大手町ゲートビルディングが竣工 内神田の新拠点、商業ゾーンは9月7日から順次開業

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
三菱地所は7月31日、東京都千代田区内神田一丁目に「大手町ゲートビルディング」を竣工させた。地上26階・地下3階、延床面積は約8万5400平方メートルで、オフィスフロアは竣工時点ですでに満床となった。農と食のビジネス・産業支援施設「MINORIWA」が8月31日、飲食店などが入る商業ゾーンと観光案内所は9月7日から順次開業する。
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内神田の新拠点、オフィスは竣工時点で満床
大手町ゲートビルディングは7月31日に竣工した。所在地は東京都千代田区内神田一丁目1番16号で、大手町そのものではなく、日本橋川を挟んで大手町と隣接する内神田にあたる。規模は地上26階・地下3階・塔屋2階、延床面積は8万5398.71平方メートル、敷地面積は5105.74平方メートルだ。設計・監理は三菱地所設計、施工は大成建設が担った。用途は事務所、店舗、ビジネス・産業支援施設、駐車場などで、8〜25階の一般賃貸オフィスは竣工時点ですでに満床となった。三菱地所の中島篤社長は「大丸有エリアのオフィス需要は非常に強い」とコメントしている。
「大手町」と「神田」をつなぐ結節点という命名
ビル名に「大手町」を冠しているのは、大手町・丸の内・有楽町エリアと神田エリアをつなぐ「結節点(ゲート)」を意味している。三菱地所が2020年1月に掲げた、丸の内から周辺エリアへつながりを広げる方針「丸の内NEXTステージ」を具体化した事業のひとつだ。事業は第一種市街地再開発事業として進められ、2020年9月に都市計画が決定、2021年4月に既存建物の解体に着手していた。日本橋川には人道橋「仲通り散歩橋」を新設し、大手町の仲通りの機能を神田エリアへ延ばした。江戸城築城の際の荷上場だった鎌倉河岸の歴史にちなむ防災船着場「鎌倉河岸船着場」もあわせて整備し、橋と船着場はいずれも三菱地所が整備したうえで千代田区に寄贈し、すでに引き渡された。千代田区は7月31日、敷地内の「内神田仲通り広場」で両施設の完成記念式典を開いた。同広場は、災害時には帰宅困難者を受け入れるスペースにもなる。
テナントは日立建機や三菱地所設計、商業ゾーンには飲食店が入る
オフィスフロアには三菱地所設計が本社を移転するほか、メーカーや建設関連の大手企業5〜6社が入居する。建設機械大手の日立建機も大手町エリアへの本社移転を計画しているが、日本経済新聞によると移転時期は2027年5月で、竣工と同時の入居ではない。現在の本社がある上野イーストタワー(東京・台東)と比べて床面積は約2割増え、約620人が勤務する予定だという。商業ゾーンには、パンとビストロの店舗、南インド料理店「エリックサウス」、和食店、焼肉店、ドトールコーヒーショップ、ビアホールなどの飲食店が1階に入り、3階にはデイリーヤマザキが出店する。2階には、クラフトサケの醸造所兼タップルーム「haccoba 内神田醸造所」が9月に開業する予定だ。
開業は3段階、商業ゾーンは9月7日から順次
施設全体の開業は3段階に分かれている。8〜25階のオフィスは竣工時点ですでに満床、2〜4階に入るMINORIWAは8月31日に開業する。飲食店などが並ぶ商業ゾーンと観光案内所は9月7日から順次開業する予定で、公式発表は「順次開業」としているため、この日にすべての店舗がそろうとは限らない。このほか18階には、貸会議室などを備えた就業者ラウンジ「GATE LOUNGE」と、フレキシブルオフィス「xLINK大手町ゲートビル」も設けられている。
今後の見どころ
竣工にあわせて整備された人道橋「仲通り散歩橋」と船着場は、大手町の仲通りの機能を神田側へ延ばす役割を担う。大手町ゲートビルディング自体も、環境性能を示すZEB Ready認証やCASBEE建築Sランクなど複数の認証を取得し、非常用電源は72時間の稼働に対応する。商業ゾーンの各店舗の具体的な開業日は、この記事の時点では公表されていない。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]







































































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