森崎ウィンがオールナイトニッポン0を初担当 9月5日27時〜29時にニッポン放送で生放送

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
俳優の森崎ウィン(36)が9月5日27時から29時まで、ニッポン放送「森崎ウィンのオールナイトニッポン0(ZERO)」でパーソナリティを務める。2時間の生放送で、担当は初めて。8月29日に発表された。
9月5日27時、ニッポン放送から2時間の全国生放送
「森崎ウィンのオールナイトニッポン0(ZERO)」の放送は9月5日27時から29時まで。27時は日付をまたいだ午前3時を指すので、実際にオンエアが流れるのは9月6日の未明3時から5時までになる。ニッポン放送をキーステーションに、全国ネットで届く生放送だ。
森崎が「オールナイトニッポン0(ZERO)」でマイクの前に座るのは初めて。Fm yokohamaで8年レギュラー番組を持ち、いまもNHK-FMでマイクの前に立ち続ける俳優が、深夜放送の本丸にたどり着いた。
番組はラジオとradikoだけで終わらない。ライブ配信アプリ「17LIVE」ではスタジオの様子が映像付きで流れ、本編が終わったあとには17LIVE限定のアフタートークも用意される。土曜の「オールナイトニッポン0(ZERO)」が17LIVEで配信されるようになったのは2024年11月2日から。無料で見られて、コメント機能でリスナー同士がやりとりもできる。声だけだった深夜3時が、画面越しにも見えるようになった。
メールアドレスはwin@allnightnippon.com、番組ハッシュタグは#森崎ウィンANN0。ただし、どんなテーマでメールを募集するかは発表の時点で伏せられたままだ。番組の公式サイトとオールナイトニッポン公式X(@Ann_Since1967)で後日明かされる。放送本番までは1週間を切っている。
「やっと、やっと来ました」に込めた喜び
担当決定を受けて森崎が寄せたコメントは、感嘆符が並ぶ。
「やっと、やっと来ました!! オールナイトニッポン!!!嬉しくて嬉しくて! 生放送ですし、緊張もしますが、深く噛み締めて、喋り倒したいと思います。どうか、よろしくお願いいたします」
「やっと」を二度重ねている。長く待った人の言い方だ。ラジオの現場を知る俳優が、それでも「緊張もします」と付け加えたところに、深夜2時間の生放送という枠の重さが出ている。
土曜27時の週替わり枠 0(ZERO)とは何か
「オールナイトニッポン0(ZERO)」は2012年4月に始まった。1967年から続く「オールナイトニッポン」の1部が深夜1時から3時までを受け持ち、そのあとを引き継ぐのがこの2部にあたる。1998年まであった「オールナイトニッポン第2部」、その枠を引き継いだ「オールナイトニッポンR」。Rの月曜から木曜の枠が2003年秋に終わってから8年半、放送45周年のタイミングでこの系譜を復活させたものだ。狙いは新しい話し手を見つけて育てること。1部より実験の幅が広い。
放送時間は曜日で変わる。月曜から木曜は27時から28時30分までの90分、金曜と土曜は27時から29時までの2時間。森崎が担当する土曜は長いほうの枠になる。
土曜のもう一つの特徴が、月の最終週を除いて顔ぶれが入れ替わることだ。最終土曜はヤーレンズが固定で担当し、それ以外の週は毎回パーソナリティが替わる。2026年に入ってからも原菜乃華、三宅香帆、AKASAKI、加藤小夏、長谷川あかりと、違う名前がスタジオに並んできた。5月9日には俳優の吉村界人が担当している。同じ枠を1人が持ち続ける火曜から金曜とは、番組の作り方がまるで違う。
FMヨコハマで8年 森崎ウィンのラジオ歴
森崎とラジオの付き合いは長い。2015年4月6日、Fm yokohamaで「E★K radio WINのMAXで行こう!」が始まった。月曜の深夜枠を任され、2021年3月29日の最終回まで6年続く。
その4日後の2021年4月2日には、同じFm yokohamaで「Winning Parade」がスタート。金曜の夜にDJとして立ち、2023年3月31日まで2年間マイクを握った。局のブログには「2年間ありがとうございました」の言葉が残る。
エンターテインメント番組で8年。話し手としての土台は横浜のスタジオで作られた。ラジオの仕事はそこで途切れていない。ミャンマー語と英語を話す森崎は、NHK-FM「エイジアン・ミュージック・ニュー・ヴァイブズ」でアジアの音楽を紹介するナビゲーターを務め、2024年度から担当する語学番組「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」でも月曜から金曜まで声を届けている。喋る仕事は、俳優業と並んでキャリアの太い柱になってきた。
それでも今回は勝手が違う。相手は深夜3時のリスナー、しかも2時間ぶっ通しの生放送だ。事前収録なら撮り直せる言い間違いも、生放送では流れたまま残る。「緊張もします」の一言は、経験を積んだ話し手だからこそ出てくるものだろう。
ハリウッド、大河、そして舞台へ 放送3日後に開幕
森崎ウィンはミャンマー・ヤンゴンで生まれた。小学4年生で来日し、中学2年のときにスカウトされてスターダストプロモーションに入る。2018年、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画「レディ・プレイヤー1」で主要キャストに抜てきされ、ハリウッドデビューを果たす。2020年には映画「蜜蜂と遠雷」で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。
2020年7月1日には「パレード – PARADE」でメジャーデビュー。MORISAKI WIN名義で日本コロムビアから音源を出し、ミュージカルでは「ウエスト・サイド・ストーリー」「ジェイミー」「ピピン」に主演してきた。2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」では徳川秀忠を演じる。同じ年に始まったドラマ「パリピ孔明」のRYO役は2025年4月25日公開の劇場版にも引き継がれ、2025年1月期のTBS「クジャクのダンス、誰が見た?」では波佐見幸信を演じた。2025年10月31日公開の映画「(LOVE SONG)」では向井康二とW主演。2026年は映画「黄金泥棒」(4月3日公開)に金城光輝役で出演し、7月21日放送のテレビ朝日「クロスロード 〜救命救急の約束〜」第3話にも顔を出した。
近ごろはカメラの後ろにも回る。2024年、初の監督作となるミュージカル短編「せん」が、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024で最高賞のジョージ・ルーカス アワードに選ばれた。田舎の一軒家を舞台にした24分あまりの作品で、中尾ミエが主演している。俳優、歌い手、そして監督。肩書きは増え続けた。
2025年10月28日放送のNHK Eテレ「ハートネットTV」では、日本国籍を取得したと明かしている。母国ミャンマーの情勢が不安定なことが背景にあった。所属事務所の公式プロフィールに並ぶ趣味は、フライトシミュレーター、ドライブ、ソロキャンプ。深夜の2時間なら、こうした話にも時間を割けるはずだ。
そして生放送の3日後、9月9日から11日までウェスタ川越 ヤオコー大ホールで、ミュージカル「SPY×FAMILY 2 爆弾犬篇&豪華客船篇」のプレビュー公演が幕を開ける。森崎は木内健人とのダブルキャストでロイド・フォージャー役。2023年3月に帝国劇場で上演された初のミュージカル版、2025年秋の再演と続けて主演ロイド役を務めてきた。木内とダブルキャストを組むのは、日生劇場などで上演された2025年の再演からで、今回で3度目のロイドになる。東京公演は9月22日から10月29日まで、東京建物 Brillia HALLで続く。舞台に立つ直前の2時間を、森崎はラジオのスタジオで過ごす。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]





































































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