ほの暮しの庭、発売4日で国内10万本突破 日本一ソフトウェアの田舎暮らしシミュレーション

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日本一ソフトウェアは8月3日、生活シミュレーションゲーム「ほの暮しの庭」の国内累計販売本数が10万本を突破したと発表した。7月30日の発売からわずか4日での到達で、パッケージ版の出荷本数とダウンロード版の販売本数を合わせた数字だ。舞台は山あいの小さな村「彼ヶ津村」。農業や釣り、狩猟といった穏やかな田舎暮らしを楽しめる一方、夜には不穏な気配も漂う。一部の店頭では、すでに品切れも起きている。
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発売4日で大台到達、一部店頭は品切れに
「ほの暮しの庭」は、1991年創業のゲーム会社・日本一ソフトウェアが手がける生活シミュレーションゲームだ。同社は「魔界戦記ディスガイア」シリーズなどで知られ、7月30日にNintendo Switch 2、Nintendo Switch、PlayStation 5、PC(Steam)向けに本作を発売した。発売からわずか4日後の8月3日には、国内累計販売本数10万本の大台に到達している。同社は公式X(旧Twitter)で「多くの皆さまに遊んでいただき、誠にありがとうございます」とファンへの感謝をつづった。10万本という数字は、パッケージ版の出荷本数とダウンロード版の販売本数を合算した値だ。
好調な滑り出しの裏で、一部の店頭ではすでに在庫が底を突いている。同社は「店頭で品切れとなっている店舗もあり、ご不便をおかけしております」としたうえで、「一日でも早くお届けできるよう準備を進めております」と補充を急ぐ考えを示した。発売前のパッケージ版受注本数は、すでに6万本超え。初動から高い注目を集めていたタイトルだった。
舞台は「彼ヶ津村」、昼はのどかで夜は一変する村
物語の舞台は、日本のどこか山あいにひっそりと佇む小さな村「彼ヶ津村(かがつむら)」。プレイヤーは村はずれの古びた小屋と、荒れ果てた庭を与えられ、そこを耕すところから新しい暮らしが始まる。畑仕事や畜産に励みながら、釣りや狩猟、採掘、小屋の改修といった多彩な作業に挑戦でき、村人との交流を深めていく作りだ。
昼間はどこか懐かしいのどかな田舎暮らしを味わえるが、夜になると村はまったく違う顔を見せる。彼ヶ津村には古くから伝わる”掟”があり、破ると恐ろしい出来事が起こりかねない。スローライフとホラーを同居させた構成が、本作の大きな特徴となっている。
「夜廻」スタッフが手がけ、怖さは選べる仕組みに
開発を手がけたのは、ホラーアクション「夜廻」シリーズのスタッフ。ただし本作の怖さは、幽霊が徘徊する「夜廻」とは毛色が異なる。ファミ通の先行プレイレポートは、全体のボリュームの8割が生活シミュレーションで100時間は遊べるとしたうえで、恐怖表現について「夜廻とは違い、人怖系」と紹介している。村人どうしの間に漂う違和感や不気味さで怖がらせる、ミステリー寄りの恐怖という位置づけだ。
ホラー要素が苦手なプレイヤーへの配慮もある。ゲーム開始時に「あんしん暮しモード」を選ぶと、村の掟を破れなくなり、夜間の恐怖演出も起こらない。農業や釣りといった生活パートだけを、安心して長く楽しめる仕組みだ。CERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)のレーティングは”C”(15歳以上対象)に決まっている。
1年がかりの情報公開、SNSと株価にも反響
日本一ソフトウェアは2025年7月のNintendo Directでの発表以降、約1年をかけて本作の情報を段階的に公開してきた。同年9月には東京ゲームショウに出展し、2026年2月には彼ヶ津村の様子を映す24時間ライブカメラを設置している。同時期に「あんしん暮しモード」の存在も明らかにした。4月にはCEROレーティングが決まったことを発表し、6月には報道陣向けの先行プレイ会も開いている。発売までの過程そのものを楽しんでもらう狙いだったという。
10万本突破のニュースを受け、SNSの反応も早かった。ASCII.jpが伝えたところでは、SNSには「神ゲー、時間が溶けまくる」「もっと売れていいタイトル」といった投稿が並んだほか、「シリーズ化してほしい」との期待も目立つという。株式市場も好感し、日本一ソフトウェア(証券コード3851)の株価は、10万本突破の発表を受けて大幅高となった。
品薄の解消急ぐ、次回作にも期待
当面の焦点は、品切れとなった店頭在庫の補充だ。日本一ソフトウェアは追加出荷を進める方針を示している。パッケージ版を待つ購入希望者にとっては、今しばらく店頭在庫の動向が気になるところだ。
発売から1週間足らずでの10万本到達は、日本一ソフトウェアにとって異例の滑り出しとなった。ファンの間では早くも続編やシリーズ化を望む声が上がっている。山あいの小さな村から始まった物語が、この先どこまで広がりを見せるのか。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

































































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