やよい軒、~三陸の恵み~さんまの塩焼定食を9月16日発売 990円と小鉢付き2種の価格、数量限定の販売条件を整理

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定食チェーン「やよい軒」を運営するプレナスが、三陸産さんまを使った「~三陸の恵み~さんまの塩焼定食」を9月16日から数量限定で発売する。価格は990円から、小鉢付きは1,190円と1,310円の2種類だ。2026年はさんまが記録的な不漁で、この定番メニューが例年通り並ぶこと自体に意味がある。
9月16日発売、価格は990円から
やよい軒は9月16日(水)、「~三陸の恵み~さんまの塩焼定食」を全国の店舗で数量限定発売する。対象は全国の「やよい軒」379店舗(2026年8月末時点)。基本の「さんまの塩焼定食」は990円。茄子の小鉢が付く「【揚げ出し茄子小鉢付】さんまの塩焼定食」は1,190円、牛肉の小鉢が付く「【ミニすき焼き小鉢付】さんまの塩焼定食」は1,310円になる。
使用するさんまは三陸産、東北の太平洋沿岸でとれたものを使う。注文を受けてから1尾ずつ店内で焼き上げるのが特徴で、パリッと香ばしい皮とふっくらとした身、ほどよく乗った脂を楽しめるという。大根おろしとレモンを添えて提供し、無料のだしサービスをかければお茶漬け風にアレンジできる。
毎年恒例、今年はさんま不漁の年
さんまの塩焼定食は、やよい軒にとって初めての商品ではない。三陸産さんまを使った塩焼定食は少なくとも2022年以降、毎年秋になると数量限定で登場してきた。値段は年によって動いている。同じ茄子小鉢付きで比べると、2024年は960円だった。2025年には1,190円まで上がり、2026年もこの水準を保っている。
もっとも、今年は例年と事情が違う。水産庁が7月28日に発表した長期漁海況予報によると、2026年8〜12月の漁期に日本近海へやってくるさんまの推定分布量は42.9万トン。前年の109.9万トンを大きく下回り、調査を始めた2003年以降で最少の水準になる可能性があるという。主に漁の対象となる1歳魚の推定割合も17.2%にとどまる。前年の59.6%より低く、魚体も昨年より小ぶりになる見通しだ。
不漁の背景には、海水温の上昇があるとされる。水温が上がるとさんまの餌になるプランクトンが減り、魚が日本の近海まで寄り付きにくくなる。かつての主要な漁場は日本の排他的経済水域の中にあったが、今はさらに沖合の公海が漁の中心になっているという。漁場が遠くなれば燃料代がかさみ、漁に出られる日数も限られる。水揚げが減ればなおさら漁に出にくくなる、という悪循環も指摘されている。
不漁は値段にも表れた。豊洲市場では7月、今シーズン最初に入荷したさんまに1キロあたり70万円の値が付いた。前年の初入荷は30万円だった。2024年に記録した過去最高値も50万円で、いずれも大きく上回る記録的な高値となる。不漁と高値が伝えられる中、やよい軒は昨年と同じ価格帯での発売にこぎつけた。秋の味覚として親しまれてきたさんまを、1尾丸ごと1,000円前後で味わえるようにした点は、外食チェーンとしては手堅い挑戦と言えそうだ。
揚げ出し茄子とすき焼き小鉢の中身
小鉢付きの2メニューは、それぞれ違う食べ方を提案している。「揚げ出し茄子小鉢付」に付くのは、衣を付けて揚げた茄子とオクラに、本醸造醤油をベースにした天つゆをかけた一品。さっぱりとした後味で、さんまの脂と合わせやすい組み合わせだ。「ミニすき焼き小鉢付」は、牛肉を甘辛く煮た”ミニすき焼き小鉢”が主役になる。ご飯が進む味付けで、しっかり食べたい日に向く一皿だ。
さんま自体の焼き方も丁寧だ。冷凍のまま一気に焼くのではなく、注文が入ってから1尾ずつ店内のグリルで焼き上げる。皮はパリッと香ばしく、身はふっくらと仕上がるという。定番の大根おろしとレモンで塩焼きらしいさっぱりとした味わいを楽しめるほか、やよい軒の定食に付く無料のだしサービスを使えば、途中でお茶漬け風に味を変えることもできる。1皿で2通りの楽しみ方ができる工夫だ。
小鉢を選べる仕組みは、その日の気分に合わせやすい。さっぱり食べたい日は揚げ出し茄子小鉢、しっかり食べたい日はすき焼き小鉢というように、同じさんまの塩焼きでも満足感の方向を変えられる。定食にはご飯と汁物も付くため、丼や麺類とは違う、いわゆる”和定食らしい”組み立てで秋の味覚を楽しめる献立になっている。
379店舗で数量限定、期間の定めなし
今回の発売対象は、全国の「やよい軒」379店舗。公式発表では「数量限定発売」とだけ案内されており、販売終了日や店舗ごとの数量の上限は示されていない。気になる人は、発売直後の来店を検討したい。
さんまを巡る状況は、しばらく落ち着かないだろう。水産庁の予報通りに不漁が続けば、店頭に並ぶさんまの数や大きさ、仕入れ値は今後も変動しかねない。やよい軒が来年以降も同じ価格・同じボリュームで秋の定番を出し続けられるかは、海の資源量そのものに左右される。今年の”三陸の恵み”は、そうした背景も含めて味わう一皿になる。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]






























































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