災害支援基金コンサート、2027年1月に日本武道館 第1弾出演者にMAX・DA PUMPら

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被災地への寄付を目的にした「災害支援基金コンサート」が、2027年1月19日と20日の2日間、東京・日本武道館で開かれる。10月7日の発表会で第1弾として13組が明かされ、MAX、DA PUMP、w-inds.、三浦大知、FRUITS ZIPPERらが名を連ねた。収益は令和8年熊本地震と8月の千葉・福井の豪雨の被災地へ寄付される予定だ。
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1月19日と20日、出演者は日ごとに分かれる
主催は「災害支援基金 実行委員会」。歌手で俳優の杉良太郎(82)が名誉会長を務め、10月7日に都内で開いた発表会で公演の開催を明らかにした。
2日間は出演者が入れ替わる。10月7日時点で発表された顔ぶれは次のとおりだ。
| 公演日 | 出演者(50音順) |
|---|---|
| 2027年1月19日(火) | CANDY TUNE、島袋寛子、SUPER☆GiRLS、SWEET STEADY、鈴木亜美、FRUITS ZIPPER、MAX |
| 2027年1月20日(水) | w-inds.、EXILE B HAPPY、Crystal Kay、DA PUMP、FANTASTICS from EXILE TRIBE、三浦大知 |
19日はMAXや島袋寛子といった1990年代から活躍する歌手と、FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE、SWEET STEADYなど最近のアイドルグループが同じ日に並ぶ。20日はダンスボーカル色が濃く、DA PUMP、w-inds.、三浦大知に、LDH JAPANのFANTASTICSとEXILE B HAPPYが加わる構成になった。
出演者は今後追加・変更される場合があり、グループは当日の出演メンバーが一部となることもあると案内されている。公演時間とチケットの価格・発売日は「後日発表」とされ、10月8日時点で先行受付の日程も出ていない。生配信の有無も明らかにされていない。公演についての問い合わせ窓口はディスクガレージが務める。
災害が起きる前から資金をためておく
なぜ常設の基金なのか。
背景には、2026年に入って大きな災害が相次いだ事情がある。7月28日には熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.1の地震が起き、最大震度7を観測した。気象庁はこれを「令和8年熊本地震」と名付けている。8月13日から14日にかけては千葉県を中心に線状降水帯が発生し、広い範囲にレベル5の大雨特別警報が出た。気象庁が「令和8年8月千葉豪雨」と名付けた災害だ。8月30日には福井県にもレベル5の大雨特別警報が発表され、福井県では24時間降水量が300ミリを超える記録的な大雨となった。
杉は会見で「災害は日本列島、どこで起きるかわからない状況」と危機感を示した。これまでは災害が起きるたびに支援してきたが、今までどおりでよいのかと考え、基金をつくったという。災害が起きたら、たまったお金をすぐに被災地へ回す。年間を通じてコンサートを開き、災害の有無にかかわらず資金を積み立てていく仕組みだ。
実行委員会は音楽関連団体や芸能・音楽事務所、音楽関係者が集まって立ち上げた。ライジングプロダクション、LDH JAPAN、エイベックス、日本音楽事業者協会が中心となり、出演者や事務所、スタッフは無償で参加する。杉は「1年に1回やればいいというものじゃない。継続的にやっていかないといけない」と語り、10年前の熊本の地震にも触れながら、熊本や千葉の被災地の役に立ちたいと呼びかけた。
杉良太郎は裏方、壇上では出演者が思いを語る
杉自身は、1995年の阪神・淡路大震災や2011年の東日本大震災、2024年の能登半島地震などの被災地に入り、物資を届けたり炊き出しをしたりしてきた。ところが、武道館のステージには立たないという。「今回は裏方」と明言し、「継続的にやる。うまく育てていきたい」と意欲を見せた。
発表会には第1弾出演者のうち6組が出席した。MAXからNANAとMINA、DA PUMPからTOMOとKENZO、w-inds.の千葉涼平、鈴木亜美、EXILE B HAPPYのリーダーを務めるEXILE TETSUYA、SWEET STEADYが登壇している。
MAXのNANA(50)は「今回の新しい取り組みを聞いて、自分にも小さな力でもみんなで力を合わせて大きな力となって届けられると思い、この活動を長くやっていけたらなと思いました」と話した。見に来た人が楽しみながら支援できる点を評価し、参加するアーティストが増えてほしいとも語っている。
DA PUMPのKENZO(41)は、杉の海外での支援活動に加わったことがある。2025年3月、台風被害を受けたベトナムの学校再建で杉が現地入りした際に同行し、子どもたちと交流した。「笑顔を見て、支援で大きな愛が広がるのを感じました」。KENZOはその経験を明かした。
SWEET STEADYからは音井結衣(25)が思いを語った。被災地支援の公演は初めてだとしたうえで、「アイドルは元気を届けるのが存在理由」とステージへの意気込みを示した。杉に自分たちの曲「SWEET STEP」を一緒に踊ってほしいと持ちかけたが、杉は「コラボは難しい」と照れながら断った。
2025年にも武道館に集ったアクターズスクール出身組
19日に出るMAXと島袋寛子、20日に出るDA PUMPと三浦大知は、いずれも沖縄アクターズスクールの出身だ。このうちMAX、島袋寛子、DA PUMPの3組は、2025年3月16日に日本武道館で開かれた「沖縄アクターズスクール完全復活祭」でも同じステージに立った。スクール創業者のマキノ正幸さんを追悼する公演で、MAXはその年の5月にデビュー30周年を迎えている。
それから2年足らずで、同じ武道館に今度は被災地支援のために戻ってくる。MAXは2026年もライブ「MAX LIVE CONTACT 2026 ~FINE PLAY~」を重ね、10月17日には神戸公演を予定する。DA PUMPもツアー「LIVE DA PUMP 2026 ROAD 2 DA 30th」で11月29日の大阪公演まで各地を回っている。年末にはDA PUMPのクリスマスイベントも控える。
チケット発表と出演者の追加を待つ段階
公演まではおよそ3か月半。チケットの価格や受付方法、公演の開演時刻は、10月8日時点でまだ発表されていない。出演者についても、今後追加や変更があり得ると案内されており、続報で顔ぶれが増える可能性が残る。
実行委員会は今後、年に数回のイベントを開くなどして、新しい災害支援の仕組みづくりを進めるとしている。杉は年間を通じて何回も開く考えを示し、「音楽業界の有志が集まって、しっかり今後も継続してやってまいりたい」と述べた。寄付が熊本、千葉、福井にどう届けられるのか、次の公演がいつどこで開かれるのか。具体的な形は、これからの発表で見えてくる。
[文/構成 by エンタメライター 和泉ユウスケ]










































































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