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桑原聖、謝罪で「倫理観欠く行動は概ね事実」認める 『あんスタ』退任へ 「楽曲どうなる?」と心配の声

桑原聖、謝罪で「倫理観欠く行動は概ね事実」認める 『あんスタ』退任へ 「楽曲どうなる?」と心配の声

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音楽プロデューサーの桑原聖(41)=Arte Refact代表=が2026年6月6日、SNSで拡散された女性問題を「概ね事実」と認め謝罪した。同日、スマートフォンゲーム「あんさんぶるスターズ!!」の音楽プロデューサー辞任が受理された。6月9日にはレーベル所属の全クリエイターが6月末での退所を表明し、ファンの間で楽曲の行方を心配する声が広がっている。

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■ SNS告発から2日 「主要な部分は概ね事実」と認め謝罪

2026年6月6日、音楽制作レーベル「Arte Refact」代表の桑原聖(41)は自身のX(旧ツイッター)で謝罪文を公開した。「この度は私の倫理観を欠いた行動により、皆さまに大変不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございません」と述べた。

きっかけは6月4日だった。暴露系Xアカウント「DEATHDOL NOTE」が不倫などの女性問題を告発する投稿をし、SNS上で拡散する。告発から2日後、桑原は「現在拡散されている内容につきましては、記載内容の全てではないものの、主要な部分につきましては概ね事実となります」と認め、「不誠実で無責任な行動により、関係各所の皆さまに大変ご迷惑をお掛けしてしまったことを深くお詫び申し上げます」と謝罪を重ねた。

さらにこう続けた。「関わらせていただいた作品とキャラクターたち、そしてそれを愛し応援してくださっている皆様に対して、このような軽率で見苦しい形をもって信頼を裏切ることとなり、本当に申し訳なく、また恥ずかしく思い、強く後悔しています」。

「あんさんぶるスターズ!!」の音楽プロデューサー辞任については、「辞任を申し出まして、受諾していただきました」と報告した。退任は確定した。

■ Trickstar、Knights、fineから新ユニットまで 残した楽曲の全貌

桑原はリリース前の企画段階から「あんさんぶるスターズ!!」に関わり、全面的な音楽プロデュースを担ってきた。「音楽はドラマ、メロディーには物語を」を合言葉に積み重ねてきた楽曲の数は膨大だ。

Trickstarには「Rebellion Star」「Infinite Star」、Knightsには「Checkmate Knights」「Promise Swords」(TVアニメ「あんさんぶるスターズ!」エンディングテーマ)および「BRAND NEW STARS!!」(Knights ver.)をそれぞれ手がけた。fineには「終わらないシンフォニア」「RAINBOW CIRCUS」「Genuine Revelation」の3曲を提供し、UNDEADには「Gate of the Abyss」、Switchには「Temptation Magic」「Knockin’ Fantasy」を作曲した。

双子ユニットの2winkには「シュガー・スパイス方程式」のほか、UNDEADとのコラボ楽曲「TRICK with TREAT!!」も手がけている。Ra\*bitsには「うさぎの森の音楽会」、Valkyrieには「Eternal Weaving」、Edenには「キセキ」(アニメ「あんスタ!」第2クールオープニングテーマのEden ver.を含む)をそれぞれ作曲した。

シリーズ全体の看板曲となったESオールスターズの「BRAND NEW STARS!!」「BRIGHTEST STARS!!」も桑原が作曲したもので、ゲームを象徴する楽曲として今も親しまれる。

なぜここまでシリーズに深く刻み込まれたのか。桑原はゲームのリリース前、Happy Elementsへの挨拶の機会を得た際、正式な依頼を受ける前にみずから8ユニット分の楽曲を制作して持参し、提案に臨むほど作品への思い入れが強かった。運営側もその熱量を受け入れ、シリーズの音楽を二人三脚で築いてきた。それだけに、今回の退任が残した穴の大きさをファンは肌で感じている。

■ Arte Refact「会社設備の私的利用、到底許されない」と声明

桑原が代表を務める株式会社Memento moriも、6月6日に公式サイトで声明を出した。「内容の事実関係に関しては真実とは異なる部分が幾つかあるものの、概ね事実と確認をしております」と認め、桑原の代表取締役としての進退は「現在協議段階」とした。

告発の中には社内での不倫行為も含まれていた。声明はこの点を特に重く受け止め、「取締役としての立場を用い、会社設備を私的に利用したことにつきましては、会社としても到底許されざる行為だと認識しており、今後二度と同じようなケースがないよう会社の管理体制の改善も行ってまいります」と明記した。

「本件は桑原個人の問題であり、社員や所属クリエイターとは全く無関係」とも強調する。5月5日にクリエイター6名が退所した件についても「本件とは一切関わりはございません」と否定した。

■ 所属クリエイター全員が6月末で退所 Sir Vanityも活動自粛へ

事態はさらに動く。

6月9日、Arte Refactは「所属するクリエイター全員が、2026年6月30日をもって退所することとなりました」と発表した。進行中の案件については「クリエイターと社員一同、最後まで責任を持って対応してまいります」と約束し、支えてくれた関係者・ファンへの謝罪とともに声明を締めくくった。

桑原が所属するバンド・Sir Vanityも同日付けで桑原の活動自粛を発表した。バンドは桑原聖(Ba.)、声優の梅原裕一郎(Gt.Vo.)、中島ヨシキ(Gt.Vo.)、クリエイティブディレクターの渡辺大聖(Visual.)の4人で構成される。7月8日にリリース予定だった1st EP「puzzle」はCD特典内容を変更し、発表済みのライブイベントは開催中止または出演者変更で対応するという。

Arte Refactはあんスタ以外にも多くのアニメやゲームへ楽曲を提供してきたレーベルだ。代表の問題は、チーム全体の去就に及んだ。

■ 「楽曲はこれからどうなるのか」 ファンに残された不安と課題

「好きな曲がゲームから消えてしまうのか」「今後の新曲はどうなるのか」。桑原の退任が明らかになって以降、ファンの間には楽曲の行方への不安が広がる。

現時点で、ゲーム内に配信中の楽曲の扱いや今後の音楽制作体制について、運営のHappy Elements側からの公式発表はない。桑原自身も「その他にもプロデュースを担当する案件や、自身のバンド活動につきましても、この後協議を行い、然るべき場所でご報告できるようにいたします」と述べるにとどまった。

TrickstarからAlkaloid、Crazy:Bまで、各ユニットへ楽曲を届けてきた音楽の作り手が去る。その後をどう埋めるか、運営側に答えを求める声は少なくない。

[文/構成 by たかなし もか]

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