる力を見たいと注文をつけた。体のどこかに不調がある人にも出てほしいとして、会場には医師らによる救護体制を整えていると、冗談を交えて紹介する場面もあった。

杉良太郎特別賞を受けた「FOREVER CHANCE!」のメンバーは、武道館で開かれるのが5年後でも10年後でも、車椅子になっても踊りたいと意気込んだ。

82歳の杉良太郎、健康行政と災害支援の最前線に立ち続ける

杉は1944年8月14日、兵庫県神戸市生まれ。1965年に歌手デビューし、「遠山の金さん」など数多くの時代劇で主演を務めてきた。

芸能活動と並ぶもう一つの柱が、福祉と社会貢献の活動だ。厚生労働省では2012年から肝炎対策国民運動特別参与、2020年から健康行政特別参与を務め、2024年8月26日には特別健康対策監の委嘱を受けた。任期は定められていない。法務省の特別矯正監として刑務所の視察や指導を続け、警察庁の特別防犯対策監も務める。

被災地にも足を運んできた。2024年1月の能登半島地震では、1月19日に金沢市のいしかわ総合スポーツセンターを訪れ、避難している人たちに炊き出しをした。海外ではベトナムで長く教育支援を続けてきた。1989年にハノイ郊外の孤児院を訪ねたのをきっかけに里子を迎え始め、その数は2024年12月時点で236人に上る。日本とベトナムの特別大使も歴任した。

10月7日には、2027年1月に日本武道館で開かれる「災害支援基金コンサート」の発表会にも出席した。被災地への寄付を目的とした公演で、杉は自らは裏方に回ると話している。

関連記事:災害支援基金コンサート、2027年1月に日本武道館 第1弾出演者にMAX・DA PUMPら

チャリティー公演に続き、今度はシニアのダンス大会でも武道館という目標を掲げた。武道館での開催時期や規模について、10月18日時点で主催者からの発表はない。あいさつの最後、杉はこれからも大会を見届けてほしいと呼びかけ、会場に「元気で長生きしてください」と言葉を贈った。

[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]

寄稿者

真柴 ことね
芸能ニュースや音楽、テレビ番組の話題を中心に書いているWebライター。ライター歴は11年。朝は情報番組をはしごするのが日課で、気になった話題はその日のうちに調べ始める。心がけているのは「公式発表を最初に読む」こと。所属事務所やレーベルの発表、番組の公式サイトまで確かめてから書く。ドラマは録画して週末にまとめて観る派。

コメントはこちら

*
*
* (公開されません)

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

エンタメ

More

スポーツ

More

ライフハック/実用

More

グルメ

More

社会/ニュース

More

旅行/スポット

More
Return Top