清水良太郎さん急逝、37歳 父・清水アキラと親子コンサート共演からわずか2か月「これからだったのに」「早すぎる」悲しみの声相次ぐ

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
ものまねタレント・清水アキラの三男で元タレントの清水良太郎さんが8月1日、東京都中野区の自宅で亡くなった。37歳だった。6月5日には父と親子ものまねコンサートを開いたばかりで、再起の途上にあった。SNSでは「早すぎる」「これからだったのに」と惜しむ声が広がる。
↓ 詳細が気になる方は、このまま下へ ↓
8月1日夜、自宅で関係者が発見
タレントの清水良太郎さん(37)が東京都中野区の自宅マンションで亡くなっていたことが、8月2日に分かった。関係者によると、1日夜に連絡が取れなくなったため、マンションの部屋に駆け付けた関係者が意識を失っている清水さんを発見し、119番通報。その場で死亡が確認された。
所属事務所はスポニチの取材に対し「亡くなったことは事実です。詳しいことはまだお話できません」と答えている。
清水さんは1988年8月15日生まれ、東京都新宿区出身。ものまね界で「ものまね四天王」として一時代を築いた清水アキラ(72)の三男にあたる。
「功名が辻」でデビュー、覚醒剤逮捕で転落
芸能界への入り口は俳優だった。高校在学中の2006年、NHK大河ドラマ「功名が辻」でデビュー。2008年にはTBS系ドラマ「ごくせん」第3シリーズに出演し、2013年にはNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で若き日の橋幸夫役を演じた。
歌唱力も高く、2011年にはフジテレビ系「オールスター芸能人歌がうまい王座決定戦スペシャル」で優勝。父譲りのものまねの実力と端正なルックスで、着実にキャリアを積み上げていた。2016年5月には一般女性と結婚し、同年11月に第1子となる長女が誕生する。
だが2017年2月、違法カジノ店での賭博が報じられ活動を一時自粛。同年7月に復帰したものの、10月には覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された。裁判では懲役1年6月、執行猶予3年の判決が下る。
父アキラはオリコンニュースの取材に応じた謝罪会見で「このたびは私のせがれ清水良太郎が世間をお騒がせし、多大なご迷惑をおかけして本当に申し訳ございません」と涙を流した。事務所解雇の方針を明かしつつも「突き放したいけど、やはり家族ですから」と複雑な胸の内をのぞかせている。
2021年4月には妻への傷害容疑で再び逮捕され、芸能界との距離はさらに広がった。
路上ライブから再出発、親子の舞台に戻るまで
表舞台を離れた後、清水さんは運送業に従事するなど一般社会での生活を送った。2023年5月に集英社オンラインのインタビューに応じた際には、廃品回収や害虫駆除の仕事に就いていた時期があったと打ち明けている。
転機は路上ライブだった。川崎駅で偶然見かけた路上ライブに触発され、自らもものまね路上ライブを始める。その様子をYouTubeやTikTokで配信すると、少しずつ仕事につながり始めた。
2023年にはBreakingDown8に出場。ABEMA「愛のハイエナ」シーズン3にも出演し、YouTubeの「街録チャンネル」では過去の逮捕について赤裸々に語った。オリコンニュースによると、2024年からタレント活動を本格的に再開している。
そして2025年9月、父アキラとの「親子ものまねコンサート」が東京・有楽町朝日ホールで実現。好評を受け、2026年6月5日には東京・なかのZERO大ホールでアンコール公演が開かれた。1000人以上のファンが詰めかけ、良太郎さんは近藤真彦の「愚か者」や尾崎豊の「15の夜」、玉置浩二の「メロディー」「田園」などを披露。日刊スポーツの取材に「生きているうちに、(アキラを)使っておこうと思っています」と笑わせた。
アキラが「あと45年は」と続投を宣言すると、良太郎さんは「せめて20年ぐらいにしてくれよ」と返し、親子ならではの掛け合いで会場をわかせていた。
生前のインタビューで語っていた”あの日”
集英社オンラインが訃報を受けて再配信した2023年のインタビューには、清水さんの壮絶な半生が記録されている。
運送業の契約が解除され、路頭に迷った時期があったと清水さんは語った。廃品回収の現場では「あれ清水だ」と笑いものにされ、「親父も呼んで麻雀やろうや」とバカにされたこともあったという。
追い詰められた清水さんは、かつてドラマのロケで訪れた神奈川県の三崎口方面へ向かったが、川崎駅で下車。偶然見かけた路上ライブに「これかな?」と活力が湧き、カラオケ店に入った。心配した友人からの連絡で事態を察した父アキラは、マネージャーに場所を調べさせ、カラオケ店の前に駆け付けた。
「親父は怒るでもなく『あー間に合ったよ』と言ってくれて。僕は思わず号泣してしまいました」。清水さんはそう振り返り、アキラが誕生日プレゼントとして買ってくれたアンプを担いで初めての路上ライブに出たと明かしている。
インタビューの最後に清水さんは将来の夢を聞かれ、こう答えた。「銀座でものまねのショーパブを持ちたい。構成を親父に考えてもらうのもアリですね」。
覚醒剤については「今やりたいかと聞かれればやりたいとは思わない」としつつ、「でも、たぶんってついちゃうくらい覚せい剤は強力です。あれだけは絶対に経験しちゃいけない」と語っていた。
SNSに広がる惜しむ声と父への心配
訃報が伝わると、SNSでは「早すぎる」「これからだったのに」と驚きと悲しみが広がった。オリコンニュースによれば「え?嘘だろ!」「すげービックリ」「残念です…」といった反応が相次いでいる。
目立つのは父アキラを心配する声だ。2017年の謝罪会見を覚えている人が多く、「親より先に子どもを亡くすのは一番つらい」「清水アキラさんの気持ちを思うと胸が痛い」といった投稿が見られる。
過去の不祥事に触れる厳しい意見も一部にはある。だが全体としては、6月のコンサートで笑顔を見せていた親子の姿と突然の別れとのギャップに、多くの人が言葉を失っている。
清水アキラは6月のコンサート会見で「親子でも人のせいにしてはいけないです。全部、自分のせい。誰のせいでもないんです」と語り、清水良太郎さんは「あと20年は親子コンサートを続けたい」と笑っていた。
[文/構成 by さとう つづり]



































































コメントはこちら