ニコ生の”レジェンド配信者”クサカアキラさん死去 38歳、急性心不全 京橋バー10周年祝った5日後の訃報

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ニコニコ動画の初期から活動していた配信者のクサカアキラさんが2026年8月18日、急性心不全のため38歳で亡くなった。翌19日、家族が本人のXアカウントで訃報を公表。ひろゆきこと西村博之氏やニコニコ代表の栗田穣崇氏、相方のアケミさんらが追悼の言葉を寄せ、ネット上に悲しみが広がる。
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家族がXで訃報を公表 葬儀は近親者のみ
2026年8月19日午後、クサカアキラさんのXアカウント(@Akira_Kusaka)に家族名義の投稿が上がった。
「本人のアカウントから家族による投稿です 昨日クサカアキラが急性心不全のため永眠致しました」
葬儀は近親者のみの家族葬で行い、「静かに見送りたいという親族の意向にご理解とご容赦の程お願い致します」と続く。最後は「生前はクサカアキラを応援して頂き誠にありがとうございました」の一文で締めくくられた。Xのプロフィールによると1987年12月26日生まれ。38歳だった。
持病の有無や発症の経緯は公表されていない。
化粧配信の”メイクの人” ニコニコ初期から15年以上
クサカアキラさんは2009年頃からニコニコ動画で活動を始めた。歌い手として「歌ってみた」動画を投稿するかたわら、顔出しの雑談配信やゲーム実況を手がける。相方のアケミさんと組んだ「ケミーキラー」名義では「踊ってみた」動画や共同生放送が人気を集めた。
転機は2010年7月の「化粧配信」だった。すっぴんからフルメイクまでの一部始終をニコニコ生放送で見せたこの配信は、「こいつの変化やばい」とネット上で拡散され、「メイクの人」の通称が定着する。ただ、2023年7月に本人がXに投稿した振り返りによれば、この広がり方は不本意だったと明かしていた。
ニコニコ動画でのキャリアは15年を超える。コメント読み、ピアノ演奏、ゲーム実況と幅広く活動を続け、2023年頃からは配信を本格的に再開。ニコ生、ツイキャス、YouTubeの3プラットフォームで日常や音楽を届けていた。
バー10周年の5日後に届いた訃報
2016年、クサカさんはアケミさんと共同で大阪・京橋にバー「Bar ChemmyKiller」をオープンした。ニコニコから飛び出してリアルの場でもファンや仲間と交流する拠点となる。
2025年12月19日、クサカさんはXで店を離れると報告した。「2026年は本格的に新しい自分の人生を1人で歩むために」。新たな一歩を踏み出す宣言だった。
だが、2026年8月13日にはバーの10周年をXで祝福し、翌14日にも投稿を更新していた。それからわずか4日後の18日に急逝した。新しい人生の途上で、あまりに突然の幕引きだった。
ひろゆき「早すぎでしょ」 相方アケミ「まだ信じられず」
訃報を受け、ニコニコにゆかりのある人物から追悼が相次いだ。
ひろゆきこと西村博之氏は「早すぎでしょ、、、一緒に番組とかやれて楽しかったです」とXに投稿。ニコニコ代表でドワンゴ取締役の栗田穣崇氏は「突然の訃報に言葉がありません…ニコニコでの活動でたくさんの人を楽しませていただきありがとうございました」と悼んだ。
配信者仲間の反応も広がる。ドグマ風見氏は「特に仲良くして頂いたので本当に信じられません。悲しいです。ご冥福を祈る事しか出来ず申し訳ありません」。横山緑氏は「色々言っても明るくて振る舞って私を許してくれた素晴らしい女性配信者でした」と振り返った。
十数年来の親友だったふぁんきぃ氏の投稿は長文に及んだ。「ワシはすぐ退学くらったけど同じ高校やったり同じ一つのサブカルを愛す彼女とネットという広大な世界で奇跡的に出逢い」と出会いをたどり、「親友であり似たもん同士の妹の様に思ってました」「アキラの奔放という才能は他に類を見ず、周囲の人を惹き付けて止まないとても素敵な力でした」と綴った。末尾は「ちょい前に話したばっかやんけ。ありがとう」の一言で結ばれている。
20年来の相方であるアケミ氏もXで「相方のアキラが昨日突然この世を去りました。20年来の相方がこの世を去ってしまった。まだ信じられず受け入れられません」と吐露した。
SNSに広がる「信じられない」「ニコ生の青春だった」
Xでは訃報直後から「信じられん」「嘘でしょ」「つらすぎる」といった反応があふれた。ENCOUNTの報道によれば、こうした反応がユーザーの間で急速に拡散している。
Yahoo!ニュースに掲載されたJ-CASTの記事には280件を超えるコメントが付いた。その多くは2009年から2012年頃のニコニコ全盛期を知る世代からのもので、化粧配信や「ケミーキラー」の踊ってみた動画を懐かしむ声が目立つ。
ニコニコ生放送で活動経験のある港区議会議員・新藤加菜氏も「心よりご冥福をお祈りいたします」と反応した。配信者、リスナー、元リスナー、共演者と、立場の異なる人々がそれぞれの思い出とともに追悼の言葉を投稿する流れが続く。
ニコニコ黎明期を共に過ごした世代の喪失感
クサカアキラさんの急逝は、38歳という若さと急性心不全の突然さが重なり、大きな反響を呼んだ。5日前まで普通にXを更新していた人が突然いなくなる。その現実が多くの人に衝撃を与えている。
ニコニコ動画が「ニコ生」の生放送機能を軸に爆発的に盛り上がった2009年から2012年頃、クサカさんはその渦中にいた。当時のリスナーにとっては青春の一部であり、画面の向こうの”知り合い”のような存在だったのだろう。追悼投稿に繰り返し現れる「ありがとう」という言葉が、その距離感の近さを物語る。
家族は静かな見送りを望んでいる。その意向を尊重しつつ、多くの人がそれぞれの場所で静かに別れを告げている。
[文/構成 by さとう つづり]




























































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