上林誠知が中日で今季初の出場選手登録、昇格即3番・センターでスタメン DeNA戦での起用と復帰までの歩みを整理

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中日の上林誠知外野手が8月13日、今季初の出場選手登録を迎えた。バンテリンドームナゴヤで行われたDeNA戦に「3番・中堅」で先発し、初打席で同点ソロ本塁打。開幕前の負傷から5か月を経て、背番号51が一軍へ戻った。
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開幕直前の負傷、右膝の状態が長引いた
離脱のきっかけは、開幕前のオープン戦。3月17日のソフトバンク戦(みずほPayPayドーム)、初回2死から二ゴロを放った上林は、一塁へ走る途中で減速し、右膝付近を痛めた。試合後は「めっちゃ重傷って感じではないですよ」と話したものの、球団の判断でリハビリ組へ。3月27日の開幕出場も見送られた。野球選手には珍しいタイプの負傷とされ、複数回の診察を受けながら回復を待った。前年の2025年は17本塁打、27盗塁を記録した右翼のレギュラー。
回復には当初の見立て以上の時間を要した。3月20日には「ジョギングや軽いジャンプをしても痛みはない」と話し、4月中の一軍復帰を目指していた。ところが5月中旬も「力を入れると違和感がある」状態が続き、目標は6月中へ変更。6月末には「7月以降にずれ込む可能性」も伝えられた。実際に一軍のユニフォームを着たのは、さらに1か月半以上が過ぎた8月13日だった。
午前は2軍戦、夜は1軍でスタメン
復帰当日の午前は、ファーム(2軍)のDeNA戦にも出場。井上一樹監督は、この起用の狙いを次のように語っている。
「夜のこのナイターの試合でもスタメンで使いたいと思っていたので、下の午前中から行われていたファームの試合では、もう5回前半で代えるということはあらかじめ決まっていた」
午前の実戦を終えると、そのまま一軍へ昇格。夜のDeNA戦では「3番・中堅」で先発することが発表された。
今季初打席、フルカウントからの一発
試合は初回、中日先発の金丸夢斗がDeNA・筒香嘉智に本塁打を浴び、0-1と先制された。その裏は、上林の今季初打席。
2死からフルカウントまで粘り、DeNA先発・深沢の145キロ直球を捉えて右翼スタンドへ運んだ。今季の初打席、初安打、初本塁打を同時に記録する同点ソロとなった。
井上監督「今か今かと待っていた」
試合後、井上監督は上林の存在に言及。
「とにかくこの上林という存在は今か今かと待っていた。これまでいなかった分、その穴埋めをしてくれるような、そんな働きを期待したい」
「この上林が上がってきたことによる相乗効果も期待したい」
井上監督は7月末にも、「上林は昨年はレギュラーでやっていた選手ですから計算が狂った部分も」と不在の大きさを語っていた。長期離脱した主力の復帰を、チームも待ち続けていた。
試合は1-5で敗戦、それでも刻んだ一歩
上林の本塁打で1-1とした後、DeNAが4回に勝ち越し、6回と7回にも加点。中日は1-5で敗れて連敗となった。それでも上林は、今季初出場の初打席で結果を残した。
負傷から5か月。ジョギングから積み重ねたリハビリが、復帰初打席の一振りへつながった。
[文/構成 by スポーツライター 高瀬翔吾]































































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