藤原貴弘さん(43)訃報、「若すぎる」と悲しみの声 死因は明かされず…2025年に”健康上の理由”で降板 ヒロアカの黒霧の声など代表作や経歴を辿る

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声優の藤原貴弘さんが2026年5月14日に死去した。43歳だった。所属事務所の賢プロダクションが同月21日、公式サイトで発表した。死因は明かされていない。2025年にはアニメ『キングダム』等で”健康上の理由”による降板が相次いでいた。
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43歳、5月14日に永眠 — 所属事務所が今日発表
賢プロダクションは2026年5月21日、公式サイトを更新し、所属声優の藤原貴弘さんが5月14日に死去したと発表した。1享年43。北海道札幌市出身で、1982年7月15日生まれだった。
発表文には「弊社所属俳優 藤原貴弘 儀 (43歳)が5月14日 永眠いたしました。生前、皆様から頂きました御厚誼に心より深謝致します」とある。死因については一切の言及がなく、死去場所も公表されていない。
葬儀はすでに執り行われた。「ご遺族のご意向により近親者のみにて執り行わせていただきました」と事務所は説明し、ファンへの理解を求めた。
2025年8月、キングダムを「健康上の理由」で降板 兆候はあった
訃報の7か月前、藤原さんをめぐる動きがあった。
2025年8月12日、アニメ『キングダム』の公式サイトが第6シリーズに関するキャスト情報を更新。長く藤原さんが担当していた関常役が、丹沢晃之に交代すると発表した。理由は「健康上の理由」の一言のみ。詳細は伏せられた。
さらに、アニメ『ONE PIECE』でも同時期に変化があった。藤原さんが声を当てていたドリー役が、第1140話から間宮康弘に引き継がれた。二作品での立て続けの交代。ファンの間で体調の深刻さを心配する声が上がったが、本人も事務所も状況の詳細は公表しなかった。
なぜ降板となったのか。その答えは、今もわからないままだ。
黒霧、ドリー、根武谷…アニメと吹き替えで積み重ねた代表作
藤原さんが声優として活動を本格的に始めたのは2010年代に入ってからで、賢プロダクションの声優養成所「スクールデュオ」の12期生出身だ。以前はメディアフォースに所属していたが、2014年2月に賢プロダクションへ移籍。以降、アニメと吹き替えの両面でキャリアを重ねた。
代表作として真っ先に挙がるのが、アニメ『僕のヒーローアカデミア』の黒霧役だ。低く重みのある声質で、冷静沈着な悪の組織員を表現。長期シリーズを通じてキャラクターを演じ続け、作品の看板の一つとなった。
アニメ以外でも存在感を放った。米ドラマ『CSI:科学捜査班』のクロフォード役では吹き替えの主軸を担い、ディズニー映画『アナと雪の女王』では雪の怪物マシュマロウに声を吹き込んだ。重厚感のある声を活かし、怪物や悪役、海外ドラマの俳優吹き替えまで守備範囲は広かった。
『黒子のバスケ』の根武谷永吉、『SHAMAN KING』のビッグガイ・ビル、『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』の島ゴイチ、『進撃の巨人』シリーズ、『BLEACH 千年血戦篇』のジェローム・ギズバット——肩書きの数だけ、声があった。
事務所の公式プロフィールには、本人の言葉でこう記されている。「風体と声からか悪役を超えて悪人と思われることもあるが、当人は割と可愛らしいのではないか、と思っている」。ゲームを寝食を忘れてプレイし続ける筋金入りのインドア派。そのギャップを、本人はどこか楽しんでいたようだ。
「若すぎる」 — SNSに広がった悲しみ
訃報が公表された5月21日、ORICON NEWSやスポニチが速報を配信すると、SNS上でも反応が広がった。「若すぎる」「黒霧の声が忘れられない」といった言葉が相次ぎ、ファンがそれぞれの思い出を投稿した。
43歳。声優としてのキャリアがまだ十分に続いたはずの年齢だった。
すでに葬儀は終了、出演作品への影響は続く
葬儀は近親者のみで営まれ、一般への公開はなかった。1事務所は今後の追悼イベント等については現時点で何も発表していない。
実質的な影響はすでに始まっている。2025年中に『キングダム』と『ONE PIECE』での役が引き継がれており、現在放送中・公開中の作品では後任声優がクレジットされる。長年にわたって藤原さんが吹き込んだキャラクターの声は、映像の中に残り続ける。
[文/構成 by さとう つづり]


























































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