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しょうやん男三兄弟、収益化の再審査も却下 停止理由「未成年者の意に反して注目を浴びることを促すコンテンツ」とは 3カ月後に「ラストチャレンジ」

しょうやん男三兄弟、収益化の再審査も却下 停止理由「未成年者の意に反して注目を浴びることを促すコンテンツ」とは 3カ月後に「ラストチャレンジ」

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

登録者62万人の家族系YouTubeチャンネル「しょうやん男三兄弟」が10月24日、収益化の再審査が通らなかったと動画で報告した。父親のしょうやんによると、判断の理由は前回と同じ「未成年者の意に反して注目を浴びることを促すコンテンツ」。3カ月後に「ラストチャレンジ」として再び申請する考えだ。この理由が何を指すのかを、YouTubeが公開しているポリシーの言葉から整理する。

再審査も通らず「YouTubeですね、復活できませんでした」

10月24日に公開した動画のタイトルは「Youtube復活は認められませんでした。」だった。しょうやんは冒頭で「YouTubeですね、復活できませんでした」と切り出し、再審査に向けて協力してくれた視聴者に感謝を伝えた。

それでも、気持ちは切れていない。「YouTubeの復活は諦めません」と話し、「3カ月後ラストチャレンジします。もう次やって無理やったらやっぱ厳しい」と、次の申請を最後の機会と位置づけた。

判断の理由について、しょうやんは前回と同じく「未成年者の意に反して注目を浴びることを促すコンテンツ」とされたと説明した。そのうえで「なんやねんと思ってます、正直」と、納得しきれない胸の内も隠さなかった。コメント欄には「YouTube公式にまじで届けー」など、復活を願う書き込みが並ぶ。

9月の引退発表から、過去動画2200本の削除まで

チャンネルは父親のしょうやんと母親、3人の息子による家族の日常を届けてきた。流れが変わったのは9月12日だった。しょうやんはYouTubeからの引退を発表し、理由として収益化の停止に加え、チャンネルそのものが「永久BAN」になるおそれを挙げた。活動の軸はDMMのオンラインサロンへ移る。

ただ、YouTubeを完全に手放したわけではなかった。10月13日の動画で、ポリシーに抵触するおそれがある過去動画2200本を削除したと報告し、問題ないと判断した10本だけを再び公開した。あわせて、10月15日に新作を1本投稿し、その再生数や反応を見たうえで再審査を申請する方針を示していた。

結果は、冒頭のとおり却下。再公開した10本も削除することになり、しょうやんは「これもいけないってことです、簡単に言うと」と説明した。これでYouTube上の過去動画はすべてなくなるという。

停止理由「未成年者の意に反して注目を浴びることを促すコンテンツ」とは

今回の判断で、どの動画がどの基準に触れたのかは明らかにされていない。ここでは個別の動画には立ち入らず、YouTubeヘルプで公開されている「子どもの安全に関するポリシー」の記述を見ていく。

「意に反して注目を集めない」ための決まり

ポリシーは、未成年者が出演するコンテンツについて「未成年者は社会的に弱い立場にあるため、YouTube には未成年者が意に反して注目を集めないように守るためのポリシーが設けられています」と書く。しょうやんが伝えられたという理由と、考え方の向きは重なる。

投稿してはいけない例としては、体の不自然な捻じ曲げやASMRなど「未成年者への不適切な注目を喚起するような活動」を披露するものが挙がる。ほかにも「未成年者を辱める、欺く、侮辱することを目的としたコンテンツ」、危険なスタントやいたずらなど、けがにつながりかねない状況に未成年者を巻き込むことも禁止の対象だ。親が虐待や育児放棄を装う演出、子どもに激しい恥辱や屈辱を感じさせる内容も認めていない。

違反でなくても機能が制限される

目を引くのは、違反がなくても制限がかかりうる点だ。子どもが出演するコンテンツでは、ポリシーに違反していなくても、チャンネル全体や個々の動画でコメント、チャット、ライブ配信、おすすめへの表示などが無効になる可能性があると明記している。

投稿する側への助言も具体的だ。未成年者は必ず大人の監督のもとで、年齢にふさわしい服装と活動で出演させること、好ましくない注目を受けるリスクがないかを事前に考えることを求める。

しょうやんが語ったこの先の撮り方は、この助言と重なる部分がある。YouTubeに問い合わせたところ、今後3カ月の撮影方針を示し、ガイドラインを守った動画を出し続けるよう求められたという。

過去動画はDMMへ、YouTubeは「大人と一緒」の週1本

新しい方針では、大人が一緒に出演し、子どもと撮影した動画を毎週土曜18時に1本ずつ投稿する。3カ月間、この形を積み重ねていく。

YouTubeから消えた過去動画は、DMMに開設した専用の新チャンネルで見られるようにする。6年間で投稿してきた800本以上を1日1本ずつ公開し、月額はDMMで設定できる最低価格だという550円。既存のサロン「しょうやん男三兄弟【保護者の会】」は月額1100円で、11月からは投稿を火曜と木曜の週2回にする。月1回のプレゼント企画は続ける。

「激しめの内容」は、引き続きDMMだけで公開する。しょうやんはその理由を、等身大の喧嘩や涙を挙げながら「逆に言うと、嬉し涙でもその涙もAIとかやったら悲し涙に映ってしまったりする」と語った。家族にとっては日常の一場面でも、見え方が変わることへの警戒がにじむ。

三兄弟が出場するキックボクシングの試合には、サロン会員4人と新チャンネルの会員2人の計6人を招く予定だ。

3カ月後の「ラストチャレンジ」へ

次の申請は3カ月後。それまでの間、YouTubeに並ぶのは大人が加わった週1本の動画だけになる。しょうやん本人が「次やって無理やったらやっぱ厳しい」と話すように、この3カ月は最後の申請に向けた大事な期間になる。

家族の日常を届ける場は、YouTubeとDMMの二つに分かれた。毎週土曜18時の1本を重ねた先に、最後の申請が待つ。

[文/構成 by ミヅキ]

寄稿者

ミヅキ
Xで今どんな話題が盛り上がっているかを追いかけるのが日課のWebライター、ミヅキです。SNS発のニュースやネットの反応、思わぬ形でバズった出来事を中心に担当しています。紹介する投稿は本人や公式のものかを確かめてから扱い、反応を大げさに盛らないのが自分ルール。トレンド欄を眺めながら飲むカフェラテが一日の始まりです。

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