沖縄電力、年間配当予想50円を発表 中間25円・期末25円の内訳を公表

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沖縄電力が7月31日午後1時、2027年3月期第1四半期決算とあわせて、これまで未定としていた年間配当予想を1株50円(中間25円・期末25円)にすると発表した。前期の年間30円から20円の増配となる。一方で第1四半期は営業損益が69億円の赤字となり、前年同期の10億円の赤字から悪化。通期の純利益見通しも前期比45.5%減の34億円にとどまる。
年間配当50円、中間25円・期末25円の内訳を初めて公表
沖縄電力は7月31日、2027年3月期の年間配当予想を1株50円にすると発表した。内訳は中間配当25円、期末配当25円で、いずれも従来「未定」としていたものを今回初めて数字で示した。前期(2026年3月期)の年間配当は30円だったため、今回の予想は20円の増配にあたる。中間配当は前年同期の15円からすでに25円へ引き上げられており、期末分もこれと同額の25円とする計画だ。
第1四半期は69億円の赤字、通期純利益は45.5%減の見通し
2027年3月期第1四半期(4〜6月期)の連結決算は、売上高488億1900万円(前年同期比3.3%減)に対し、営業損益は69億円の赤字だった。前年同期の10億円の赤字からさらに悪化しており、売上高に対する営業損益の比率はマイナス2.1%からマイナス14.1%まで落ち込んでいる。経常損益は71億円の赤字、純損益も73億円の赤字だった。
通期の業績予想は、売上高2388億円(前期比8.5%増)、営業利益74億円(同20.4%減)、経常利益50億円(同38.8%減)、純利益34億円(同45.5%減)としている。前期の純利益は燃料費の低下を追い風に44%増となっていたが、今期は電気事業にかかる費用の増加が響き、増収ながら大幅な減益となる見通しだ。
中東情勢による資源価格の不透明感で、これまで「未定」だった予想
沖縄電力はこれまで、2027年3月期の業績予想と配当予想をいずれも「未定」としてきた。理由として、発電用燃料を含む資源価格の動向が、中東情勢などの影響で極めて不透明だったことを挙げている。この不透明感は現在も続いているとしながらも、第1四半期の実績が固まったことを受け、一定の前提条件を置いたうえで今回、通期の業績予想と配当予想をあわせて算定・公表した。
収益はなお不透明、通期予想の下振れ・上振れ双方に注意
今回示された通期予想はあくまで現時点の前提に基づくもので、沖縄電力自身が資源価格の不透明感が解消していないと説明している以上、今後の燃料価格や為替の動き次第で、業績予想が再修正される可能性は残る。
第1四半期だけを見れば赤字が拡大しているが、これは燃料費調整のタイミングなど電力会社特有の季節要因も影響しうる数字で、通期では黒字を見込んでいる点には注意が必要だ。焦点は、今回示した34億円の純利益予想と50円の配当予想を、今後の四半期でどこまで維持できるかに移る。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]







































































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