酷暑日、25日は東海各地で40℃以上を観測 気象庁の新用語の基準と猛暑日との違い

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25日は東海各地で最高気温40℃以上を観測し、「酷暑日」となった。酷暑日は気象庁が2026年4月に決めた予報用語で、基準は日最高気温40℃以上。35℃以上の猛暑日より範囲が狭く、警報や熱中症警戒アラートの名称ではない。
東海5地点で40℃以上を観測
気象庁の25日15時20分現在の速報値では、岐阜県美濃市で40.8℃、多治見市で40.7℃、三重県桑名市で40.6℃を観測した。静岡県浜松市中央区は40.3℃、愛知県豊田市は40.0℃に達し、東海4県の5地点が酷暑日となった。山梨県甲府市でも40.0℃を観測し、全国では6地点となった。数値は速報値で、後に修正される場合がある。
正午の段階では、桑名、多治見、豊田で予想最高気温40℃と報じられていた。だが、その後は実際の観測値が基準に届いたため、「40℃予想」から「40℃以上を観測」へ状況が変わった。
25日より前から極端な高温が続く。24日は桑名で40.8℃、美濃で40.2℃を記録し、国内で酷暑日の地点が出たのは4日連続となり、従来の統計史上最長記録に並んだ。25日も東海などで40℃以上を観測し、国内では5日連続となって最長記録を更新した。
酷暑日の基準は日最高40℃
気象庁は4月17日、最高気温40℃以上の日の名称を「酷暑日」と正式に決め、今後の情報で使うと発表した。公式の予報用語一覧にも、日最高気温40℃以上の日として掲載されている。
名称を選ぶため、2月27日から3月29日まで一般アンケートを行った。酷暑日が最も多い支持を集め、有識者からも社会になじみがあり、日本語として適切との意見が寄せられたことが決め手となる。
ただし、言葉自体は2026年に初めて生まれたわけではない。日本気象協会は気象予報士への調査をもとに、2022年8月から同じ基準で「酷暑日」を使っていた。2026年4月に気象庁の正式な予報用語へ加わった、という順序だ。
猛暑日との差は5℃、酷暑とは別
気象庁の区分は、夏日が日最高気温25℃以上、真夏日が30℃以上、猛暑日が35℃以上、酷暑日が40℃以上となる。40.0℃も基準に含まれ、39.9℃は酷暑日ではない。
酷暑日は猛暑日の条件も満たす。このため気象庁の地点数集計では、猛暑日の数に酷暑日の数を含む。40℃を境に、猛暑日の中でも高温の地点を分かりやすく示す呼び名となった。
一方、「酷暑」は厳しい暑さを表す一般語で、気象庁の予報用語一覧には数値基準が示されていない。「酷暑日」は日最高気温40℃以上と定義された正式な用語であり、一般語の「酷暑」とは分けて考える必要がある。
新用語は熱中症アラートではない
酷暑日は気温の区分で、発表そのものが警報やアラートになるわけではない。熱中症警戒アラートは環境省と気象庁が共同で発表する情報で、府県予報区等内の暑さ指数情報提供地点のいずれかで、翌日・当日の日最高暑さ指数が33に達すると予測した場合に発表される。暑さ指数は気温、湿度、日射量などをもとに算出され、酷暑日とは基準と役割が異なる。
40℃に届かない地域でも熱中症は起こり得る。環境省と気象庁は、アラートが出ていない場合も身近な場所の暑さ指数を確認し、涼しい環境で過ごすことや、休憩、水分・塩分補給を呼びかける。新しい名称は危険な高温を伝える目印だが、日々の行動は暑さ指数や体調と合わせて判断することが欠かせない。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]


































































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