MonsterZ MATEのアンジョーが活動終了 理由は「心身の負担」、コーサカは1人でユニット継続 アンジョー名義の作品は12月末で販売終了

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
男性VTuberユニットのMonsterZ MATEと運営のバルス株式会社は11月5日、メンバーのアンジョーが同日付で活動を終了したと発表した。理由は「心身への負担」で、アンジョー本人もXで「心身の負担が大きく、体調を崩すことが多くなってしまいました」と説明している。相方のコーサカは今後も1人でMonsterZ MATEとして活動を続ける。メロンブックスとBOOTHにあるアンジョー名義の作品は、2026年12月末まで販売したあとに終了する。
MonsterZ MATEとバルスがアンジョーの活動終了を発表
発表は11月5日17時、MonsterZ MATE公式X(@monsterzmate)への投稿だった。「MonsterZ MATE アンジョー活動終了のお知らせ」と題した文書を画像で掲載し、文末にはMonsterZ MATEとバルス株式会社の連名が入っている。
— 🐺🦇MonsterZ MATE@新曲「panorama」配信開始!! (@monsterzmate) November 5, 2026
文書によると、アンジョーは心身への負担から活動を続けることが難しい状況になり、本人と話し合いを重ねた結果、活動の終了が決まった。今後、アンジョーがMonsterZ MATEとして新たな収録や出演をする予定はないという。公式サイトにも同じ日付で「MonsterZ MATEアンジョー活動終了のご報告」が載った。
アンジョー本人も同じ17時台、自身のX(@mzm_anjo)で公式の発表を引用し、4回に分けて思いを伝えた。書き出しは「突然のお知らせとなってしまい、申し訳ありません」。今後の予定を箇条書きで伝えたあと、最後の投稿ではこうつづっている。
「この活動をできたこと、皆さんにお会いできたこと、いっぱいいろんなものを作れたこと、本当に幸せでした。自分にとっての青春でした。」
公式の発表は、21時時点で表示回数が270万回を超えた。アンジョーの1本目の投稿も100万回を超えており、発表から数時間で多くの人の目に触れている。
活動終了の理由は「心身の負担」 休止ではなく終了
理由について、公式とアンジョー本人の説明は一致する。公式の文書は「心身への負担からMonsterZ MATEとしての活動を続けることが難しい状況となり」と書いた。本人の投稿は、もう少し踏み込んで経緯を語っている。
「以前よりMonsterZ MATEの活動の中で心身の負担が大きく、体調を崩すことが多くなってしまいました」。アンジョーはそう打ち明け、「改善に向けて努力して参りましたが、このまま続けることは困難と判断し、本日付で活動を終了することとなりました」と続けた。負担は以前から抱えていたもので、改善を目指して努力したうえでの判断だったことが、本人の言葉から分かる。
公式も本人も、具体的な病名などには触れていない。
発表されたのは一時的な休止ではなく、活動の終了だ。公式は新たな収録や出演の予定がないと明記し、本人も自分からの発信は11月5日で終えるとした。いずれ戻ることを前提にした一時的な休みとは、扱いがはっきり異なる。
発表の直前まで、ユニットの動きはふだんと変わらなかった。10月22日には公式サイトで「MZMハロウィン2026」の衣装設定資料を公開し、11月3日にも公式YouTubeチャンネルに新作動画が上がっている。それだけに、ファンにとっては突然の知らせとなった。
今後どうなる コーサカは1人でユニット継続、作品は12月末まで
公式の文書とアンジョー本人の投稿から、今後の予定は次のとおりだ。
| 項目 | 今後の扱い |
|---|---|
| 収録、出演 | 新たな予定はなし |
| 収録済みの動画など | 収録済みの動画、 |
| X、Bluesky | アカウントは残す。本人の発信は、 |
| C109 | 欠席 |
| 名義の作品 | メロンブックス、 |
| 11月7日のフェス | コーサカのみ出演 |
| ユニット | コーサカが1人で継続 |
C109は、12月29日から31日まで東京ビッグサイトで開かれる冬のコミックマーケットを指す。アンジョーはプロフィールに「歌を歌う狼男。絵を描くことも好き。」と書き、イラスト本なども手がけてきた。手元に残したい作品がある人は、12月末が区切りになる。
公式Xは17時2分、YouTubeの公式チャンネルに上げた38秒の動画「ご報告」も投稿した。報道によると、動画ではコーサカが今回の件についてコメントし、深く頭を下げた。今後も1人でMonsterZ MATEとして活動を続けることも、この動画で伝えている。
17時6分には、11月7日に開かれる「YAOYOROZU FESTIVAL’26/こいこい神楽」の出演についても告知があった。MonsterZ MATEはコーサカのみで出演すると説明し、「楽しみにしてくださっていたファンの皆様にはご迷惑とご心配をおかけし、深くお詫び申し上げます」とわびている。発表から2日後、コーサカは1人でステージに立つ。
MonsterZ MATEとは 2018年デビューの男性VTuberユニット
MonsterZ MATE(略称MZM)は、2018年5月に活動を始めた2人組の男性VTuberユニットだ。吸血鬼でラッパーのコーサカと、狼男でボーカルのアンジョー。キャラクターの設定からして対になったコンビで、VTuberという言葉が広まり始めた時期から活動を続ける、数少ない男性ユニットの一組として知られてきた。
ふだんの動画は、2人や招いた友人が1つのテーマで語り合う雑談動画が中心で、ゲストを招いた「ロシアンシュークリーム」などの企画動画もある。音楽ではオリジナル曲や歌ってみた動画を数多く出し、「Beep☆CARAMEL」のMVも公開した。2021年12月には、日常の1週間を描いた10曲入りの3rdアルバム『WalkerZ』をリリースしている。
ライブも活動の大きな軸だった。2023年5月21日にKT Zepp Yokohamaで開いた5周年のワンマンライブ「大騒動」では、全編を生バンドの演奏で届けた。
運営するバルスは、バーチャルライブのプラットフォーム「SPWN」も手がける会社だ。2025年7月14日付で吉本興業グループのFANYに全株式を譲渡し、同社の子会社になった。
「今まで楽しませてもらいました」ファンやほかのVTuberの反応
公式の発表への返信には、「今まで楽しませてもらいました」「お疲れ様でした ゆっくり休んでください」と、これまでの活動へのお礼と体を気づかう言葉が並んだ。「健康第一」と短く書き込む人もいる。
驚きはファンに加え、VTuberやバーチャルシンガーの間にも広がった。忍者系VTuber声優の朝ノ瑠璃はXで「嘘でしょちょっと待ってくれ……」と投稿したと報じられている。
8年半にわたった2人の活動は、11月5日で区切りを迎えた。アンジョーは最後の投稿で「応援してくださった皆様、関わってくださった皆様、すべての方々に感謝いたします」とつづり、MonsterZ MATEの名前はコーサカが1人で背負っていく。
[文/構成 by ライター ミヅキ]







































































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