リヤドロ、スパイダーマンが世界限定500体で登場 本体価格54万1000円、11月から順次出荷

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リヤドロジャパンが8月16日、マーベルのスパイダーマンをモチーフにしたポーセリン作品を発表した。スペイン発の高級磁器ブランドによる新作で、世界限定制作数は500体。価格は54万1000円(本体価格、消費税は別途)で、同日から予約受付が始まった。
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500体限定、価格は54万1000円
発表によると、出荷は11月から順を追って行われる。購入はリヤドロ銀座サテライトブティック(直営の小型店)のほか、伊勢丹新宿店や日本橋三越本店、阪急うめだ本店など全国17の百貨店内リヤドロショップ、公式オンラインショップの3つの窓口で受け付ける。
発表のタイミングは、実写映画最新作「スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ」の劇場公開と重なった。トム・ホランドが主演を務める同作は7月31日に日米同時公開されたばかりで、劇場での話題が続く中での登場となる。8月1日には、原作コミックでスパイダーマンが初めて世に出た記念日にちなみ、劇場でのミッドナイトIMAX上映や来場者特典の配布も行われた。
映画に合わせたグッズ展開は幅広い。8月7日には全国のコンビニエンスストアやホビーショップで1回950円のハッピーくじが始まり、スイングポーズのスパイダーマン像やハルクとの対決を再現したジオラマ像などが景品に並んだ。数百円のくじから54万円超のポーセリンまで、関連商品の価格帯は大きく広がる。
リヤドロ、73年の手仕事の歴史
リヤドロは1953年、スペイン東部バレンシア近郊の小さな村アルマセラで、ホアン、ホセ、ビセンテのリヤドロ三兄弟が興した磁器ブランドだ。3人とも10代の頃から地元の美術学校で彫刻や絵画を学んでいたという。創業から70年余りがたった今も、作品はすべてバレンシアの工房で職人が一つひとつ手作業で仕上げる。
淡い色合いと繊細な造形で知られ、扱う色数は4000色以上に上る。展開国は120を超える。日本には資本金1億円のリヤドロジャパンが1986年に設立され、以来およそ40年にわたって窓口を担ってきた。本社は東京・銀座に構え、百貨店を中心に販売網を広げてきた。
スヌーピーやスター・ウォーズとも協業
リヤドロは今回以前にも、複数のキャラクター作品を手がけてきた。ディズニー作品やポケモンのピカチュウ、ドラえもんに加え、スター・ウォーズではダース・ベイダーやグローグー、R2-D2のほか、レイア姫やハン・ソロといった人気キャラクターを次々と磁器にしてきた。ラインナップには、ワーナー・ブラザースのバッグス・バニーやトゥイーティーも並ぶ。
リヤドロとピーナッツの協業は、これまでに複数回ある。2021年にはピーナッツ生誕70周年を記念し、スヌーピー&ウッドストック(3万6300円)やチャーリー・ブラウン(6万8200円)の人形を発売した。2023年には自社の創立70周年に合わせ、第一次世界大戦の撃墜王に扮した「フライング・エース」のポーズを再現したポーセリンと、磁器の透光性を生かして光を通すと模様が浮かぶ「リトファン技法」のテーブルランプを追加した。
リヤドロによれば、キャラクター作品はいずれもライセンス元の審査・承認を経てから製作に入る仕組みだという。ディズニーやスター・ウォーズの作品も、この過程を経て世に出てきた。今回のスパイダーマンは、マーベル作品を扱う新たな一歩となった。
台座はニューヨークのアール・デコ調
作品は、跳躍と静止の均衡が同居する代表的なポーズを再現した。赤と青を基調にしたスーツには、緻密な彫りによる網目模様が広がる。発色には奥行きを出す表面仕上げが施され、光の当たり方で陰影が変わる。台座には、1920〜30年代のニューヨークの摩天楼を彩ったアール・デコ様式の建築から着想を得た構造物を採用した。全高35cm、幅42cm、奥行き35cmという堂々としたサイズで、飾ったときの存在感も大きい。
54万1000円という価格の背景には、時間をかけた手仕事がある。型の開発だけで3カ月を費やし、彫刻や絵付けを含む装飾作業もおよそ3週間に及んだという。仕上げまでの製作日数は21日で、1体につき14点のポーセリンパーツを職人が手作業で組み上げる。デザインから彫刻、絵付けまでを、熟練したアーティストのチームが担った。
リヤドロの通常ラインナップと比べても、価格の位置づけは高い。小型の置物であれば1万円台からそろう一方、限定生産の上位モデルにはスター・ウォーズの「黄金のダース・ベイダー」(86万9000円、世界限定70体)やポケモンの「ピカチュウ&イーブイ」(100万円、世界限定288体)、五月人形の限定版「流鏑馬」(102万3000円)のように50万円を超える作品も過去に存在する。54万1000円というスパイダーマンの価格は、リヤドロの限定生産ラインの中では突出した最高値ではなく、こうした上位モデル群と肩を並べる水準にある。
予約は本日開始、出荷は11月から
出荷は11月からで、予約分がすべて一度に届くわけではなく、順を追って発送される。百貨店の取扱店は北海道から九州まで広がり、大丸札幌店や日本橋三越本店、玉川髙島屋、京都髙島屋、岩田屋本店(福岡)など全国17カ所に上る。
500体という数字は、日本国内向けの割り当てではない。120カ国以上に及ぶ世界の販売網全体に共通する総数だ。国内での入手は、より狭き門になる。
店舗に足を運ばなくても、公式オンラインショップから直接予約できる。予約はすでに始まっており、出荷開始の11月まで3カ月足らずとなった。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]








































































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